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カテゴリ:カナディアンソーラー(阿特斯陽光)
カナディアンソーラー(阿特斯陽光)は、世界的に堅調な成長が見込まれる太陽電池モジュールの需要を満たすため、中国内外の生産能力拡大と委託契約の拡大により、2016年12月末までにウエハ生産能力年産1.0 GW、太陽電池セル3.4 GW、モジュール5.63 GWに拡大する。この供給力拡大にともない、2015年後半に1億400万ドル、2016年には2億9,700万ドルの投資を見込んでいる。
同社の太陽電池生産能力は、2014年末の河南省洛陽工場のウエハ生産能力260MW、江蘇省のセル1,500MW、江蘇省および河南省に海外を含めたモジュール3,000MWの体制から、2015年末にウエハ年産400MW、セル2,500MW、モジュール4,330MWへの拡大を進めている。 このうち、江蘇省の蘇州工場のセル生産能力は、2015年末までに2.0 GW拡大するほか、阜寧工場のセル生産能力は2016年末までに1.0 GWに拡大する。また、東南アジアで新たに400 MWの太陽電池の委託製造工場が2016年下期に加わる。 同社のモジュール生産能力は、2016年末の江蘇省常熟市の3.0 GW、および河南省洛陽の1.1 GWに、中国以外でカナダの500MW、ベトナムの300MW、インドネシアの30MW、ブラジルの300MWと東南アジアの400MWを合わせ約1.53 GWを加えた体制となる。 同社は、この供給力拡大のロードマップに基づいて、そのコスト構造を改善し、より一貫した供給体制による太陽電池モジュール事業の目標売上粗利益率15~20%を実現するため、ウエハおよびセル外部依存の低減をすすめている。このため、洛陽工場のウエハ生産能力は、2016年6月までに1.0 GWに拡大する計画。 カナディアンソーラー(阿特斯陽光)の基本情報と関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.11.12 17:09:09
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