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ジャックと豆の木　Part2

[ルーク闘病記（骨肉腫）] カテゴリの記事

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2020.01.13

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あれから2年

あれから２年が経ちました-----早いなぁ･･･というか、まだ２年しか経っていないのか･･･とも思ったり。意識的に思い出さないようにしていたのかも･･･あまりにも辛い記憶だったから。「どんなに願っても、叶わないことがある」そのことを痛烈に学んだ日から２年の月日が経ちました。この２年間、どんなふうに私を見てくれていたんだろ？ルーク･･･元気で走り回ってるかな？幸せでいてくれるといいな。会いたいな、会いたいな、会いたいなぁ･･･

2015.02.03

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あれから一年

もう、一年になるんだね･･･なんだか不思議な気分。その日は突然やってきて、そして嵐のように過ぎ去ってしまったような遠い記憶。その日が近づくにつれて、くっきりと思い出すことが何だか怖くてなるべく意識しないようにしてきたけれど本当は、少しも忘れていない。亡くなる前の晩、いつものボール投げ遊びの際に感じた違和感。おやすみ、と頭を撫でた時に見せた表情。あれが合図だったのだと後で気付いた･･･最後の息遣い。翌朝、冷たくなったルークを留守番させて職場に向かう際、きっと無表情で運転していたに違いない、その車の窓の向こうに流れる色のない空と色のない景色。いつかは来ると分かっていたのに本当に、どうしようもなくうろたえた、喪失の一日。･･･ほら、やっぱり。ちっとも忘れてなんかいないなぁ、ワタシ。忘れられないからこそ、淋しい。「ルークの生まれ変わり」なんて絶対にイヤだったからルークはルークのままで待っていてくれなきゃそうでなきゃ、私が見つけられないから、と「生前に産まれた仔」にこだわって、そして迎えたレオ。今は傍にそのレオがいて、賑やか過ぎる毎日ゆえわざと気付かないフリをしているけれど今日くらいは、じっくりと、思い出してみてもいいのかも知れないね。逢いたいな･･･ルーク。元気でいるかな、ルーク。いつか逢える日が来るまで、元気で待っててね。大事な家族が遠くに離れていった日。そういう日を、同じ境遇の人たちは、どんなふうに過ごしているんだろ？一年という、最初の節目を迎えました･･･

2014.02.04

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納骨～安住の地へ

少し前のことになりますが、暖かかった先週の日曜日（4/14）にルークの骨を最終地へ納めることにしました。近所には、きちんと整備されたペット霊園もあるけれどルークの安住の地として私が選択したのは、やはり自宅の庭でした。この場所は、ルークの定位置だったリビングのソファの壁を一枚隔てた、すぐ真下の場所。ここなら家族の笑い声が聞こえるから寂しくないかなぁと（＾＾）とうさんと二人で納骨した後、花をいっぱい飾って賑やかだったゲージの中をすぐに片付けました。がらんどうになったゲージを見るたびに寂しさがこみ上げるけどでも、これでいいんです。きっと。４９日を過ぎて、いつまでも置いておくほうが、むしろ可哀想かなぁと。ちゃんと供養してあげればルークも喜んでくれるよ、ね？春になったよ、ルーク。今頃は元気にお花畑を駆け回ってるといいなぁ･･･

2013.04.19

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ルークに似た犬

その日は突然、不意打ちのようにやってきて気がつけば、もうずっと昔のことみたいに記憶の遠く彼方に過ぎ去ってしまったような･･･。ルークがいなくなった２月が終わろうとしています。つい昨日のことのようでもありもう思い出せないくらい大昔のことのようでもありなんとも不思議な時間軸の中をボンヤリと過ごしてしまいました。ペットロスっていうのかな～？これって。今日はとても暖かい一日でした。朝、通勤の車の中から外の日差しを眺めてはいろんなことを思い出していました。「春になって、暖かくなったら、ルークに車椅子を作ってあげよう。それとも、もう車椅子じゃなくて、お散歩用のカートのほうがいいかな？赤ちゃんを乗せたベビーカーのようにルークをカートにちょこんと乗せて広い公園で日向ぼっこさせてあげたい･･･」実際、少し前に、とーさんと話をしていたことでした。その願いはもう、叶うことがなくなったけれどさっき偶然に、ある記事を見つけて、思わず息が止まりそうなほどに驚いたので、思わずブログに張りにきました。ルークに似た仔が･･･６歳という年齢、２年前に後ろ足が麻痺して動かなくなったこと、そういった同じ境遇だけでも大いに惹きつけられるのに･･･写真！その写真をクリックしてみたら目が釘付けに。よく「世の中には自分に似た人が３人いる」っていうけれど犬の世界にもあるのかなぁ、そういうの。記事：後ろ足まひの牧羊犬、車いすで「足」取り戻すhttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE91Q03H20130227みんなみんな幸せに暮らしてほしい。いつまでも元気で幸せに･･･

2013.02.28

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初七日

ルークにたくさんのコメント、メッセージをいただきありがとうございました。個別にお返事しようかと、ＰＣの前に座ったものの、思いが溢れてうまく書けそうにありません。申し訳ありません。ルークが頑張れたのも、皆さんのこうした温かな応援のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。大変お世話になりました。その後もたくさんの方からルークの為にお花が届きました。有り難い限りです。早いもので今日はもう初七日、という日を迎えました。亡くなった日を含めて七日目。（関西方面では亡くなった前の日を含めて数えるそうですが）人間の世界では、故人が三途の川のほとりに到着する日とされているとか。でもルークはもうとっくに天国に着いているみたいです。「天国から電話があったよ」ってお隣のＫママが教えてくれましたから（＾＾）もう１週間か･･･あれから時が止まっているようでいて、逆にあの日がもうすっかり遠い昔のような気もしてなんともいえず不思議な時空間を過ごした気分です。目の前の時間は刻々と過ぎていくのに私の頭の中はあの日からずっと遡っていく------　あの時ルークは　すべてを解っていたんだろうか？　　あの時ルークは　どんな顔をしていたんだろう？ルークはすべて自分の描いたシナリオどおりにことを運んで行ったのだと、今にして思います。前日の夕方、玄関先でＫ家の皆さんにバッタリ出くわしたこと。あれは偶然なんかじゃなかったなぁと。だって、ルークは大好きなお隣さん一家に会えば必ず大はしゃぎでピーピー鳴いていたはずなんです、いつもなら。でもあの日は違いました。とーさんの腕の中からＫ家の皆さんをじっと見つめるだけでした。私はいつもと違うそんな様子を不思議な思いで眺めていました。あの日、あの時、あのタイミングで会うことが決められていたのかもしれない。ルークのシナリオ。さよならを言いたかったのかな･･･最後にもう一度だけ会いたかったんだね。ありがとう、って言いたかったんだよね、きっと。ルークを失って、心に大きな穴があいたままの、とーさん。この週末、２０年ぶりに昔の仲間たち（草野球チームの）に会うことになっていました。昔の勤務先、川崎で。喪失感のあまり魂が抜けたような顔をして出かけたとーさんでしたが仲間たちと久しぶりに一泊して近況を語りあったら少し気晴らしになったようで、笑顔で帰宅しました。その会合のお誘いが届いたのはルークが亡くなる少し前のこと。･･･２０年ぶりの再会、ですよ。突然降ってわいたような企画、だったのです。さては･･･ルークの仕業だな！？　私はそう確信しました（笑）出来すぎかもしれないけど、とーさんの晴れやかな顔を見たらあ～ルーク、こんなこともシナリオに載せてくれていたんだ、って。「とーさん、とーさん、早く元気を出してよ！」･･･って。大学病院への再診予約のことも、そう。あれから１年半も行かずにいたから、術後２年も無事に過ごしていたなんて知らなかったはずのＫ先生に「お陰さまで２年も頑張れたよ。先生ありがとう」って伝えたかったのかもしれないね。それで、２／１４に予約したのはいいけれど、その先、どうしよう･･･って悩んでいた私の心を見透かしていたのかも。「かーさん、もう悩まないで。　ボク、頑張らなくていいんだ。もうこれで十分だから。」ルークが亡くなった日の夜、うちのにーさん（次男）がポツリと言いました。「あのさ、オレ、２日前にルークの夢を見たんだ。　元気だったころのルークの夢。　なんであんな夢を見たんだろうって、朝起きて思ったんだけど　もしかすると何かを暗示していたのかな･･･」大好きな、にーちゃんに伝えたかったことって何だったんだろう、ルーク･･･仕事が終わった金曜日。いろんなことを思いながら、空を見上げていたら、雪が舞い降りてきました。仙台は、あの日と同じ雪模様でした。天国に着いたルークが走り回っているのかな･･･雪を蹴散らしながら。隣にはお目付け役のプル兄貴が困惑顔で座ってたりしてね。「お前なぁ･･･そんなに端っこ走り回ったら下界に落ちるぞ･･･」とかなんとか（笑）ルークね、走れるようになったの久しぶりだから、嬉しくて仕方が無いのかも。ちょっとだけ大目にみてやってね、プル。ご面倒おかけします（笑）ルークは私たち家族が一番ダメージの少ない方法を一生懸命考えて、完璧なシナリオで旅立っていったのだと素直にそう思えます。苦しまず安らかな旅立ちこそ、何よりの親孝行。本当に偉いやつじゃの～褒めてつかわすぞ、ルーク(^_-)-☆もう頭をなでてあげることも、抱っこしてあげることも叶わないけれどせめて私たちの「ありがとう」が天国に届きますように。ありがとうありがとうありがとうね･･･ルーク　☆☆☆

