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2007年05月21日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、後編です。

僕は思うんだけど、
民主党が小沢代表になって

「徹底抗戦主義」

を打ち出しているにもかかわらず
時々、対案を出そうとするのは
どうしても「対案主義」の
幻想から抜け出すことができず、
なんとか「対案主義」を
残そうとしている人たちが
民主党内にいるってことだろうね。

うん。。。

それで、そういう人たちに
今日はとっておきのアドバイスを
させていただきたいんだけど(苦笑)
あなた方が最も嫌な
小沢代表からの指示は、多分

「地元に帰って選挙対策の田の草取り」
「特に、自民党支持者を回ること」

だろうとご推察します。(苦笑)

僕もちびっとだけ
経験があるわけですが、
自民党の支持者のところへいくと

「うちはもう何十年も自民党でやってんだ。
よそ者は来ないでくれ」

と、冷たく冷たく
あしらわれるわけだから、
できればやりたくないよね。(苦笑)

居心地のいい労組だけ顔出して
その組織票で比例復活で勝てたら
あとは、東京でオフィスにこもって
高尚な政策作りに携わりたいと。(苦笑)

でもね。。。

この一見、「田の草取り」としか
思えない活動の中に、
実は「正しい対案作り」に
至る道があるんですよ。(笑)

今日はそれをお教えしますね。

うひょひょ。。。

それでは、まずはこの記事から。

--------------------------------------------------

<民主党>農協対象にアンケート調査実施 参院選対策

民主党は夏の参院選対策として
全国の農協を対象にアンケート調査を実施している。

自民党の支持基盤に揺さぶりをかけるのが狙いで、
連休明けから衆参国会議員や候補者らが
市町村レベルの農協組織に出向いて回収する予定だ。

ただ、自民党との板挟みを警戒する農協側からは

「来てもらっても現場が混乱する。迷惑だ」

との反発の声が広がっている。

アンケートは4月上旬、
全国821カ所の農協に郵送した。

政府が進める日本とオーストラリアとの
経済連携協定(EPA)を

「国内農業生産額が約8000億円も減少する」

と指摘したり、
政府の規制改革会議で検討課題となっている
農協分割を取り上げるなど、
農協が危機感を持つ政策について
賛否を尋ねているのが特徴だ。

民主党が主張する
農家への戸別所得補償制度をアピールし、
農協の「政治的中立性」についても
考え方を聞いている。

参院選には全国農業協同組合中央会(全中)元幹部を
自民党が比例公認として擁立する。

民主党の攻勢を受けた全中は
4月18日付の文書で

「各農協の意見を個別に求めることは妥当ではなく、
今後のJAグループの運動に影響を及ぼしかねない。
都道府県の中央会が代表して郵送などで対応する」

と民主党に返答した。

民主党農協改革本部長の山田正彦衆院議員は

「『農業は自民党』と決めつけず、
要望を聞いて回るだけでも動きが出てくる」

とアンケート作戦の効用を語る。
党幹部からは

「アンケートを送っただけで、
農協が自民党候補のポスターを張る動きが
止まった例もあり、けん制効果は上がっている」

と話している。(毎日新聞)
--------------------------------------------------

うん。。。

この記事の中で
山田さんが言っていることは
多分、小沢代表の指示通り
ということだと思うんだけど、
これこそ、まさに僕が
このブログで言い続けてきた

「正しい対案の作り方」

そのものだよね。(苦笑)

だから、僕が民主党の皆さんに
まずもって言いたいことは
農協へのアプローチというのは
皆さんにとって
つらい活動だと思うけれども(苦笑)
しっかりやれば、
「正しい対案作り」の
格好のケーススタディに
なるということなんだよね。


しかも、この農業問題というのは
ただ自民党を批判するための
ものではなく、
その先には非常に広がりがある
政策課題なのだ。

なぜなら、農業問題というのは
WTO(世界貿易機構)での貿易自由化交渉や
日本と様々な国の間で交渉中の
FTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)の
主要課題であるからだ。

