快風身体均整院

先日、大きな荷物を手に持ってご来院の、ある女性のお客様。

何かと思ったら、プリンターでした。年賀状印刷中に壊れてしまい、仕事帰りに池袋ビックカメラに立ち寄って、新しく購入されたそうです。

普段からゆったり落ち着いた方なので、快風院なら池袋から近いから、ビックカメラにちょうど寄れる、と冷静に判断されたのでしょう。

急な出来事には焦りやすいもの。私も見習わなければと思いました。

この年末、Mac用のワードをアップデートしたら、以前のとは使い勝手が全然違い、年賀状印刷に最初からつまづきました。

ならば、古いMacに入ったままのワードでと、押し入れから引っ張り出してきたら、今度は今のプリンタと接続できず。実は今日もバタバタしています。

焦ると、周りが見えなくなります。

こういうときには、「余裕、余裕」とつぶやいたり、ポストに年賀状の束を投函して、ホッと一息ついたシーンをイメージしたりすると落ち着きを取り戻し、周りとつながることができます。打つべき手も見えてきます。

高校時代のレスリングの試合でも、調子のいいときは会場全体と同化して、建物内の照明や空調まで、自分が思うだけで調節できるような、自分が広がる感覚がありました。

逆に不調のときには、相手しか視界に入らず、しかもいつもより大きく見えてしまいます。

『ONE PIECE』に、イトイトの実、モチモチの実を食べた敵が登場します。

それぞれ、体から糸を出したり、体を餅にしたりして攻撃します。

さらに進化（覚醒）すると、周りの建物や地面まで、糸の束や餅の塊にして操ります。

焦ったルフィは押されっぱなしでしたが、仲間の存在や、海賊王である未来の自分がやるべきことを思い出します。

覚醒していないままのゴムゴムの実の能力を限界まで使う方法を戦いの中で身につけ、逆転勝ちすることができました。

いずれゴムゴムも覚醒するはず。楽しみにしながら2020年、進化のヒントをつかみます。

ときどきワンピネタで締めくくる流れは、来年も続きます。

今年も一年ありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。