2013.02.10

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おかえり、ルーク

ルーク、うちに帰ってきました。少しだけ小さくなって。火葬をお願いしている間に近くのペットエコでペット用の祭壇をさがしてみたもののなんとなくしっくりいくものが無かったため購入せずに帰宅。それで、いつものケージを綺麗に掃除して中に納めてみたのでしたが、この佇まいを見たら「むしろ正解かも」って思えました。一番落ち着くよね、ルーク。君の一生涯の３分の１くらいの時間を、この中で過ごしたんだから。これなら地震で揺れても簡単には倒れたりしないもんね。かーさんもこれで安心したよ。今日は朝から泣いてばかりだった私。まずは朝の出来事。確か７時半頃だったと思います。　ピンポーン♪　とインターホンが鳴りました。受話器を上げると、お隣のＫ家のパパの声が。玄関に向かおうとした矢先、Ｋパパはそれを遮るように言いました。「あ、このまま（インターホン）でいいです！一言だけルークに伝えてください。　“先に行って待ってろな！”って。また会えるからって。」「よかったらルークの顔を･･･」と私が言いかけると「大丈夫です。向こうで会えますから。それだけ伝えたくて。じゃ、失礼します」それだけ言い残して間もなく、出勤する車の音とともに去って行ったＫパパ。朝の時間ということ、ルークを旅立たせる準備のことを慮ってくれた末の優しい気遣いだったということは痛いほど伝わりました。「ありがとうございます。お世話になりました･･･」そう言いかけて声にならない私。ただ後から後から涙がこぼれてくるのを必死で拭うだけでした。今日の予約時間は１０時半。「混んでいるので時間厳守で」と事前に言われていたこともあり、また、今朝の空は雪模様。　ルークが虹の橋へ向かった月曜と同じく、空には真っ白な雪が舞っていました。早めに準備を整えて９時には家を出ることに。とーさんが予約の電話をした際、施設の方にあれこれと質問をしたそうです。火葬の際、服を着せたままでも大丈夫か、入れてはいけないものがあるのかどうか。すると、服は大丈夫でしょう、おもちゃなどは１個くらいならいいですよ、（寝かせている）ベッドは焼却できないので段ボールに入れてきてください、とのこと。段ボール？なんだか味気なく可哀想な気がしたものの、ベッドに寝かせたままの格好で、言われた通り、浅い段ボールに納めました。中にはアヒルのおもちゃ１個と、最後まで遊んでいた黄色の鈴入りボール。Ｋ家からいただいた花かごの中から、黄色のボール型の花を２輪。それに、小さな青い紙袋の中に大好きなオヤツを少しとフランスのお守り･･･「メダイ」「ルークちゃんの病気が少しでもよくなりますように、との祈りを捧げてきました。　これを身につけていると願いが叶うという、フランス式のお守りです」昨年末にフランスに渡航した職場の方にいただいたものでした。会社を休んだとーさんと、仔犬の頃、喧嘩ばかりしていた大好きな兄さんと私。３人＋１匹。車に乗り込んで斎場に向かいました。後部座席の私の膝の上にはスヤスヤと眠るルーク。車の揺れに合わせてユラユラ揺れる垂れ耳が悲しくて悲しくて指でなぞりながら涙が溢れて止まりませんでした。大事な大事なルークを預けたあと、胃の痛みに耐えながら過ごした３時間後。約束の１３時少し前に迎えに行きました。受取書にサインをしたのち、手渡された白い小さな骨壷。「ルーク、おうちに帰るよ。」ギュッと抱きしめて車に乗り込んだものの、ぜんぜんピンとこない。ルーク、なの？本当にルーク、だよね？･･･実感のない不安の中での帰宅。とーさんも同じ気持ちだったのか、すぐに骨壷を開けてみました。「あ、ルークだ！間違いないよ！」　最初に声を発したのは息子。見ると、特徴的な細くとがった頭の形。まぎれも無く、ルークがそこにいました。頭の骨の隣には、太い２本の脚の骨。小さな壺の中に、こんなにきれいに納めていただいたことが嬉しくてそこでようやく安堵の気持ちが芽生えたのでした。よかったね、やっとおうちでゆっくり休めるね･･･その後、疲れ果てて眠ってしまったとーさんを横目に私はもう一仕事。「･･･あの、仙台のルークと申します。　来週の１４日、Ｋ先生の診察を予約させていただいていたのですが　４日の月曜日に容体が急変して、亡くなってしまいました。　なので、キャンセルの手続きをお願いします。」大学病院へ電話を入れました。先週の金曜日の朝、散々悩んだあげくに電話を入れた時のことがもうずっと昔の出来事に思えて、なんとも不思議な気持ちになりました。「･･･そう、でしたか。それは･･･。　お役に立てなくて申し訳ありませんでした。　Ｋ先生には確かにお伝えします。お辛い中、ご連絡いただきありがとうございました。」「こちらこそ、大変お世話になりました。Ｋ先生のおかげです。　　先生にはくれぐれも、どうぞよろしくお伝えください。」電話をとってくださった受付の方の優しい言葉で、最後には思わず涙ぐんでしまった私。そして、ふと思う。これはもしやルークの策略では？再手術を中止した１年半前以後は、もう二度と大学病院を訪れることはないだろうと思っていたのに先週の金曜日、悩んで悩んでダイヤルしたのだ。診察予約をしなければ、Ｋ先生はルークが元気でいたことも知らなかった。もしかしたらルークがＫ先生にお礼を言いたかったのかな・・・すべてはルークの意思により動いていたのかもしれない。今はそんな気がしている。続けて眼科のＡ病院にもキャンセルの連絡を入れ、仙台市に死亡届を書き、アニコム保険の死亡解約手続きを済ませ、もうやるべきことはひとしきり終わらせた。そんな、安堵がやがて寂しい空気に変わりつつあった夕方６時頃。　嬉しい訪問客が。仔犬の頃、一緒に遊んでくれたフレンチブルのQooちゃん梵天丸くんの飼い主ＲさんとフレンチブルのサラちゃんＢＪくん（びっくん）の飼い主Ｌさん。きれいな花かご、花束を抱えてルークに逢いに来てくれました。ルークの仔犬時代を知っている二人。あの時、ああだったね、あんなこともあったね、と久しぶりにいろんな話をしました。「朝、もう冷たかったの？」と、昨年９月に愛犬のびっくんを亡くしたＬさん。「ええとね、ブログをＵＰして２時頃に私がベッドに入った時、　ハアって深い呼吸が聞こえたの。だからその時までは息してた。　でね･･･　あの時、どうして様子をみてやらなかったんだろう、って。　もしかしたら私を呼んでいたのかもしれないのに。　私、まさかこんなことになるとは思わなかったから、そのまま寝ちゃったの･･･」思い出して涙声になっちゃった（＾＾；　ごめんね、Ｌさん、Ｒさん。もしかしたらあの時、ベッドの中で、私が寝室に上がってくるのをずっと待ってたんじゃないかって思う。（あ～　かーさん来てくれた）って、安心して眠りについた瞬間だったのかなって。そんなことにも気づいてやれなくて、ごめん。ルーク。でも、かーさん後悔してないよ。一連のこと全部、ルークが決めてたことだと思うから。ひとつでも違う行動があれば、ルークが望んだ旅立ちを邪魔しちゃったかもしれないもんね。本当に長い一日でした。夢の中にいるような３日間でした。今でもまだ実感がわかないけれど、こうして長い日記を書いているうちに、少しずつ整理されてくる気持ちもあるような気がしています。思いを吐き出すことって時には必要なんですね。そういう意味では、とーさんが心配です（＾＾；溜息ばっかりついています。それはそうだよね。毎日ルークの世話に追われて･･･というか、ルークの世話以外のことが見つからないはず。ゴハンを食べさせて、おしっこさせて、お尻を洗ってあげて。さっきも２階に上がる前に「ルーク、寝るぞ」って言ってた。うーむ、大丈夫か、父。飼い主の方には少し、時間が必要なのかもしれません。ルークは今頃、もう着いたかな。みんながいる天国に。そっちには知り合いがたくさんいるはずだから、かーさんは心配していませんよ。兄貴分のプルが迎えにきてくれてるでしょ？プルが天国に向かった日も、雪が降っていたね。今までルークを守ってくれていてありがとうね、プル。びっくんのことも見つけた？あのね、フレンチブルがたくさんいたら、びっくんはね、枝くわえてるから。すぐにわかるよ。悠々として枝くわえてる、石原裕次郎みたいな風貌だから、すぐわかる。「あの～僕、以前遊んでもらったルークですけど～」って言ってみて。それと、会ったことがないけどね、うららちゃんって女の子もいるから。こまちちゃんとふうたくんのお姉さんだから。挨拶して可愛がってもらうんだよ！･･･あー、なんだか楽しそう（＾＾）ルーク、楽しく過ごしててね。天国では病気なんかもう全然関係ないって聞いたよ。みんなと一緒にまた楽しく走り回れるといいね。あの弾丸みたいな走りで、どこまでも駆け回っているといいな。かーさんはそれが何より嬉しい。いつかまた逢える日まで、楽しく元気に待っていてね。ルーク、大好きだよ。またね。（福島のじーちゃん（私の父）が描いたルークの絵です。）※これまでルークを応援してくれた皆様、温かいメッセージをありがとうございました。　　個別に返礼すべきところをすみません。しばし時間をください。　可愛がっていただき本当に感謝しています。　ありがとうございました。

2013.02.06

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ルークの意思

ルークはあれからずっと同じ姿勢で寝ている。声をかけても微動だにしない。「おはよう～　朝だよ～　ルー、おしっこは？我慢してたでしょ。」「お父さんが会社に行くってよ～　“いってらっしゃい” しなくていいの？」話しかけても反応が無い。そのたびに深すぎる眠りに落胆する。触れればまだ耳も柔らかいし、肌触りも変わらない。なのに、身体の冷たさだけがとてつもなく悲しい気持ちにさせる。おとといの夜を思い出してみる。その日は夕方に眼科を受診していた。５：３０予約だったので５：００頃、家を出た。玄関のドアを開けたら、ちょうどお隣さんご家族も外出するところだった。ルークの第２の我が家（だと思っていたはず）の、Ｋ家の皆さん。脚が麻痺してからずっと家に籠りきりだったため、会えたのは本当に久しぶりのことだった。「涙がでなくなっちゃって目薬がかかせないから　これから眼科にお薬をもらいに行くところです。　ルーク、随分痩せちゃったでしょう？。」と、とーさん。「そっか～･･･でも、大丈夫大丈夫！　ルーク、頑張ってるね。」そういって、いつも「大丈夫だよっ」と明るく励ましてくれるルークの第２ママ。そんな何気ない、いつもの軽いやりとりが最後のお別れになってしまうとはその時は夢にも思わなかった。つい、おとといの出来事。ルークは優しくしてくれるお隣さん一家が大好きで、仔犬の頃、よく脱走しては、勝手にお隣のお庭に侵入して遊んでたりした。外出先から帰宅した車が駐車場に入る音がすると勝手口まで吹っ飛んで行ってワンワンワンワン吠えて出迎えた。一度、お隣のＲちゃんがお散歩に誘いに来てくれたことがある。グイグイと自分勝手にリードを引っ張るやんちゃなルークだったから大丈夫かしら･･･と心配しつつもお願いするとまるでスキップをするように浮かれながら散歩に繰り出すルークの後姿をあきれ顔で見送ったっけ。懐かしいなぁ･･･。Ｒちゃんの弟のＪくんのことは「同級生」だと信じて疑わなかったルーク。Ｊくんが友達と一緒にお庭でサッカーボールを蹴って遊んでいるのを見つけては窓ガラスに体当たりして吠えていたっけ。「ボクも誘ってよ～」って。その大好きな二人が、ママと一緒にルークに会いに来てくれました。きれいな花かごを抱えて。その花の中にはメッセージカードが添えられていました。ルーク、寝たふりなんかしてたけど、きっと嬉しくて嬉しくてしかたがなかったはずだよ。ありがとね、Ｒちゃん、Ｊくん、Ｋ家のパパ、ママ。ルークを可愛がってくれて本当にありがとう。おとといの夜。ゴハンを少しと、おやつを少し食べたあと、ソファに寝そべっていたルークを見てふと思いついて、その目前にボールを転がしてみた。ふわふわの綿と鈴が入った黄色いボール。ボール投げというよりも、単に、私が目の前に転がしたボールを咥え、転がしては咥え、を何度か繰り返すだけの遊び。それでもルークは、目の前に転がってくる黄色いボールを真剣に目で追い、何度も何度も受け止めていた。そのたびに中の鈴がチリン、と鳴った。思い出すと今もその音色が悲しく聞こえてくる。その後まもなく、いつものようにとーさんが「ルーク、寝るぞ～」と声をかけ、ソファから抱き上げた。リビングを出ていく、とーさんとルークを、これもいつものように「ルー、また明日ね。おやすみ～」と見送った私。その声で、ルークが私を振り返る。一瞬。------それが私が見た、“起きているルーク”の、最後の姿となりました。つい、おとといの夜の出来事でした。大学病院に診察予約をしたという記事をＵＰしたのはその夜でした。ＰＣを閉じてとーさんとルークが休む寝室に上がっていったのが深夜２時頃。その時、確かにルークの寝息を確認しています。ハァ～と一瞬、深いため息のような呼吸を聞きました。「ああ、やっぱりなんとなく、しんどそうだなぁ･･･ルーク」そう思いながら眠りについたのを記憶しています。発見したのは２月４日（月）の朝の６時頃。とーさんのただならぬ声で目が覚めたのでした。「･･･ルーク、動かない！固まってるっ！！」大声でルークの名前を呼び、わぁわぁとひとしきり泣いた後、「･･･でもこれならよかった。本当によかった。　苦しまないで眠ったまま逝ったんだもん。ルークが選んだタイミングだったんだね。」私の口から自然とこぼれた言葉でした。周囲に全く予感させないまま、あまりにも突然に訪れた別れ。でもそれはルークが一番望んでいたとおりの、穏やかな去り方だったのかも。とーさんの隣で眠ったまま、そのまま静かに息を引き取ったルーク。「なんで教えてくれなかったんだよ～ルーク。ひとりで逝っちゃって。　気付いてやれなくてごめんな～。看取ってやれなくてごめん･･･」とーさんはそう言って泣いたけど、それはルークの精一杯の気持ちだったのかも。ひとりぼっちでお留守番することも多かったルーク。ひとりの時ではなく、家族がみんな一緒にいられる時間。温かな布団の中で、とーさんの匂いにつつまれて。それこそがルークの強い意志だったように思うのです。我が家の大事な大事な家族、ルーク。その小さな身体は明日、天に召されてゆきます。ずっと見守っていてあげるから。家族みんなで。

