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カテゴリ:こどもとの生活
娘と蛍を見に行った。
せっかくなので、ゆかたを着せた。髪は1つにまとめ、手持ちの飾りUピンを挿してみた。足元は下駄では頼りなさそうなので、サンダルにした。 きものを着るとおすましになる娘、ずっと着たがっていたので、念願かなってかえってはにかんでいたみたいだった。 カワウソさんは仕事、職場で落ち合う段取りになっていたのだけど、それまで、「パパにみせてあげるの」と言ってきかなかった。 そして蛍、最近うちの近所の水路でも見かけるようになった。 娘に蛍の小さな光がわかるかなぁ、とも思わなくはなかったけど(風景とか、私たちが指さすとどこを見ていいかわからなそうにすることがある)、暗くなると、娘の目の前まで飛んできて光ったのを見て、最初驚いたような表情をして、私を振り返って、蛍よ、と教えられると、言葉を失ったようにしばらく見とれていた。 その後姿を見ていて、幼いながらわかっているのだなぁ、と感じた。 幼い心にも詩心がある。むしろ、それに気付かずこちらの感想を押し付けることで、大人よりはるかに豊かな詩心の世界を、かえって閉ざしているのかもしれない。 帰宅して「ほたる、きれいだったねー。○○ちゃんのところまで、きてくれたねー」と繰り返し話していた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月22日 09時15分39秒
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