映画の話 クワイエット・プレイス DAY 1(映画館)
大人気のサバイバルホラー「クワイエットプレイス」の前日弾にあたる物語。末期がんを患っているサミラは、ホスピスで生活し、心を許せるのは飼い猫のフロドのみだった。ある日ホスピスの皆んなとニューヨーク都心部に人形劇を観に行くことに。渋々参加したサミラだったが、突如空から隕石のようなものが次々と落下し、謎の生物により人々は次々と捕食されていった。やがて、それらは音に反応するということを発見し、人類は沈黙を余儀なくされる。変わり果てた世界で、サミラはどのように生きるのか。クワイエットプレイスは好きなので、これは私のなかで必見の映画でした。クワイエットプレイスは敵となる生物については、何故?どこから?みたいな説明的なものはすっ飛ばしているので、前日弾となると俄然興味がそそられました。強引にそういう世界だから!ってことでも、納得させるだけのスリルと面白さがあったので、クワイエットプレイスはヒットしたんだと思いますが、やっぱり気になりますよね。ちなみに…これネタバレになるかな?ネタバレ絶対に嫌って方は読まないでください。結局、正体わかりません。そこはあくまでフワッとした設定で押し通すつもりなのか…それとも今後どんどん新作を作って徐々に明らかにしていくつもりなのか…知らんけど。とにかく、本作では正体はわかりません。最初に襲来した日、人々はどんな様子だったのかって、話です。今回はニューヨークが舞台なので、荒廃していく大都会の様子は見応えありましたね。地下鉄とかビルとかで襲われるのも迫力ありますし。ただ本作は、今までよりドラマ感が強かった気がしますね。ハラハラ要素ももちろん散りばめられてるんですけど、心情とか内面の部分に焦点が当てられてたような?どちらかというとどう生きるか、どう死ぬか的な哲学みたいなものも感じました。全体的には楽しめるけど、絶賛って感じではなかったんですが…最後、ラストシーンの美しさは痺れました。映像と音楽のベストマッチがカッコ良すぎた。それだけで、この作品を観た価値があったと思ったほど、ちょっと震えました。こんなに遅れて感想書いといてなんですが、あのラストシーンは大画面観てほしいですねー。前2作を観てからの方がいいですが、そこまでグロくないから万人が楽しめると思います。テレビでもラストシーンのカッコ良さは伝わると思うので、オススメしたい作品です。★★★★☆クワイエット・プレイス [ エミリー・ブラント ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2024/7/24時点)