何用の体を作りたい?
洗濯機に水を送る蛇口とホースのつなぎ目が甘くなり、水がポタポタ落ちるので、ペットボトルをハサミで切って、水受け容器を作りました。買い物かごのような形で、蛇口に引っかけて使います。うまく受けてくれるため、応急処置のつもりが、そのまま1ヶ月ほど使っています。必要にせまられると、人はいろいろ工夫をします。均整師を始め手技療法家も、背骨を触ったときにどうなっているか、もっと深く細かく分かるようになりたいと思うと、いろいろ工夫をし始めます。コインの裏表を触り分けたり、重ねた紙に挟んだ一本の髪の毛を探し当てたりできるよう、指先の感覚を磨いていきます。指と脳をつなぐためには姿勢も大事ですから、意識しているうちに、全体として均整施術用の体に変わっていきます。マラソン選手はマラソン用の体に、料理人は料理用の体に。どんな業種にも共通する流れです。取り組み続けるためには健康あってこそですので、健康用の体も同時に作らなければなりません。仕事でなくても、好きで続けたいことがあるなら同じです。映画好きな人であれば、毎回約2時間座っていなければなりませんし、観ながらビールを飲む人もいると思いますので、その分、電車に乗らずに映画館まで歩くのも、健康への工夫のひとつ。普段の楽しみ、未来の目標。ほどよく釣り合うぞれぞれの場所が見つかる、ますます健康な春でありますように。「快風身体均整院」お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに6冊出版させていただきました。感謝いたします。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。