|
テーマ:読書(8195)
カテゴリ:本
読書の秋なので、今回は本のお話です。
伊坂幸太郎の「マリアビートル」をご紹介します。 これは、映画化もされた「グラスホッパー」の続編的なお話なので、ここから紹介するのは邪道かとも思ったのですが、こっち方が夢中で読んでしまったので、こちらをご紹介します。 息子に怪我を負わせた中学生「王子」に復讐しようと、同じ新幹線に乗り込んだ元殺し屋の「木村」。しかし王子は中学生とは思えない狡猾さで逆に弱みを握られてしまう。一方同じ新幹線には蜜柑と檸檬のコンビ、また七尾という別の殺し屋たちも乗り合わせていた。 別々の思惑で乗り込んだ3組の殺し屋がそれぞれピンチを迎え、奔走し、絡み合っていく。 本だけど、スピード感があるというか、本当に一気に読んでしまいました。 殺し屋とか物騒な感じですが、割とドタバタ劇な感じで、軽く読めます。 それぞれの?いや、特に蜜柑と檸檬かな?のキャラもいいし、本のエンターテイメントですね。 ハリウッドでブラッドピットがリメイクするなんて噂もあります。 面白さはこっちが勝ちましたが、グラスホッパーも充分面白いので、お時間あればそちらを読んでからこっちを楽しんでください。 ちなみに私はひとつ面白い作品に出会うとその作家を片っ端から読む癖がありまして、まだまだ伊坂幸太郎の面白い作品はあるので、機会があれば書かせていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.16 00:00:11
コメント(0) | コメントを書く |