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先日といっても少し前に松岡正剛さんの特集が情熱大陸であって、その中の勉強会の中で、こんな質問があった。
「先の見えない時代に企業は何をすればいいのですか?」 なかなか面白い質問だな、と思った記憶はあるのだけれど、松岡さんがなんと答えたのかは覚えていない。自分にとってはあまりしっくりこない答えだな、と思ったことだけ覚えている。 もし自分なら。。と考えた。 ”企業は何を”は、”人生で何を”にも置き換えられると思うのだけれど、 きっと。先の見えない時代はずっと前から続いている。むしろ先の見えた時代なんてなかったのではないだろうか、そしてもし見えたとしたらそれは幻想に終わったのでは。。最近の時代を少し振り返ってみれば、その事ははっきりとわかるように思う。 そして、おそらく100年前も、そのもっと前も、人々は”時代の先が見えない”と嘆いていたのかもしれない。いや、時代の先は見えなかったけれど、人々が”嘆いていたのか、”それとも”情熱を感じていたのか、”その違いがあるだけではないだろうか。 時代の大きな変革はその情熱から生まれたのではないだろうか。 それが大河ドラマになるような龍馬伝であったり、坂の上の雲のような感動を生むのではないだろうか。 そして、そもそも時代とは何か?それは正確には「その時代の文化」というのが正しいのかもしれない。その文化を作り出しているのは、結局我々なのだ。 人が存在しなければ、文化は存在しない。時は流れていくだろう。けれど、そこに時代と呼ばれる文化は存在せず、ただ時間だけが、木々を育て、建物を朽ち果てさせていく。 結局時代を作り出しているのは、我々なのだ。そうだとすれば、その時代を読み取ることも、変えていくことも、できるはずなのだ。そして、その時代と一体となり、自分がその時代の一員だと感じること。それが大切なのだと思う。 そして、そこに情熱を感じることができれば、時代は動き、変化する。そしてその大きな流れの中で、掛け替えのない素晴らしい人生を送ることができるだろう。 そう、思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 20, 2010 04:04:53 PM
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