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テーマ:ニュース(99444)
カテゴリ:その他日本企業
富士電機は、大容量の太陽光発電向けパワーコンディショナ(PCS)「PVI1500CJ-3/2500(DC1500V/2500kVA)」を発売した。発売したPCSは同社として最大容量の2,500kVAで、東南アジア市場をメインターゲットに、山間部などに大規模案件が残る日本にも展開していく。 ![]() 世界的に地球温暖化防止に向けて再生可能エネルギーの普及が進められる中、東南アジアでは、タイやマレーシアなどで政府が積極的な導入計画を示すなど、太陽光発電の市場拡大が期待されている。大規模太陽光発電所(メガソーラ)の設置が一巡した日本に比べ、東南アジアには未だメガソーラに適した土地が多くあり、PCSにも大容量タイプのニーズが見込まれる。 発売した製品は、①過積載率を高め、発電量の向上に貢献、②インバータ回路を最適制御し、発電効率を向上、などの特長を持つ。 従来は、発電量が少ない時間帯(低出力時)でもすべてのインバータ回路が作動していたが、新製品は出力の大きさに応じて作動するインバータ回路の数を最適に制御する仕組みとした。これにより、すべてのインバータ回路が作動する場合と比較して、低出力時(定格出力の5~30%時)の発電効率は3.5~0.5pt向上する。
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Last updated
2020.04.16 09:33:42
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