2013.02.05

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大変よく頑張ったで賞（ハナマル付き）

ルーク本当によく頑張ったね。こんなにお利口さんな犬は世界中探してもどこにも居ないよ。よって、「大変よく頑張ったで賞」をあげるね。特大ハナマル付き、だよ。我が家の大事な大事な息子、ルークは今朝がた早くに、虹の橋の向こうへと旅立ちました。いつものように大好きなとーさんと一緒の布団にくるまり、とーさんの体温を隣に感じながら眠るように静かに逝ってしまいました。思い返してみても何一つ変わった様子を見せないままでした。痛がることも、苦しむこともなく本当に穏やかな最期でした。それだけはよかったね、とよく頑張ったね、と、今はただ褒めてあげたいと思います。ルークを応援してくださった皆さまに心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました。ルークうちの子になってくれてありがとう。私たち家族を大好きでいてくれてありがとう。頑張ってくれて、ありがとう。もう頑張らなくていいからね。ゆっくりゆっくり寝んねしてていいんだから。さよなら。またいつか逢おうね。絶対逢おうね。待っててね。今はただ安らかに、ルーク。

2013.02.04

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往生際

「あの、診察の予約をお願いしたいんです･･･」「はい、予約ですね。どうなさいましたか？最後にお越しになったのは・・・？」「･･･おととしの秋、です。今からちょうど２年前にＫ先生に背骨の腫瘍の手術をしていただきましてその後は調子が良い時期もあり悪い時期もあり、を、繰り返していたのですが昨年の春からは全く歩けない状態になっていました。それでも最近は比較的落ち着いていると思っていたのですが、この半月くらいの間に背中が異様に膨らんでしまって、見るからに痩せてきたので･･･」先週末の朝も早い時間、意を決して大学病院に電話を入れた私。丸二日、悩みに悩んだあげくの診察予約でした。この数日来、その異様さは、口には出さないものの家族の誰もが気づいていたことでした。ルークの背中の丸い盛り上がり----最初は、「歩けないこと」が原因で腰が曲がってしまったのかな、くらいに思っていました。麻痺のせいで長いこと不自然な姿勢で座ったりしていたから農作業で酷使したおばあさんの腰が曲がるように物理的な負担で背骨が曲がってしまったのだと。でも･･･。それにしては何かがおかしい。ほんの１、２週間くらいの間に一気にコブが大きくなった気がする。コブ。本当に「ラクダのコブ」みたいに。それに、体を動かすのがとてもしんどそうに見える。じっと寝ていることが多くなった気もする。思い起こせば兆候は昨年の終盤頃から既に出始めていたのだと思う。１１月末頃から始まった酷い「眼やに」。眼やになんて今まで一度も出たことなんかなかったのに、なんかおかしいな、とは思っていた。それで年末に眼科で診てもらった結果、「免疫力低下による涙腺萎縮が原因のドライアイ」であるとの診断を受けた。免疫力の低下･･･？加えて、急激な体重減少。ルークは比較的身体の大きいタイプのジャックラッセルテリアでピーク時には９キロを超えていたこともある。（ちなみにルークのお父さんは体重１１キロの大きな体格の犬だ。）今日、再び訪れた眼科で計った体重は５．７５キロ。１か月前と比べて０．５キロ近く減少していた。２年前の手術の際の、あの今にも壊れてしまいそうな時ですら６．３キロあったというのに。少し前、登米のＳ病院で処方してもらった免疫の薬は中止することにした。厳密にいうと、あれは「サプリ」。もうサプリメントではどうにもならないくらいに進行してきているということだ。------------------------------------------------------------「･･･もしかしたらもう、“末期”の状態なのかもしれないとも思うんです。　何か治療をお願いできる段階ではないのかもしれません。　それならそれで、Ｋ先生にそういう診断でのアドバイスをいただければ　それで十分なので、今の状態を一度診てはいただけないでしょうか・・・」私は、そんなふうに話す自分に驚く、もう一人の自分がいたような気がした。頭の中は全く整理ができていなかった。そもそも、いったい何のために診てもらうのか。Ｋ先生は「外科」の獣医、である。Ｋ先生が手術をしてみようと仰ったら、どうするのか。最初の手術時を思い出してみる。まだあのときは血液検査の数値は特段の異常も見られない状態だった。（それゆえ、どこの病院に行っても病気の発見に繋がらなかったのだけれども。）今の体力では手術はとても無理だ。到底体力がもたない。そこまで解っていてなお、遠い病院まではるばる連れて行くことの意味は･･･「手術はだめだ。でも･･･このまま放っておくのも･･･・。　とりあえず行ってみよう。先生に今の状態を診てもらって　手の施しようがあるのか無いのか、診てもらおう。　ダメならしかたがないけど、何か打つ手があれば･･･」とーさんはそう言う。混乱した私を見かねての言葉なのかもしれないけれど。かくして。今月１４日に再受診が決まった。あと１０日余り。果たしてそれまでに整理がつくのだろうか。私のアタマ。ルークのために今できること。それはルークが望むものでなければ･･･。本当に情けない飼い主だ。しっかりしなくちゃ！！

2013.02.03

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白鳥のように

１１月の終わり頃から、ルークの酷い“目やに”が気になっていて、年末に、いつもの掛かり付けの病院で受診しました。眼科専門の若い先生によると「自己免疫疾患のドライアイですね」とのこと。ルークのように、長い期間、身体の中に癌細胞を抱えていたりするとどうしても免疫力が衰えてしまい、免疫システムの誤作動などで身体のあちこちに不具合を起こすことがあるのだという。治療薬は２種類。「オプティミューン」という眼軟膏と「ヒアレイン」という涙成分に近い点眼薬。眼軟膏は、働かなくなってしまった涙腺の力を引き上げる目的の“免疫抑制剤”。これは生涯、使い続けなければならない、とのこと。自分で涙を出すことが難しい状態になってしまって、根治は難しい、と。涙の出なくなったルークの眼には表面に細かい傷が散見されたのでした。うーん。そうか。生涯治らないのか。先生のこの言葉にはさすがに心が重くなった。自己免疫疾患がいかにやっかいなものであることかは私が一番よく知っている。関節リウマチもまた自己免疫疾患ですからね。免疫システムが一度誤作動を起こすと、自然治癒は難しい。かくして、ルークのスケジュールには今後毎月、眼科詣でが加わることになったのです。そんなこともありまして、年明けの週末。ふと思い立ち、自宅から高速道で１時間ほどの登米市にあるＳ病院に７か月ぶりに出かけてきました。Ｓ病院は昨年のＧＷ前後に「リンパ球療法」を受けた病院。リンパ球療法と並行して「免疫力を高めるお薬」を処方していただいたことを思い出したのでした。もうこれ以上、合併症で辛い思いをすることがないように。久しぶりに診察に現れたルークを見て、「おお。ずっと頑張ってたんだね･･･」と先生は仰いました。歩かせることが目的だった前回の治療時とは状況が明らかに違っていることは一目見て理解されたようでした。今のルークはもう、後ろ肢はダランと力が抜けたまま全く反応がありません。それでも、せめて、今の免疫力をこれ以上低下させないために以前のお薬だけでも再開したほうがいいだろう、ということでとりあえず半月分を処方していただきました。ちなみに、今後の治療費。　・眼軟膏　　　約4,000円／月　・免疫のお薬　　9,000円／月入っててヨカッタ、アニコム保険ありがたや、ありがたやさて、タイトルの「白鳥」なんのこっちゃ？って話ですけどね、このＳ病院の帰りに、白鳥が飛来することで有名な「伊豆沼」に立ち寄ってきたのですよ！今日は久しぶりに暖かい日でしたが、この１週間の極寒のせいか伊豆沼には一面に氷が張っておりました空から舞い降りた白鳥たち、「水面だと思ったらスケートリンクだったよ！」とばかりにオーバーランする姿がなんとも微笑ましく、しばらく飽きずに見ていました。あまり外に出かけることのなかったルークも興味津津といった感じ白鳥の鳴き声にも動じずにじっと眺めていました。何を思って眺めていたのかな･･･自由に動き回る白鳥を見ながら･･･（下記画像をクリックすると別窓でYouTube動画が開きます）

