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カテゴリ:その他日本企業
日立キャピタルと日立製作所は、千葉県東金市(一部大網白里市)で日立東金第一・第二太陽光発電所(発電容量5.2MW)を竣工、商用運転を開始した。事業は日立キャピタルが100%出資する日立グリーンエナジーが担当する。
運転開始した日立東金第一・第二太陽光発電所は、日立が設計・調達・建設(EPC)を担当し、日立キャピタルが発電事業の運営を手掛けるもの。発電所の敷地面積は約12haで、年間予想発電電力量約527万kWhと一般家庭約1,500世帯の消費電力に相当する。発電した電力は固定価格買取制度により、全量を東京電力に売電する。 日立キャピタルと日立は、メガソーラーシステムの導入を検討している自治体や企業向けに、資金調達からEPC、運営・保守までを一括で提供するソリューション事業を2013年度から開始している。日立東金第一・第二太陽光発電所の運営を通じて、メガソーラーシステムの品質や信頼性、事業性の評価精度を高め、顧客への提案力の強化を図る。 日立キャピタルは、2015年度中期経営計画で再生可能エネルギー事業の総発電容量を累計350MWまで拡大させる目標を掲げており、日立キャピタルの金融ソリューションに日立グループの高性能で信頼性の高い発電システムを組み合わせたソリューションを一括提供している。 今後は太陽光発電事業に加え、成長が見込まれる風力発電事業などのノウハウを蓄積し、環境・再生可能エネルギー事業を積極的に推進する。なお、日立キャピタルの再生可能エネルギー事業の総発電容量は2014年10月末で累計234MW。 日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要な機器であるパワーコンディショナーや変圧器、遮断器などのさまざまな機器から、発電設備の運転を監視するシステムや発電量などを計測するシステムまで幅広く事業を展開している。これまでも東京電力向け13MWのメガソーラー設備や大分ソーラーパワー向け82MWメガソーラー設備を納入するなど多くの実績をもつ。これまでに蓄積したノウハウを生かした、国内最高水準の効率と高い信頼性を両立したメガソーラー発電システムを一括で取り纏めることを強みに事業を展開している。 その他日本企業の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.08 17:36:12
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