血液がんの一種、多発性骨髄腫の治療薬・サリドマイドの服用者を対象に、薬の承認・審査を行う「医薬品医療機器総合機構」(東京・霞が関)が今月、薬の使用実態調査を始める。
参加者には協力金として1回3万円が支払われるが、実質的には高額な薬剤費への補助で、こうした調査の実施は前例がない。
サリドマイドは胎児に重大な副作用を引き起こし、1962年に販売停止となったが、海外で多発性骨髄腫への有効性が報告され、2000年頃から、患者や医師がメキシコ製の未承認薬などを月2万円ほどで輸入、使用していた。
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■情報元サイト名:読売新聞
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