2013.01.12

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元気です！

ええと。大分ご無沙汰しちゃっていましたが（汗）、ルークは元気です♪猛暑の間もなんのその、驚くほど食欲旺盛で元気モリモリです。おかげで、せっかく新調した可愛いお洋服がピッチピチのパッツンパッツン･･･ダイエットとか言わないでください（る）･･･嬉しい悲鳴ですけど（＾＾）ほんの１ケ月前までは、どんなフードを与えても全然食べなくてガリガリに痩せちゃっていましたから。１ケ月前のボク。腹に力が入りません（る）今はこんなに元気なルークですが今年に入ってからの体調の変化は本当に目まぐるしいものでした。手帳の記録を見たら、１ヶ月に１度はかかりつけの病院で痛み止めと点滴を受けてるほど（驚）--------------------------------------------------------------------1/3の日記ルークの後肢がまたフラついてきた。具合も悪そうなので薬（鎮痛剤）を２回飲ませた。ウンチをトイレ以外（室内）でしてしまう。（1/6には粗相もなくなり落ち着いてきた）1/25夜、ルークの調子がおかしい。あまり動かずまた後肢ふらつく。（翌朝回復）2/25ルーク、朝、３度吐く。朝ごはん食べない。夕方仕事から戻るとやはり食欲なし。震えている。Ａ病院受診。血液検査異常なし。とりあえず吐き止めの注射で様子見る。（翌朝ごはんを食べたので再受診なし。その後徐々に元気になった。）3/5ルーク、ついに歩けなくなる。夕方少し震えていたので鎮痛剤飲ませる。食欲は普通。4/6昨日まで元気だったルーク、帰宅してみたら少し震えている。鎮痛剤飲ませる。4/23ルーク、朝、吐く。震えあり。２．３日前から食欲がなく元気も無かった。Ａ病院受診。点滴、注射。4/28ルーク、５箇所目の動物病院受診。（Ｓ病院）免疫治療（他者リンパ球療法※）開始。※若いワンちゃんのリンパ球を培養したものをルークの体内に注入。癌などを長い期間患っている犬はリンパ球の働きが低下しているのだという。そこに若い元気な犬のリンパ球を投入することで、本来の力を引き出し免疫力を高める･･･という治療だそう。現に、この治療期間中はすこぶる元気がよく効果が高いと思われた。ただし･･･治療にかかる費用も相当に「高い」ものだったため１クール（４回）で中止することに。受診の当初の目的は、「手術をせずに歩けるようにしたい」ということだったけれど残念ながら歩けるまでには至らなかった。～5/26（４回目）で免疫治療終了。7/4夜22：00、ルーク吐く。その後もハアハア息苦しそうにしていて全く眠れず一晩中喘いでいた。7/5出勤前にＡ病院受診。そのまま預け、夕方迎えに行く。血液検査、点滴、注射。メタカム（鎮痛剤）１箱処方。7/7食欲少し戻る。痛みがある様子。（抱こうとすると歯を剥く。）7/10朝晩ゴハンをしっかり食べた。痛みで騒ぐことがなくなった。7/12ルークの食欲スゴイ！！まるで生まれ変わったかのように（？）ガツガツ食べる。目に力が戻り、元気な頃の表情に戻った。-----------------------------------------------------そして、現在もまだルークの元気は継続中で～す♪５月に１ヶ月間、仙台から高速道路で１時間ほどのＳ病院で免疫治療を受けました。３月初旬に歩けなくなって２か月が経とうとしていた頃でみるみるうちに後肢の筋肉が無くなっていくことに不安を覚えて（以前、聞いた話によると、筋肉が痩せて無くなってしまった場合、再び歩けるようになるかどうかは「経過２か月」がひとつのラインだということだったので）ＨＰの情報をいろいろ調べて、辿り着いたのがＳ病院だったのです。とても良い先生で、治療も納得のいくものだったけれど治療費のあまりの高さと、（アニコム保険適用しても１回に複数枚の諭吉さんが飛んで行きました。）「歩けるように」という目的達成の見通しが正直厳しい感じだったため１クール（４回）で終了しました。今もまだ状態は同じで、オムツしてお尻でズリズリ室内を移動するといった状態ですがそれでも、痛みが無く、食欲旺盛で元気に過ごしているからそれでいいんです（＾＾）車椅子を勧めてくれる友人もいますがルークの背中には最初の手術で入れた背骨固定具があって（腫瘍を切り取った骨を固定するための石膏板みたいなやつ）その大事な固定具にヒビが入っていることはＣＴ検査で確認済みなんですよ。たぶん、手術をしてくれた先生は、肺転移までの数カ月保てばいい、ってくらいの感覚だったのではないかと思われます。だって、しきりに「あまりアクティブな生活はしないでね」って言ってたし（笑）車椅子にすれば、もっと活動的になってルークも喜ぶかもしれないけどアクティブすぎて割れちゃっても困るのです～手術はさせたくない。もう、歩けなくても、いいかなって。前向きに、そう思う私です。だって、見せてあげたいくらいくらいですよ。ルークのお尻歩き。オヤツの気配をみせたときなんか、もう笑っちゃうくらいのもの凄いスピード（笑）私を追い越して吹っ飛んで行ってドリフトして止まる、という超人技！！犬パラリンピック、お尻競歩の部で金メダル確実と思われます（笑）今でも十分すぎるほどアクティブなルークなのでした。。。アクティブすぎてブレブレだぜぃ道行く人には吠えてあげます（る）　　　（･･･頼んでないって（呆））

2012.08.05

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元気です！

ルーク、元気ですあれから日を追うごとにめざましい回復ぶりをみせたルークは今ではすっかり元の調子を取り戻しております。スキあらばスリッパを持ち去りソファカバーをグジャグジャに丸めクッションカバーの角を余すところなく噛み千切る･･･悪戯っ子ルーク、健在です（笑）･･･よって、前回に引き続き今回も、またもや、再手術：回避。キャンセルで～～っす。　先生ごめんなさ～い実のところ、キャンセルする旨は先週の水曜日に連絡済み。あのような大手術ゆえ準備もあるだろうと早めに状況を伝えていたのでした。癌が消失したわけではないので今後もまた繰り返す恐れはあるわけですけどもとりあえず今は元気になっています。ご心配いただいた皆さま、いつもお気遣いありがとうございます以下、今の様子を動画でお伝えしたいと思います◆10月3日の様子（まだ歩き始めて間もない頃）　↓◆10月8日の様子（走れるまでに回復しました）　↓これまで何度も同じようなことを書いてきたような気がしますが動物の持つ生命力の強さ、そのタフさには本当に驚かされます。本当にもう、感動するくらいに･･･

2011.10.11

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一進一退、一喜一憂

心配してくださっている皆様、いつもありがとうございます。その後のルークですがなんと再び（正確にいうと三度）、歩けるようになっています。変化に気付いたのは９月２４日（土）のこと。そろそろオシッコかなぁと腰を持ち上げてやった時にそのままズルズルと後足を引きずって前進したんです。相変わらず両後足は伸びきってＸ字に交差したままで。おーい、トイレはそっちじゃないよ～と追いかけながら何気なく見ていたら、アレ？今、左後足がちょっとだけ動いたような･･･その後も注意して観察すること、翌日。今度は右後足が動いたみたい･･･本当かな？で、またその翌日。腰を持ち上げて立たせてあげると、なんと！前足の動きに連動するように後足を交互に動かしている！？以前の歩き始めの時と同様、最初こそふらつきながらヨロヨロと千鳥足だったけれど日増しにその足取りもしっかりしてきて先週の木曜（９月２９日）にはもう転ぶこともなく普通に歩けるようになっていました。やったー！！ルーク、君はスゴイなぁ～　もう大丈夫、手術の予約、キャンセルしなきゃね。歩けるようになったことで食欲も顔つきも以前の調子を取り戻したよう。すっかり元気になったと、もう大丈夫だと思った、次の日。朝から元気がなく、何も食べずに震えるルーク。快復したと喜んだのも束の間、また痛みが出てきた様子。そんな状態で留守番をさせることへの不安を抱えつつもとりあえず鎮痛剤を飲ませて出勤。その日は結局、食事を摂りませんでした。明日もまだこのままの状態ならＡ病院にお世話になろうと考えていたら翌朝はスッキリしたいいお顔。ホッ･･･で、現在に至ります。今は痛みもなく食欲も戻って落ち着きました。今回の変化で思ったこと。これから何度も、こういうことを繰り返していくんだなぁと。ルークの背中を撫でていると一部（手術した箇所）で明らかに他の箇所と違う感触の箇所があります。そこだけぽこっと盛り上がりがあって何かが触れるというか。そして、その箇所は以前にも増して感触が大きくなったような気も。根本的な治療をしていないのだから当り前なんだけど今回みたいに一時的に麻痺が取れて復活するとつい、「治った～」って錯覚しがち。目先の変化にできるだけ一喜一憂しないでおこう、と改めて思った私なのでした。（難しいけどね。）ともあれ、今のルークは落ち着いています。十日後に控えた手術をキャンセルするかどうか。。。今週いっぱい様子を見て決めたいと思います。

