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テーマ:映画館で観た映画(8432)
カテゴリ:映画
DCコミックのヒーロー、「フラッシュ」の単独版です。 世界最速のヒーロー「フラッシュ」として、バッドマンたちとも協力し、人々を救っていたバリー・アレン。ある日、その最速の能力を使って時間をも遡れると気付いたバリーは、殺害された母と無実の罪で服役中の父を救うべく過去の世界へ向かった。その結果、歴史は大きく変わってしまい、そしてスーパーマンに倒されたはずのゾッド将軍による地球襲撃が始まってしまう。バリーは、歪んだ世界線で別人のバッドマンやスーパーウーマンらと世界を救うべく戦うことになる。 ヒーローものはいいですね。 単純に、面白かったです。 漫画ならではの若干滑稽な描写はありますが、それも楽しめる仕上がりでした。 バリーが情けなくて、何やっても基本上手くできなくて、ウザめの性格なのも、ヒーローには珍しくて愛嬌があります。 しかも、彼はかなりキツい境遇なんですよね。 母親殺されて、さらにその殺人の罪で父親が捕まってますから。 でも、オタク気質全開ながら、頑張ってる姿はなんかチャーミングで応援したくなります。 今作はアクションの楽しみは少なめですけどね。 彼は速いけど、強いタイプじゃないから、バトルアクションはあんまりです。 でも、その分キャラクターで勝負って感じです。 要するに、主役のエズラ・ミラーが良かった。 ただ、アベンジャーズ以降のヒーローものは、全ヒーローを総出演させて、ごちゃ混ぜにするっていうのがトレンドになっていて、ちょっと無理がある気がします。 慣れてしまって、夢の競演感がもはやない。 無理やり混ぜるから、設定もかなり強引なことになってしまって、辻褄合わないところが出てきてるんじゃないか、と。 最近はさらにマルチバースとか言っちゃって、同じキャラを演じてる他の俳優バージョンとかも登場しちゃうから、もう過多。 ヒーローが過多です。 まぁ、私なんかはあまり深く考えないタイプなので、設定おかしくても「そうやったっけ?」って思っても、スルーして楽しめるんですけどね。 あまり深く考えず、ダメでチャーミングなヒーローを楽しんでいただければと思います。 あと、歴代バッドマンの振り返りみたいなのもあるので、私のようにいろんな俳優のバッドマンが記憶にある世代の方々にもオススメの作品です。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.29 00:00:10
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