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2008年05月18日
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カテゴリ:日々の記録
あっという間に5月も半ばを過ぎた。
春先の低空飛行の日々からすれば、比較的活動的に過ごしているところ。
取りあえずまとめて書いておく。

・5月の連休のこと。
名古屋から学生時代の友人一家来訪。にぎやかなひと時を過ごした。
Fちゃんと話すと、なんだか自分が取り越し苦労ばかりしているような気がする。
彼女の大らかでのびのびした人柄に触れると、学生時代はただうらやましくてしかたなかったけれど、今は、彼女の繊細な部分をも持ち合わせた静かな強さ、逞しさを心から尊敬している。
4人の子育て中の彼女と話すたびに思う。生み育てるということは頭で考えるよりずっと、本能的で、感情的な行為なんだな、と。そして、与えるだけでなくて、受け取るものがはるかに大きい行為なのだと。育てているようで、育てられているのだ。

・連休の続き。
夜明けに車で家族3人出発、東京の母校へ。娘は夢の中のまま車中の人に、信州でお目覚め。
懐かしい母校、といっても1年前も訪ねていたのだけど、2日にかけてゆっくりキャンパスを散策したり、大学に程近い学生寮のあたりを車で走ったり、というのはまったく久しぶりのことで、娘にあちこち教え歩いていた。
娘はリュックサック(おむつパンツ入り)と水筒を背負い、張り切って歩く。元気。
予定していた人も、そうでない人も、懐かしい友達、先輩、恩師にたくさんお会いした。
東京滞在中、そしてその往復の道中、カワウソさんと話し続けた。昨年末の出来事から、宮本輝の小説を読み、味噌を仕込み、冬の間からずっと考えて続けていた、「時間をかけてもたらされるものの意味」。
味噌が熟成するように、10年後、20年後に、今感じている以上に、亡くなった子が私たちに教えてくれたことの意味を噛み締める時が必ず来る。あの瞬間もきっとそうだろうと直感的に思っていたはずだけど、今、素直に、強く信じられる、そういう気持ちの段階へ進んできたのだなぁと気付いた。
自分の、そして私たち家族の心の経過として、思い出に深く刻みたい、意味のある旅になった。

・連休その後の週末。カワウソさんの提案で思いがけず2泊帰省させてもらった。家族3人プラス、ラッキー。連休の疲れか気候の変化か発熱していた私、どうにか荷造り。
それでもずっと気がかりだった友達に会いに行った。子守りを父に頼んで(「じいじとおるすばん、するわー」と娘の方から言われた。)、カワウソさんと2人で訪ねた。
お裾分け、とおみやげにもらった無農薬野菜のスナップえんどうときゅうり、私が彼女を思うのと同じに、私のことよりもっと気がかりなことも抱えているはずなのに、ずっと心配していてくれた友達の気持ちが染みて、受け取った手がずしりとした。
そして娘、雨の間は母の琴で遊んだり、雨があがったら庭仕事を手伝ったり、散歩に行ったり、のびのび遊んで楽しい週末を過ごした。子守りの両親も(疲れただろうけど)楽しかったはず。

・あちこちあわただしい日々の合間、夜、娘が寝付いてからの時間はただただ解放感に浸っていたりした。そういう時間のおともはパソコンではなくて、他愛ないテレビ番組か(火曜日の夜のドラマ「おせん」だけはこのところ欠かさず見ている。ファンタジーだなぁという点があることは否めないけど、蒼井優ちゃんのおせんは私でも見惚れる可愛さ、江戸の言葉遣いも彼女ならアリやなーと思わせてしまう)、本だ。
4月は家事、家政に関する実用本が多く、その後集中的に山本ふみこさんのエッセイを読んでいた。行き詰まった感覚がある時、山本さんのエッセイに気持ちをなだめてもらうことが多い。
それが、実家で久しぶりに手にした藤沢周平の短編集を2泊の間に読み、帰宅してからはなぜかいきなりジェーン・オースティンに手が伸び、岩波文庫の「説きふせられて」と「高慢と偏見」を立て続けに読みかえした。
日常とかけ離れたところに身を置きたくなる時、現実にはそうもできないから、小説の世界にいく。そういう時はどうも私、うわのそらでいたいみたいだな。





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最終更新日  2008年05月18日 22時34分29秒
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