つまり、農業問題というのは、
ただ選挙の集票と自民党批判のために
あるのではないわけだ。
国内経済から
外交・通商政策までカバーする
非常に幅が広い政策課題だということだ。

外交とか通商とか大好きじゃないですかあ?
「政策通」の民主党の若手の皆さん??(笑)
少しはやる気が出てきましたか???(苦笑)

うひょひょ。。。

僕は、この農業問題を

「民主党にとっての構造改革の本丸」

と位置づけたらいいと
思うんだよね。

小泉自民党が
金融自由化の時代に、
1400兆円の個人金融資産を
開放する郵政民営化を
改革の本丸と位置づけたように、
小沢民主党は、
貿易自由化の時代に
日本の農業を抜本的に改革することを
改革の本丸と位置づければ
いいんじゃないかと
思うんだよね。

そして、郵政民営化の際、
労組のしがらみで
民主党が手も足も出なかったように、
農業改革の場合は
農協のしがらみで
自民党のほうが手も足も出せない
問題なのだということも重要だ

農協というのは自民党にとって
昭和20年代に広川弘禅という
党人派の代議士が中心になって
集票マシーンとして
組織化したんだよね。

昭和20年代には
まだ自民党という政党はなくて
自由党とか民主党に
分かれている頃に
組織化されたわけで、
そういう意味では
田中角栄のよって組織化された

「特定郵便局長会」

よりも、はるかに古い
自民党の支持団体と
いうことになるんだよね。

だから、自民党への
農協の影響力というのは
強大なものがある。

世界的な農業自由化という
流れの中にあって
自民党政権はその流れに
抗することができるわけではなく
徐々に徐々に国内市場を
自由化してきたというのが現実だ。

そして、自由化への対応としては
国内の農家に補助金や
あまり意味があると思えない
農道を作ったりの
公共事業をやるくらいのことしか
できなかった。

自民党は農協とのしがらみがあるので、
自由化に対応した
農業の競争力強化のための
抜本的な対策を打つことは
非常に難しいと思われるわけだ。

これは、もしかしたら、
農協とのしがらみがない
民主党にしか、
できないことなんじゃ
なかろうか。

特定郵便局長の票をもらってない
小泉さんが郵政民営化について
好きなことを言い続けていたようにね。(苦笑)

民主党の若手の皆さん、
ここは嫌々やるようなところじゃなくて
重要なところですよ。

嫌々やってたら、この問題も
小沢代表とひっついている
旧社会党系が中心になって

「農協の味方はわれわれです。
われわれはWTOの自由化交渉や
ETAやFPAに反対します」

みたいな方向に
いってしまうかもしれない。

この21世紀の時代に
WTOやEPA・FTAに反対とか
そんな話、通るわけないのである。
そんな方向にいってしまったら
いつまでたっても政権は取れない。

こういうところに
以前書いた

「小沢一郎では政権が取れない」

という、限界があるわけだ。
ここは、民主党の若手の皆さんが

「小沢一郎にしかできないことがある」
(2007年4月3日
小沢一郎では政権は取れない。しかし、小沢一郎にしかできないことがある。(前編)
小沢一郎では政権は取れない。しかし、小沢一郎にしかできないことがある。(中編)
小沢一郎では政権は取れない。しかし、小沢一郎にしかできないことがある。(後編)

という部分を生かしつつ、
自由化の中での
農業の競争力と
食料自給率の維持という
難題に対する答えを
探していかないといけないのだ。

ほんとに、あなた方の出番ですよ、
「政策通」の民主党の若手の皆さん。(爆笑)
党内で主導権をとらないと
いけませんよ。

ということで、以前書いた

「国会会期の問題」

と並んでね、

「農業改革を、民主党にとっての構造改革の本丸とせよ」

と、強く主張させて
もらいたいと思います。(笑)

うひょひょ。。。

それでは、またね。

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「かみぽこ政治学」バックナンバーはこちら。





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最終更新日  2007年05月21日 09時37分45秒



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