2011.10.02

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近況報告

「あれから半年」･･･そうテレビで盛んに言ってたのが１週間前。そっか、もう半年が過ぎたのかぁ、と思った。あのあと、待ち遠しかった春が来て、異様に暑い夏が来て･･･と、ふと気付いてみたらもう９月も半ば過ぎになってた。今年はなんだか時間の感覚が狂ってるみたいな気がしてならない。しばらくは容体が安定して穏やかな日々を過ごしていたルークも夏が過ぎた頃から徐々に体調に変化が現れてきていた。特に８月下旬頃は不調が目に余るくらいになり何度も病院のお世話になった。ずっと傍に付いていてあげたいけれど相変わらず仕事の都合でそうもいかない。なので、せめて家に居る時間だけはなるべく、くっついていてあげようと思っている。（実は案外、迷惑だったりしてね～（笑））得意技の「ブログ放置プレイ」もやむなし、と思ってたけど「記録」だけはしておきたいので経過のみ書いてみる。あくまで「記録」なので箇条書き（笑）◆８月２４日頃食欲がなくなる。特に朝は全く食べたがらない。◆８月２６日いつも食べていたドライフードを拒否するようになった。缶詰のウェットフードをちょっぴり食べる。少し体が熱い気がする。後ろ足がふらついているように見える。◆８月２８日食事を摂らなくなって３日目。水もあまり飲まない。一日中、横になったまま動こうとしない。痛みがある様子。時折震えている。声をかけても反応する元気がないようだ。◆８月２９日朝一番にＡ病院に受診。３日間も飲まず食わずだったので点滴と沈痛剤（注射）の治療を受けることになった。体温３９．５度。やはり熱も少し高い。※点滴に６時間ほどかかるということでそのまま病院預けて出勤し、　夕方仕事の帰りに迎えに行くことになった。　（こういう対応って働く身には本当に有り難い！）帰宅後はスッキリした顔をしていた。痛みも無くなったようで少し安心する。でも･･･相変わらずドライフードは食べない（＾＾；缶詰のウェットフードをほんの少し食べた。◆８月３０日昨夜、少し調子がいいように見えたのもつかの間翌朝にはまた不調に逆戻りしていた。震えが止まらない。食事も拒否。◆８月３１日Ａ病院に行く。一昨日同様、夕方まで預かってもらい点滴治療を受ける。引き取りの際、しばらく継続して鎮痛剤を飲むよう勧められる。（点滴＆注射の効力はそう長く続かないそう。）鎮痛剤が効くかどうか様子をみて、ダメな場合はパッチ（麻薬）、ゾメタ（骨融解の進行を遅らせる薬）を治療にを使うことも検討してみてはどうか･･･という話があった。そこは大学病院の治療との兼ね合いもあるのであくまで希望するならばという意味での提示。私としては、大学病院が遠いこともあってこうして近くのＡ病院が連携してセカンドの役割を引き受けてくれることは本当に有り難い限りで頭が下がる思いです。。。◆９月２日大学病院に受診。痛みがあること、食欲が無いこと、Ａ病院で受けた点滴治療のことなどを報告。レントゲン画像でも腫瘍の影がハッキリと分かるくらいに腫瘍が大きくなっていた。ただし、患部は相変わらず原発した骨１つの周辺のみで他の部位への転移などは見られなかった。ナックリングというほどの症状ではないが足を裏返した時の「戻り」が悪かったことを見た先生が「足の反応が弱っているみたいですが今のところは歩けているようなので、とりあえずはこのまま鎮痛剤で様子を見ましょう」とのこと。積極的な癌治療をしない以上、ペインコントロールしか手立てはない。Ａ病院からも錠剤タイプの鎮痛剤を５日分処方されていたが食事を摂らないため錠剤よりも口内で瞬時に溶けるタイプのズブリンという薬を新たに処方してもらうことになった。３０日分。レントゲンではもう一つの事実が発覚。削り取った骨の補強材として入れた石膏にヒビ割れが！！先生によると、とりあえずこのままでも問題は無いが再び歩けなくなって再手術が必要になったら交換するとのこと。そして、先生は今日もイケメンだった。（余談）◆９月６日薬が効いたようで、痛みで震えることはなくなった。その代わり･･･心配していた通り、歩けなくなった。後ろ足をＸ字にクロスさせたまま引きずるように移動。一度ドスンと尻もちをつくと、そこから自力で立ち上がる事ができない。後ろから腰を持ち上げてあげると、数歩進んで、ドスン。また持ち上げてあげて、ドスン。その繰り返し。排せつも上手くできなくなりタイミングを注意してあげないと部屋のあちこちにオシッコの跡が･･･幸い、というかなんというか、ルークが最初に歩けなくなった時にリビング全体にパネルカーペットを敷き詰めていたのでオシッコで濡れた箇所だけを剥がして洗うことができる。この日から我が家のベランダには毎日のようにパネルカーペットがヒラヒラと干してある。朝晩、ルークのお尻周りのシャンプーも日課に加わった。そして、現在に至るわけですが･･･ルークは今、案外、元気です。相変わらずドライフードは嫌がるけれど鳥のササミをボイルしたやつとかさんまを焼いてほぐしたやつ･･･なんかは美味しそうにムシャムシャ食べたりします。痛みも収まったようで、顔つきもスッキリとしています。郵便屋さんや宅配便のおじさんなどにバウバウ吠える元気も出てきました（＾＾；見た目（表情）はすっかり元通りです。ただ、歩けないだけで。痛くないのなら、まずはそれだけで有り難い。歩けなくても穏やかに過ごせるのならそれだけでいいんじゃないかとそんなふうに思う今日この頃。ルークは･･･どう思っているのか分かりませんけどね。もしかしたら歩きたくて走りたくてたまらないのかも知れないけれど。とりあえずは元気で穏やかに過ごしています。再手術は１０月１３日の予定です。前日の１２日に入院することが決まりました。先生の都合で１か月近く先の予定になりましたがもしかしたら意図的に間を空けてくれたのかな？前みたいにまた、自然に自力快復することを願ってのこと？それとも単に忙しいスケジュールの都合からというだけなのかもしれませんが私は今度も自力快復に期待したい。大いに。あと３週間のうちに、また元気に歩きださないかな･･･奇跡を信じてその日を待ちたいと思います。

2011.09.18

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再手術、見送り

岩手大学病院に行ってきました。当初の予定では明日２０日（水）に脊髄腫瘍を取り除く再手術が行われる予定でした･･･が。　なんと！！今回の再手術は見送り、と相成りましたっ５日前ほどから後ろ足が再び動くようになったルーク。最初こそヨロヨロと千鳥足で歩き尻もちをつくとなかなか起き上がれない感じだったのが日を追うごとに随分しっかりした足取りへと変わってきました。その様子を先生に告げて　（ま、告げずとも一目瞭然なんですけどね）手術を先延ばしにできるのなら、もうしばらく様子をみたいのですが･･･と恐る恐る相談してみました。先生は、　「（歩けるようになったのは）腫瘍が無くなったわけではなく　　体が今の状態（腫瘍がある状態）に慣れて圧迫が和らいだ･･･ということだと思います。　　手術をしてもまた再発する見込みで、イタチごっこは必至です。　　それでも、今回の手術の目的は“歩けるようにしてあげること”だったので　　今こうして元気に歩いているのであれば、手術は見送っていいと思います。･･･」ニコニコしながら、そう仰いました。　「でも、あの状態からまさかまた歩けるようになるなんて　全く想像できなかったですけどね･･･」とも。またもやイケメン先生を驚かせたルーク本当にスゴイ奴です↑診察を終えて外に出たのち、しばし振り返って病院の建物を眺めるルークホッとしたのでしょうか･･･今回は予め職場に休暇を届けた私が一人きりで病院に連れて行きました。（往復360キロの旅は、弱りきった体には結構キツかったです～(笑)）仕事から帰宅した、とーさんも手術見送りの報告にホッとしたようでした。それにしても。手術日を「２０日」にしたのは先生が多忙でその日しかスケジュールが空いていなかったから。もしも、たまたま先生の都合が合ってすぐに手術が可能だったとしたら･･･ルークは前回受診時にそのまま入院、即・手術が行われていたはず。あの時点ではまさかまた自然に歩けるようになるなんて誰も思わなかったですからね･･･もしや、本当に何かを持っているんでしょうか、この男･･･↑今回の入院・手術に際し、ルークに「お守り」を頂きました！（ジャッキーさん、ありがとうございます）たくさんの方々にエールをいただき、そのおかげでルークは何か見えない力に守られているのかもしれません。ご心配と励ましのお言葉、皆さんいつもありがとうございます病気が病気だけに、いつまた同じ症状が起こるかも分かりませんが今の穏やかな状態ができるだけ長く続きますように。見えない力に祈るばかりです。。。コラコラ、食べ物じゃないから舐めないの！（笑）御利益に感謝･･･です。

2011.07.19

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不死身の男

私は、原発関連のテレビ報道が嫌いだ。何故って、震えるほどの憤りを覚えて観るに堪えないから。２日前から世間を賑わせているニュースの福島県浅川町とは･･･私が生まれ育った町です。昨夜のテレビで、問題になった酪農家の男性がインタビューに応えていたのを観ました。「･･･お騒がせすることになってしまい申し訳なく思っています･･･　･･･でも。この私の悔しい気持ちがあなた方にわかりますか？」･･･おじさん。あなたは全然悪くなんかないと思います。悪いのは、事故の初動対応を誤り、ベントの決断も出来ず水素爆発を防ぐチャンスをみすみす見逃した政府と役人と東電の人たちだから。この灼熱の中、窓をピタリと締め切って密閉した室内で扇風機をまわし続け、洗濯物も外に干さず、地元の野菜の安全性にさえ疑念を持つ･･･そんな生活を余儀なくされている実家の両親。「気にしすぎかもしれないけど、何が本当かなんて分からないからね･･･」という。原発事故の直後から幼子を連れて遠い他県へ避難している妹は未だ帰ってこない。それでもまだ、私の実家は避難区域ではないだけマシなんだろうと思う。私の故郷はどうしてこんなことになってしまったのだろう。地震・津波は天災だとしても、原発事故は明らかに人災。私の故郷、“うつくしま・ふくしま”を返してよ。以前の姿に戻してよ。叫びだしたい衝動に駆られ、いつものように唐突にテレビの電源を消した私。･･･と、その時。　私の目前を何かが横切ったのです･･･「んもう、急にヨロヨロ歩いたら危ないじゃない、ルーク･･･」　･･･ん？？？　“歩いたら”　ですって？？？ボクちゃん、歩いちゃってますけど･･･なにか！？（by ルーク）えっ　ええ～～～っ！！！なんで？なんで歩いてるのさ、キミ。再発が判ってから１週間。最初は痛みに震え、下肢の麻痺から排泄もままならずオムツが外せなかった。再手術の日までどうやって持ち堪えてもらうかだけが心配だった･･･のに。ビックリするやら嬉しいやらのこの出来事は２日前のこと。その後、アレヨアレヨという間に足取りもしっかりしてきてついには家中を走り回る始末（＾＾；ええと。　手術･･･受ける？　どうする、よまぁ、先生にはこの状況も診てもらわなきゃいけないだろうし予定通り受診してきますけどね。。。この１週間といえば特に変わったことはしていない。状態の変化について考えられることといったら以前にも処方されたことがある「ズブリン」という消炎鎮痛剤の薬、くらいかなぁ。この薬を毎日飲ませたことで、或る程度の炎症が治まって脚の感覚が戻った･･･とか、ね。真相は分からないけども、まぁ、とにかくスゴイヤツですよ、ルーク。歩けるようになった途端、食欲も戻って、元気、元気生気が戻ったというか、顔つきが全然違ってきましたもん。手術しなくてもこのまま回復に向かうんじゃないか？くらいの勢いです（笑）この不死身の男。もしや･･･本当に『復興の星☆』！？ルークを見ていると何事も諦めちゃいけないんだなぁと思い知らされます。つくづく、ね↑今日の様子。元気になった途端、ボール投げも復活です（笑）

