人体のあらゆる組織に成長できる新型万能細胞「iPS細胞」から、血液成分の1つで出血を止める作用がある血小板をつくることに、東京大の中内啓光教授(幹細胞生物学)らのチームが3日までに成功した。
チームによると、人のiPS細胞から血小板ができたのは世界初。
手術の際などに使われる血小板は現在、献血で集められているが、数日しか保存できないのが悩み。今回の血小板の安全性が確認され、大量供給できるようになれば、将来、献血に替わる手法となる可能性がある。
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東大がiPS細胞から血小板 世界初、将来は献血代替も
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