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テーマ:ニュース(99411)
カテゴリ:その他日本企業
熊谷組は、フランスを拠点に全世界15ヶ国でエネルギー事業を手掛けるQAIR社のグループ企業QAIR International社とベトナムの再生可能エネルギー事業のトップ3企業であるTTVN社(Truong Thanh Vietnam Group JSC)が共同で開発、運営する発電容量49.5MWのベトナムCat Hiepメガソーラー事業の事業会社であるBDE社(Binh Dinh TTP Energy & High Technology)の株式30%を取得した。 今後、Cat Hiepメガソーラー事業について、QAIR International社と共同で事業運営に取り組む。さらに熊谷組は、TTVN社とベトナムの再生可能エネルギー事業の開発、事業運営を共同で実施するため、戦略的業務提携契約(Strategic Alliance Agreement)を締結した。 同社は、再生可能エネルギー事業を中期経営計画の中での重要施策の1つとして位置づけており、今回のベトナムでの事業参画は海外における再生可能エネルギー事業展開の最初の取り組みとなるもの。Cat Hiep事業への経営参画及び今後とも拡大が期待されるベトナムでのメガソーラー、風力などの再生可能エネルギーの開発、事業運営に積極的に取り組むことにより、安定した受注、収益機会を獲得し、ESG経営を推進、脱炭素社会の実現にも貢献する。 Cat Hiepメガソーラー事業は、ベトナム中南部のBinh Dinh省に位置し、QAIR International社とTTVN社が共同で開発、2019年6月より売電を開始している。土地面積62万㎡で、年間発電量約7,400万kWhと約3万7,000世帯の電力を賄う規模。ベトナムのFIT制度による事業で、国営電力会社Vietnam Electricity Company との契約に基づき、契約期間は20年、売電単価は価格見直し前の9.35セント/kwhが適用される。 工事は、ドイツに本社を置く世界的な再生可能エネルギーの開発・設計・調達・建設企業であるJUWI社がEPCとして施工した。本施設は、“Fast-Track Power Plant of the Year” として、2019年度のSilver Asian Power Awardを受賞している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.01 17:02:36
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