2011.07.16

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再手術へ

昨日、岩大病院に行ってきました。ＣＴ検査の結果、やはり再発でした。前回と同じ患部にできた腫瘍が下肢の神経を圧迫して後足が動かなくなっていたのでした。それは或る意味、予想していたとおりの結果だったのですが私の心配は「手術をしてもらえるのか否か」ということ---先生はこう仰いました。「･････一般的な骨肉腫の経過を考えた時、　　通常なら既に亡くなっています。　でもこの子はまだ生きている。肺に転移もみられない。　今のところは通常の経過と明らかに違う辿り方をしています。　正直言って私の想定外でした。　再手術は１回目と同じ箇所であることから癒着の可能性も考えられるため　簡単ではありません。むしろ最初よりもリスクは高くなっています。　ですが、神経を圧迫している腫瘍をある程度取り除くことができれば　またしばらくの間、この子の生活の質の向上には繋がるかと思います･･･」「ただし･･･」と、先生の話は続きました。病巣の場所が非常に繊細であり、無理が出来ない場所なので腫瘍を全てを取り除くことは困難であることそれ故、また近い将来再発する可能性があるということそれでも再手術をしますか？･･･と。「たとえイタチごっこになったとしてもこのまま手術をしなければ悪化の一途を辿るだけだと思います。せめてもう一度だけでも、歩けるようにしてあげたい。･･･手術をお願いします。」私はそう言いました。腫瘍を減らさない限り、痛みも増していくかもしれない･･･それが何より可哀想なことだとも思うのです。再手術は再来週の７月２０日（水）に決まりました。前日に入院です。前回の大手術を経験しているだけにより一層不安が募りますが今度もＫ先生の腕を信じて、ルークの生命力を信じて手術の成功を祈るだけです。手術まであと１０日余り。それまで食欲が改善してくれるといいなぁ･･･体力勝負ですからね。今回の岩大受診に際し、前日に点滴をしてくれた地元のＡ病院が血液検査データを岩大病院にＦＡＸしてくれていたことを聞きました。病院間の連携と温かい配慮に感謝・感激の思いです。たくさんの方々に見守られてルークは幸せな犬だと思います（＾＾）あんな大手術をした直後のあの地震。そんなルークを、あの震災を乗り越えた「復興の星☆」だと私は勝手に思っているので再手術も頑張って無事に乗り越えてくれると信じています。背中に造影検査のための「小窓」が開きました。逆モヒカン復活！？復興の星☆　頑張れっ！！（笑）

2011.07.09

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再発

すっかりご無沙汰していました。その後、ずっと元気に走り回っていたルーク。その姿に全面快気を信じて疑わなかったのです･･･一昨日までは。ルークは今、再び立つことも出来なくなりました。今年初めの、あの「ヘルニア入院」時と同じ状態に一夜にして逆戻りしてしまったのです。本当に、一夜にして。思えば一昨日の夕方の散歩･･･いつもよりもはしゃいでいたような気がします。家の前で偶然、大好きなＲちゃんとファルくん（イタグレ）に会い、嬉しさのあまり、千切れそうなくらいにしっぽをピコピコ振って身体いっぱい喜びを爆発させていたルークでした。それが翌朝（昨日）、ブルブルと身体を震わせて横になったまま食事も水も摂らない状態になりました。排泄もコントロールが効かず、またオムツのお世話に･･･ただでさえ、体力を消耗しそうな今のこの気候、さすがに丸２日も飲まず食わずでは心配なので今日は朝から仕事を２時間ほど休みを貰って近くの病院で点滴を受けてきました。とりあえずの応急処置です。でも、それが少し効いたようで、夕方帰宅してからは缶詰のウェットフードを２日ぶりにガツガツと食べました。今朝までは口元にスプーンで運んでもガンとして食べなかったのにね。ちょっと一安心。明日は岩大で診察を受けてきます。おそらく再発したのでしょう。もう疑いようもありません。果たして先生は再び手術をしてくれるだろうか･･･果たしてルークの今の病状は手の施しようがあるんだろうか･･･果たして･･･今回ばかりは正直、少し弱気になっています。私はもしかすると、これから「いろんな覚悟」をしていかなければならないのかも。歩けないルーク立ち上がれないルーク痛みに震えるルークそんな姿を前に、耐える覚悟を持たないといけないのかもしれません。･･･泣いている場合ではないんでしょうね。あまり深く考えないようにしたいと思います。出来ること、してあげられることだけを精一杯してあげるだけ。ただ、それだけです。本当は今週末、楽しいことが待っていたはずでした。蔵王のドッグランでお友達と楽しく走り回る予定だったのです。１年ぶりの再会をとても楽しみにしていたのに、絶対に行くぞと決めていたのに、･･･行けなくてとても残念です。せめてあと数日、発症が遅かったら出かけられたのになぁ。考えても詮無いことですけどね。こんな状態になってようやくブログを再開するというのも本意ではないので複雑な心境ですが（＾＾；あまりに突然の変化に正直、戸惑いを隠せませんが･･･ちゃんと見ていようと思っています。希望を失わずに。明るい明日でありますように☆

2011.07.07

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回復しました！

前回の記事UPの翌日、病院で診察を受けてきました。仙台～盛岡。いつものように車で往復5時間の長旅（涙）せめてもう少し近ければなぁ･･･具合が悪くなったからといって、すぐに通院できないこの辛さまぁ今更嘆いても物理的な距離は縮めようがないことですが。当日のルークは、一晩明けて朝には少し容体が落ち着いていました。前日の夕方からの震えは夜中までずっと続いていてその様子を見ながら私は（明日、病院に行くまでに間に合わなかったらどうしよう･･･）そんな不安に駆られるくらい、重篤な状態に見えたのです。病院ではレントゲン撮影と血液検査を受けました。結果は･･･レントゲン検査では特に異常なし。手術患部の金具もきちんと固定されているしその他の箇所にも特に異常と思われる箇所を見つけることができなかったとのこと。ただし、写真では判別できないものの血液検査では「炎症」を示すタンパクの数値が高く出ており身体のどこかには何らかの炎症が起こっている疑いがある･･･とのことでした。この数値が高いと食欲も無いはずだと先生に言われて（そういえば･･･）と思い当たることがありました。確かに1週間くらい前から？以前に比べて食欲が落ちているかなぁと思っていたところでした。気温が高くなってきたからかも･･･などと、あまり気にも留めなかったけれど本当は体調が悪かったのかもしれません。検査の結果が出るまでの間、別室で消炎鎮痛剤の投薬を受けていたルーク。病室から連れてこられると、すっかり落ち着きを取り戻した顔で待合室をキョロキョロと見回していました。検査が終了するまでいつもの倍くらいの長い時間がかかったこの日。待合室で待っている間、私はいろんなことを想定して身構えていました。数日前に奇声を発した際、「前足」付近を痛がっていたように見えたので（もしかしたら前足に転移したんじゃないか？）（もしそうだとして「前足を断脚」しなければならない状態だったら･･･）（もしそうだったら･･･どうしたらいいんだろう･･･）そんなことまで考えて･･･頭の中はグルグルグルグル不安の渦でいっぱいでした。ですが、今日のところはＣＴを撮ってまで詳細に調べる必要はまだないという判断で（先生の言葉を借りると）ＣＴで細部に転移を見つけたとしても、そのあとの治療をどうするか･･･そういう話にもなってくるので（抗がん剤をするのかどうか、ということ）もう少し様子をみていきましょう、と。とりあえず10日分の消炎鎮痛剤（ズブソン）を処方してもらい、1週間後に電話で病院に様子を連絡する･･･ということになりました。さて、その後のルークですが震えることもなく落ち着いた様子で過ごしています。ただ･･･いつもより少し大人しい気がしてはいますが。気のせいならいいのですが、やはりあんな異変があったばかりなので少しの変化にも敏感になってしまいます。ということで、お騒がせをしましたが今のところは落ち着いていますのでどうかご安心をご心配いただいた皆さま、ありがとうございました↓これは5/19の夕方、私が帰宅した直後の、ケージの前でうずくまるルークの様子です。ケータイで撮影したため画質は粗いです（＾＾；そのためよく伝わらないかもしれませんが小刻みに震えています。。。この撮影のあと、グッタリと目を閉じて伸びてしまいました↓これは通院の翌日（5/21）の動画です。庭で歩き回るルークの映像です。とりあえずここまで回復しました。。。経過観察継続中です。。。

2011.05.22

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容体急変

あれからずっと元気に走り回っていたルークですが今日の夜になって突然容体が急変しました。本当に「唐突」としか言いようのない急な異変でした。朝、出勤する際、いつものようにケージに入れてきたところまでは目立った異変は無かったように思うのですが夕方仕事から帰宅してからが異変の始まりでした。「ただいま」とケージの扉を開けると待ちかねたルークが一旦ケージの外に出てきましたがすぐにもう一度ケージ内に戻り中のトイレトレイの上で踏ん張ってウンチをしました。（ここまではいつもの様子です。）私がそれを片付けてトイレから戻るとルークは･･･ケージの前でうずくまったままブルブルと震えていました。目を閉じて落ち着かない様子で楽な体勢を探すように体をくねらせながらブルブルと小刻みに震え続けていました。（あの時と同じだ･･･もしかしたら本当に再発したのかもしれない･･･）私はとても不安になりました。実はおとといの夜、兆候と思える出来事が起こっていたのです。いつもの風景の中で突然起こったことでした。とーさんがソファに座るといつも隣に割り込んでくるルーク。おとといの夜、そんなふうにソファに座りたそうしていたルークをとーさんが抱き上げた途端、今まで聞いたことのない大きな奇声をあげたのです。その時は一時うずくまって動かなくなったもののその後はまたいつもの様子に戻り、そのまま今朝まで特に変わった様子は見られませんでした。それでも、おとといの夜のあの奇声を聞いた時から私の中に芽生えた不安はずっと燻ぶり続けていました。話を戻します。仕事から帰宅してすぐに異変に気付いた私は時計を見ました。１８時４０分とっくに時間外だけど、先生はまだ病院に居るかもしれない･･･大学病院に電話をして、電話に出た事務の方に状況を説明しました。できれば明日にでも先生に診ていただけないかと･･･。先生に確認して折り返し連絡しますとのお返事をいただき電話を一度切りました。ルークは、誰にも触られたくないようでした。私が電話をかけている間に自分で隣の部屋に向かったのでしょう。暗闇の中、お気に入りの座椅子の上で体を横たえていました。ブルブルと震えながら時折、ハァハァと苦しそうに喘いでいます。やはり一刻も早く先生に診ていただかないと･･･それにしても、あまりにも急激な変化なので癌の再発、というよりはむしろおとといの夜、とーさんに抱きあげられたあのタイミングでもしかしたら骨折でもしたんじゃないかと。認めたくない感情も手伝って、私は再発ではないのかも･･･などとあれこれ疑ってみたりもしました。その矢先、電話が鳴り、大学病院から明日の診察ＯＫとの返事がきました。検査をするので朝食を抜いて来てくださいとのこと。ルークは、明日の朝食どころか、今晩の夕食すら食べられる状況ではありませんでした。とーさんが帰宅してからは一度も立ち上がることもせず結局、震えながらそのまま食事も摂らずに寝てしまいました。あまりにも突然の変化で戸惑いを隠せませんがとりあえず明日、また盛岡まで行ってきます。こんなことなら、明日までにやらなければならない（締め切りの）仕事を今日、やっつけて来るんだった･･･と後悔しきり。明朝は早くから盛岡の大学病院に向かい、午後には出勤しなければなりません。強行軍ですが、ルークの回復を信じて、先生に再度お願いしてきます。再び復活して良い報告ができるといいのですが。ルーク、お願いだから負けないで。。。今朝、出勤前に撮った「いつもの元気なルーク」の写真です。ジル＆ベリーかあさんに作ってもらったお手製のカッコいいウェアを着てご満悦のルークだったのでしたが･･･

