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2006年07月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
しかし、いつも通りヘナヘナな
イングランド代表だったけど
私はヘナヘナながらも
いつもと違う手ごたえを
感じていたのも事実だった。

まず初戦の入り方。

イングランドは
伝統的に初戦に弱い。

2002年W杯はスウェーデンと引き分けだったし
2004年EUROはフランス相手にね、
90分まで鮮やかな試合運びで
1-0で勝ってたのに、
ロスタイムに入ってから
不用意なファウル2つで逆転負け。。。(涙)

それが今回の初戦・パラグアイ戦は
暑さで後半バテバテになるという
2002年のスウェーデン戦と
酷似した展開になりながら、
守りのミスを運に助けられたりもしたが
1-0できっちり勝ち点3を取った。

次に、第3戦で難敵スウェーデンと対戦して
これも非常に難しい試合になりながら
2-2できっちり引き分けたこと。

そしてその結果、
グループリーグ1位をきっちり確保し、
決勝トーナメント1回戦で
開催国ドイツと対戦することを
回避したのである。

これも思い出してみるといい。
2004年EUROの時は
フランスにわけのわからん
負け方をしたために
グループリーグ2位になって、
決勝トーナメントで
開催国ポルトガルと当たって
思いっきり

「ホームタウン・ディシジョン」

にやられて、勝ってる試合を
無理やり負けにされた。

そのことを思えば、
難敵スウェーデンをかわしながら
きっちり開催国との対戦を
回避したことも
イングランドのチームとしての成熟を
示していたと私は思う。

そして、何より準々決勝・ポルトガル戦。

2004年EUROでは
2失点してほとんど中盤を
ポルトガルに支配されたが
今回はルーニーの
不運な退場があって
10人になりながらも
120分を無失点に抑えたし
ポルトガルにゲームを支配された
印象もなかった。

明らかにポルトガルとの差は
縮まっていた。

「我々は敗者に値することは
なにもしていない」

ポルトガル戦後のベッカム主将の
コメントだけれども、
その通りなのだ。

イングランド代表はこのW杯、
5試合480分間、
1度も相手にリードを
許さなかったのである。

このことは、
これまでの6年間のイングランド代表の
戦いぶりを振り返ってみた時、
もっと評価されていいのではないかと思う。

ただ、敗者ではなかったにしても
勝者になるには何かが足りなかったのも
事実なんだろうね。

そこで、マスコミの批判である
イングランドの攻撃が
つながらなかったとか
戦術に問題があったとかいうより
いうことになるかと思うんだけど、
私はそんなことよりもっとシンプルに

「シュートが入らなかった」

ということだと思うんだよね。

例えばランパードはベスト16までに
4試合で21本のシュートを打って
その時点で大会最多のシュート数
だったそうじゃないの。

だけど、1本もゴールは決まらなかった。

ランパードはプレミアでは
シュートの7割がゴールの枠を
とらえると言われてるくらい
驚異的なシュート力を持っている。

だから、このW杯でも
どんどん狙っていたわけだけど、
なんと1本も入らなかったわけだ。

いったい彼に何が起こったのって
いうことなのだけれども、
これはシンプルに
W杯のプレッシャーだったのだと思う。

正直、熱狂的なサポーターと
厳しいことこの上ないマスコミを持つ
サッカーの母国・イングランド代表は
我々日本人では想像もできないような
すさまじいプレッシャーの中で
プレーしている。

そして、今回は特に英国民が
本気で優勝を期待していた。

正直私が見ていて、
2002年の時とは
本気度がまったく違った。

しかし、イングランドが誇る
黄金の中盤の中心となる
ジェラード、ランパードは
W杯初出場。

初めて体験する
想像を絶するプレッシャーの中で
プレーをしていたのである。

それは、チャンピオンズ・リーグや
プレミアシップ、EUROなどで
経験を積み重ねてきた彼らにして
対処が難しいほどの
プレッシャーだったのだろう。

まあ、今回このランパードの
シュートの雨あられが
2-3本でも決まってたら、
戦術の問題とか言われることは
なかっただろうと思う。
それだけのこと。。。

ただ、実際に1本も決まらなかったのは
W杯の経験不足だったのだろう。

だから、私は戦術が間違ってたとか
そういう問題というより、
優勝する戦力は持っていても
優勝するにはまだまだ
チームとしての成熟度が
足りなかったということだろうと
思うのだ。

実際、決勝に残ったのは
昔から見慣れた顔ぶれが揃った
イタリアとフランスだったしね。

イングランドは優勝を狙うには
もう少し時間がかかるんじゃないかな。

最後に、現在英国内で

「高給ドロボウ」

呼ばわりされて散々な
スヴェン=ゴラン・エリクソン監督
について書いておきたいと思う。

私は、彼がやったことが
何から何まで間違っていたから
優勝できなかったのだとは
思わない。

例えば、散々批判されている
彼の戦術についてだけど、
ハーグリーヴスのこと
考えてみるといい。

英国内であれほど批判された
ハーグリーヴスを
エリクソン監督が
ついに最後まで使い通した
結果はどうだったか。

ポルトガル戦の後、
‘ビッグ・フィル’スコラーリ監督は
こう言った。

「イングランドは10人とは思えない
戦いぶりだった。」

では、この試合で「2人分」働いたのは
誰だったのか。

オーウェン・ハーグリーヴス

に他ならない。

守備的MFに入った
彼の奮闘によって、
イングランドは初めて
強豪チームを120分完封する
サッカーができたのである。

エリクソン監督は
批判に負けることなく
ハーグリーヴスを使い続けて
ついにイングランドの
長年の課題であった
守備的MF配置する
フォーメーションを確立させて
強豪と対等に戦えるところまで
やっとたどり着かせたというのが
正当な評価なんじゃなかろうか。

イングランド代表の戦いは
これからが本番なのである。

ポルトガル戦でのイングランド代表の
写真を載せたいと思う。

イングランド涙
涙1

涙・涙・涙である。

ベッカム負傷

ベッカムは負傷退場して
試合中から泣いていた。

ファーディナンド

ファーディナンドも泣いた。
テリーも泣いた。

ベッカム涙
ジェラード涙

インタビューに出てきた
ベッカムもジェラードも
泣きはらした後の顔だった。

日本代表は中田選手が
1人泣いていただけだったが
イングランド代表は
全員が泣いていた。

国の威信をかけて戦うと
言葉で言うのは簡単だけど、
その本当の重さ、
壮絶さというものを
見せられたような気がした。

それでは、またね。





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最終更新日  2006年07月06日 10時54分43秒



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