2011.05.19

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先生も驚く回復力！

ルークの脊髄手術から２カ月半ほどが経ちました。術後の病理検査で「悪性腫瘍」の判定が下り骨肉腫と診断されたときには絶望感でいっぱいだった我が家。それでも、せめて痛みが取り除ければそれでいいもう二度と走れなくなったとしても家の中を自由に歩き回れるくらいになれば、それ以上は何も望まない･･･そんなふうに祈るような思いで過ごしてきた、その矢先の巨大地震。何が何だか分からないくらいに慌ただしく過ぎて行った日々。本当なら３月下旬には経過観察で再受診する予定でいたのに仙台の自宅から盛岡の病院までは片道180キロの遠距離通院。当時のガソリン不足の状況では到底行くことが叶わずキャンセルを余儀なくされたのでした。そんなこんなですっかり延び延びになった「１ヶ月検診」が２ヶ月半経った今日、ようやく叶ったのでした。最初、担当医のＫ先生は非常にシビアな表情でルークを出迎えてくれました。術後、抗がん剤などの化学治療を一切行わない決断をした私。そのまま２か月以上も経過していて、普通に考えたら相当厳しい状態になっていることを想定していたとしても無理はありません。そのあたりは素人の私なんかよりも担当の先生は経験上はるかによくご存じのはずですから。骨肉腫の予後が芳しくないことは何度も繰り返し説明されてきましたし以前、ルークと同じ症例（脊髄の骨肉腫）だったワンちゃんが術後１ヵ月後に肺転移し、そのまま２ヶ月後に亡くなった話も聞かされていました。経過観察とは、つまり他所への転移を早期に見つけるための診察でした。転移して痛みがあればそれに対処するための薬の処方はするけれど、でも肺に転移したらその後の方策は苦痛を和らげる以外に望めないという･･･ルークの病気はそういう厳しい病気だったのです。ところが。３枚の大きなレントゲン写真を張ったボードの前で困惑したような顔のＫ先生。「･･･驚きの結果です。肺にもどこにも全然転移の影が見えない。全くきれいな状態です。」私はニッコリしつつも内心は　（やっぱりね！）　と思いました。今の状態に限って言えば、絶対に転移なんかしていないと確信がありました。一時動かなかった後ろ足は今でも多少の不自由さがみられ走り回った時など時々転んだりはするけれどそれ以外はすこぶる元気・元気☆痛がる素振りもなく、体調が悪そうな様子も全然無いんですから。「先生のお陰です。病気がすっかり治ったとは思っていませんが、それでも今のところはすっかり元通りになったと思えるくらい元気になりました。」そうお礼を述べて頭を下げました。先生は、この調子で今後どこまでいけるかが鍵になるけれど手術部分もきれいに固定されているしこのまま様子をみて行きましょうとのこと。また１ヵ月後に受診する予定にして病院を後にしました。ルークのレントゲン写真には背骨を削った患部に９本のピンが並んでいました。前回は本数を数える余裕などなかったのに先生の驚いている顔をよそに、何とピンの本数を数えていた自分が可笑しくて帰りの車で思いだして思わず笑ってしまいました。更に可笑しいのが、一緒に行ったとーさんも９本のピンを数えていたこと。二人で大笑いしながら安心して帰途についたのでした。ルークの病気が今でも悪化せず落ち着いているのは毎日フードとともに与えている４種類のサプリの効果もあるのかな、と思ったりしています。個体差もあって、その方法が合う場合、合わない場合等いろいろあるかと思うのですが少なくともルークには合っていたのかな･･･と今の良い状態を見ているとそんなふうに思えるのです。（サプリについて書いた以前の日記はコチラ）とりあえず１回目の検診は無事クリアしてきました。今後いつまでこの状態が続くか分かりませんが正直、先のことは全然、安じていません。ひとつひとつ、一歩一歩、前に進むだけだと思っています。今回の震災の影響により今でもなお続く余震。その余震に怯え、中にはストレスから体調を崩したワンちゃんもいる中、ルークの体調がいいからと素直に手放しで喜んでいいのかそう思う気持ちが私の中に少なからずあったりします。余震活動が収まるまで数年はかかるなどという報道もあり不安は残りますができれば一日も早く終息して欲しいものです。。。↑診察を終えた帰り道の車の中。病院を離れてホッとしたルークの大あくび（笑）↑家に帰ってきて更にリラックスするルーク･･･（ポーズがオッサンみたい(笑)）

2011.04.22

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食事について

現在の食事について書いてみたいと思います。基本はドライフード、そこにサプリを振りかけて食べさせています。---以上。･･･え？　それじゃ～身も蓋もないって？まぁ、簡単に言ってしまうと、それが実状なので要するに“大したことはしていない”って前提で読んでください。（恥ずかしいので）日本ブログ村の「犬闘病生活」にランキングされているブログを拝見すると飼い主さんたちの中には手作りのご飯などを様々勉強して工夫して与えている方が本当に多くて感心するやら反省させられるやら･･･（笑）癌という病気に手作りご飯が推奨されていることくらい私も認識しているんですけどね～◆不安～その１これまでドライフードだけで過ごしてきたのにいきなり手作りに変えて大丈夫なのか！？（何についても言えることですが「急激な変化」ってあまり良くないんじゃないかという不安です。）◆不安～その２そもそも品質の高いドライフードは栄養バランスを十分考慮して作られているので当然それなりに優れているはず･･･完全手作り食に移行するといっても、そのドライフードに見合うだけの徹底した栄養バランスの管理なんて果たしてこの私にできるのか！？（下線がポイントです（試験に出ます！）　この私ってどの私？ハイ、それは典型的なＢ型の私です･･･ほら、不安でしょう？）という冗談はさておき、数々の不安があって手作り食には踏み切れないでいます。（ドライフード以外にも例えばりんごとかヨーグルトなんかはあげたりしていますがね。。。）積極的な化学療法を選択しない方法を選んだ私ですがそれでも「何もしない」というのはとても不安なもの。化学療法以外に何かしてあげられることはないのかしらん･･･？ということで、チョイスしたのがこれらのサプリで～す↓（左から）　1）センダンα　2）Ｄ-フラクションプレミアム　3）枇杷の種（粉末）　4）ベターシャーク（サメ軟骨・粉末）このうちの上位２点については先日の日記にも書きましたが楽天市場の購入者レビューで評判がよかったのを参考にして術後早々に取り寄せて与えていたものです。その後、「センダンα」についての興味深い新聞記事を見つけました。【がん抑制効果「犬猫用センダンα」サプリとして販売　　共立製薬】（前略）･･･同研究所によると、イヌのがん９種、ネコのがん２種で実験したところ、すべてのがんで成長を抑制した。臨床実験でも副作用がほとんどなく、実験を行った動物病院の獣医の８割が効果を認めているという。さらに「既存の抗がん剤よりも効果があり、副作用もない。市場を独占できる可能性もある。産業の少ない沖縄で成功が期待できる植物だ」としている。･･･（中略）センダンはセンダン科の落葉広葉樹。熱帯から亜熱帯地域に広く分布する植物で、日本では主に南西諸島で自生している。　　　　JPRペット産業市場ニュース　2009/10/12記事より抜粋（全文はこちら）うう～ん。。。なんか、効きそう、でしょ？大体において私の選択基準は「動物的な勘」に頼ることが常でしたが（自慢）この記事を見たときには、ピンときたといいますか更に確信を得たような気分になりました。（単純）後発の２点（写真右側）については日本ブログ村「犬闘病生活」ランキングで常に上位の人気ブログ　ジュンのしるし鼻腔内腺癌で闘病中のワンコ、ジュンちゃんの飼い主さんの書かれているブログから参考にさせていただきました。こちらのブログは飼い主さんがとても献身的に手作りごはんを工夫していらっしゃいます。愛情あふれる文面からはジュンちゃんが素敵な飼い主さんのもとで安心して幸せな毎日を過ごせていることが温かく伝わってきます。◆枇杷の種（粉末）の効能についてはこのサイトに詳しく書かれています。ビワ種（枇杷の種）に含まれる主なビタミンは、Ｂ1、Ｂ2、Ｂ6、Ｂ17、Ｅ、Ｋ、Ｈ、葉酸などです。中でもＢ17は、アミグダリンと呼ばる栄養素で、ガンの治療のために研究開発されている注目のビタミンです。主にバラ科の種（杏、モモ、りんごなど）に多く含まれているアミグダリンは、生体の正常な代謝活動を活発にして、血液の浄化や健康維持力を高めます。アミグダリンには、微量のシアン化合物（青酸配当体）とベンツアルデヒドという猛毒物質が含まれ、ガン細胞とは化学反応によって強力な抗ガン作用をおこすと共に正常な細胞には抵抗力を強化・活性化するといわれています。つまり正常な細胞には健康を維持するために必要な栄養素といえます。　　　　　　　　　　　　　　こうげん堂　ＨＰより引用枇杷（びわ）は古来より民間療法などでよく利用されてきた植物ですよね。◆ベターシャーク（サメ軟骨・粉末）サメ軟骨はタンパク質とコンドロイチンが主成分です。近年、ガン細胞が成長する時に生じる新生血管の形成を阻害する物質がサメ軟骨に含まれていることが明らかになり、血管新生抑制作用によるがん細胞の増殖・転移を抑える目的で人間に限らず、多くの動物病院でも治療に取り入れられてきています。さて、これらのサプリを　アーテミスのドライフードにふりかけて１日２回、朝晩に食べさせます。アーテミスのドライフードといえば、ずっと愛用していたメーカーにもかかわらずガンなどの病気療養用のプレミアムフードが別にあったなんて！！最近になってその存在に気付いた私。アーテミス　アガリクスイミューンサポート　1.8kg【あす楽対応_関東】【10P06jul10】価格：2,400円（税込、送料別）今のフードが無くなったら次はこれにしてみようかと思っています。商品の詳細についてはこちらのサイトに詳しく書いてありました。参考までに。うんちくはもういいから早く食べさせてください。。。by　ルークあ、ごめん、ごめん肝心のルークの健康状態ですが、これがすこぶる良好！快食、快便、快マグロ状態（詳しくは前回の日記をご覧ください（笑））なので、手作り食ではないものの今のところ我が家ではこの形がベストなんじゃないかな～と。そのように思っている次第でありますひとつだけ最後に。以前の日記にも書きましたが、サプリメントはあくまでも食品です。薬ではないので、効く、効かないなどの効果のほどは定かではありません。分量さえ守っていれば副作用についてはさほど心配ないかと思うのですがそれももしかしたらゼロではないかもしれません。私自身も様々な情報をもとに手探りで「試している」状態ですので念のため書き添えておきます･･･長くなっちゃったので、このへんで終わりま～す！拙い記録ですが、もしも読んでくださったどなたかの参考になれば幸いです

2011.03.08

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医療費のこと

ルークは私にとって、ペットとして家族に迎え入れた初めての仔です。最初は、何もかもが分からないことだらけでしつけの本を何冊も購入し、インターネットの情報などを調べたりして私なりに一生懸命育ててきたつもりです。その最初の時期に、ペット飼いのプロ（？）である友人がこう話してくれたことがあります。「ペット保険には入っておいた方がいいよ。万一の時に役立つから。もし大きな病気をしたときに、できるだけのことをしてあげたいと思うでしょ？ペットの病気って案外お金がかかるものだからね･･･」その時の私は「ふ～ん。そういうものなのかぁ･･･」くらいに半信半疑だったと思います。でも、その時の友人のアドバイスに従って入ったペット保険に、実際にこんなに助けられるだなんて、加入時には夢にも思いませんでした。（教えてくれたQOO梵ママには本当に感謝しています（＾＾）ありがとね！）今回のルークの病気に掛かった医療費についてこのへんで一度、集計してみることにします。-------------------------------------------------------------------------＜医療費＞11/27　Ａ病院　　6,825円　検査（レントゲン、血液検査）　※50％保険対象12/11　Ｔ病院　　8,317円　検査（レントゲン、血液検査）　※50％保険対象12/19　Ｔ病院　　4,059円　関節炎治療（薬、注射他）　※50％保険対象12/26　Ｔ病院　　4,969円　関節炎治療（薬、注射他）　※50％保険対象 1/19　Ｔ病院　　5,014円　関節炎治療（薬、注射他）　※50％保険対象 1/12　Ｔ病院　　9,229円　検査（レントゲン、血液（抗核抗体検査）他）　※50％保険対象 1/15　Ｔ病院　　5,911円　関節炎治療（薬、注射他）　※50％保険対象 1/21　Ｔ病院　 30,375円　椎間板ヘルニア入院3日分（薬、注射他）　※50％保険対象 1/21　Ａ病院　 41,003円　誤飲（内視鏡処置、レントゲン、血液検査他）　※全額自己負担（同日診療のため） 1/28　Ｔ病院　 49,113円　椎間板ヘルニア入院7日分（薬、注射他）　※50％保険対象　2/2　Ｔ病院　　3,314円　椎間板ヘルニア治療（薬、他）　※50％保険対象　2/5　Ｈ病院　　7,035円　椎間板ヘルニア治療（鍼、レーザー他）　※全額自己負担2/12　Ｉ病院　283,870円　骨肉腫（検査、手術、他）　※一時自己負担（保険請求中）2/12　Ｉ病院　　7,260円　骨肉腫（レントゲン、診察他）　※一時自己負担（保険請求中）＜その他＞　サプリなど　　60,000円（サプリ５種、お灸、コルセット等）　交通費　　　　18,000円（岩手までの高速代）　※ガソリン代は除く-------------------------------------------------------------------------　　　　　合計　544,294円　（自己負担分のみ）岩手大学病院では保険提携していないため、この分を現在保険会社に請求中です。手術費用の按分計算が若干複雑になるようなのですが仮に、今請求分の50％（約140,000円）が保険会社から支払われるとすると自己負担額は　404,294円　となります。もし私が動物保険に加入していなかったとすると、当然ですがこれらの費用は全額自己負担となり、その総額は･･･671,420円　という、とてつもない大きな額になります。こうして計算してしまうと、改めてすごい金額だなぁとつくづく思いますね（＾＾；それにしても。明細をざっと見ていただいてもお分かりかと思いますが病気の診断がつくまで２ヶ月半の月日が流れています。関節炎、椎間板ヘルニアの治療は、（今振り返ればですが）全く必要のなかった治療です。この治療のために、総額で約250,000円の費用がかかりました。費用もさることながら、正確な診断が下りなかった、その２ヶ月半という時間はルークが一番つらい思いをした日々でもあります。今となってはもう、取り戻すことのできない過去ですがこうして時系列で並べてしまうと、どうしてもそのことに思いがいってしまい実に４か所の病院を渡り歩き、遠回りしてしまったことに改めて湧き上がってくる虚しい思いも否定できません。せめて今後、同じ病気で悩むワンちゃんたちが、我が家のような思いをしないよう医療機関には更なる病院間の連携体制の向上に努めていただき一刻も早く適切な治療を受けられますように。そのことを願ってやまない私です。。。最後に。我が家が入っているペット保険は「アニコムどうぶつ保険」というものです。他にもいろんな保険があるかと思いますが、参考までに。

2011.03.01

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脱毛。

ルークは今日も元気です（＾＾）食欲旺盛、排泄モリモリ痛くないということは、それだけで充分素晴らしいことなんだなぁ、とＫ先生の執刀技術に改めて敬服しているワタクシでございます。さて、先日の診察の際、そのＫ先生に言われた注意事項。背骨の手術箇所はいくらセメントで補強したといっても空洞になっていることには違いないのでそこは十分注意してくださいね、とのこと。くれぐれも　指で押したりしちゃダメですよ！！ひゃ～　解りました。解りましたとも。今はこんなふうに患部が丸見えなので言われなくても怖くて触ったりなんかできないけど毛が生えてきて患部が見えなくなったら、どうする？？？･･･旗でも立てたいくらいです（＾＾；　「危険ゾーン」って。･･･すみません。不謹慎にも、つい、遊んでしまいましたおっと忘れてましたが、今日の話題は「脱毛」。退院してすぐの頃に気付いたのですがお尻の、ちょうど尾てい骨あたりの２か所、脱毛がおきています。これ見てください↓猿のお尻みたいでしょ？はじめは、（麻痺で歩けなかったために）何度も尻もちをついたことによる擦れが原因で抜けているのかとそんなふうに勝手に想像して、あまり気にしていなかったのですが今日、別の場所にも脱毛箇所を発見してしまいました。下あごの一部、毛が抜けてピンク色の地肌が見えています。これにはちょっとショックさらにいろんなところに脱毛が拡がったらどうしよう。。。って。原因をアレコレ考えてみましたが、素人ゆえ、よく解りません。今は何の薬も全く飲んでいないですし。ただ･･･薬といえば、ステロイドの副作用のひとつに「脱毛」があったような。ステロイド---ルークの病気、当初は「椎間板ヘルニア」と診断されていたためその時点から約３週間余りの期間においてかなりの用量のステロイドを投与していました。その後、病名も病院も変わったので今ではすっかり（薬が）切れていますがもしかしたら「離脱症状」としての脱毛がおきているのかなぁ･･･と。あくまで素人判断なので違う可能性も大ですが今のところは脱毛以外はとり立てて気になる症状も無いのでとりあえず様子見、ですね。ちなみに私自身も持病のリウマチで医師からステロイドを処方されていますが余程のことが無い限りは使わずにいる薬です。（※痛みが強いときに患部に塗りなさい、と言われています。）我慢できる程度なら、なるべく使いたくないかなぁと。短期間の抗炎症治療として使用する分にはさほど恐れる必要はないけど長く常用すると副作用の心配が出てくる、そういう薬だからです。これ以上、脱毛が拡がりませんように！！あ、それ以外の体調はすこぶる良好なルークですからご安心をハゲの心配なら、ボクちゃんじゃなくて、とーさんにしてください（by ルーク）

2011.02.27

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「どや顔」

先生方の歓声の中、岩手大学動物病院の診察室内を得意げに、わしわしと歩き回るルーク。その顔は、すっかり調子に乗った、いわゆる「どや顔」で満ち溢れていました術後ちょうど２週間めの今日は、３回目の訪問でした。初めて訪れた時のルークは、後ろ足が麻痺で動かないばかりでなく身体はガリガリにやせ細り、たえず痛みでブルブルと小刻みに震えて本当に沈鬱な表情をしていました。それが･･･先生方のおかげで、短期間でこんなに元気になるなんて･･･入院時には思いもよらないことでした。あの時はただ、もう歩けなくてもいいからとにかく命だけは助けてほしい。痛みから一刻も早くルークを救ってほしい･･･その一心でしたから、今日のこの回復ぶりは本当に感無量のひとことに尽きます。Ｋ先生は、先日の電話での説明から更に詳しくこれからの治療の選択肢、副作用のことなどを話してくださいました。---骨肉腫---今日の先生のお話を聞いて私が勝手に勘違いしていたなぁと思ったことがありました。私のイメージでは背骨の周囲の筋肉組織などに「おでき」のようなものができてそれが大きくなって骨を融かしたんだというふうに勝手に想像していたのですが先生のお話によるとそうではなく、骨自体が腫瘍化したもの、ということでした。骨自体が腫瘍化し、組織が増殖してやがて融けていったのだと。手術で患部である背骨の屋根の部分を切除したので中がむき出しの状態になり、その箇所をセメントで補強してピンで固定。神経を圧迫していた箇所が無くなったため痛みとともに後足の麻痺も解消された･･･そういう治療だったということでした。今後の治療方針の話になった時、「先生、いろいろ考えたのですが、やはり抗がん剤は受けないことに決めました･･･」私はそう言いました。それに対して先生は「私も個人的には･･･それでいいと思っています。」と仰いました。もしも今までの治療実績から抗がん剤の効果が有効だと見込めれば積極的に勧めるところだけれど、骨肉腫という病気は、残念ながらそうではない。それほど難しい病気だと･･･私が気になっていた「リンパ球療法」について質問するとリンパ球療法は、比較的血管が多く集まる部位には有効だけれどルークは骨の腫瘍なので、やはり同じ理由（骨肉腫は実績が芳しくない）で費用対効果が見込めない限り積極的には勧められないのだと仰いました。私はひとつひとつ質問をぶつけ、先生はその都度、丁寧に納得できる答えを返してくれました。今後再び骨が融けるような症状が現れればまた強い痛みに悩まされることになる。骨の融解を抑えることができる薬があるので（その薬は非常に高価なんだけどね、という注釈付きでしたが（＾＾；））痛みを取り除きながら、そのような薬で症状をある程度抑えていくような治療方法はある。だけど･･･今の時点ではまだその必要は無いみたいだね･･･歩き回るルークを目で追いながら先生は目を細めてそう仰いました。今朝、病院に向かう際には抗がん剤治療をしないと決めたからにはおそらく今日が最後の訪問になるだろうと思っていた私でしたが先生のお話を聞きながら平日しか受診できない、家から１８０キロという遠い病院だけど今後もずっとこの先生にお任せしよう、ルークを助けていただきたい、と思うようになりました。術後２週間経ったということで患部の抜糸をしてもらった後、「念のため今日の状態をレントゲンで確認しておきますか？」と聞かれたので「是非お願いします」と答えました。今日の時点では肺に影は見られませんでした。よかった～～～。　とりあえずホッと一安心です。今日の診察にはＫ先生のほか、入院時からずっとお世話になっているＫ女史と看護師さん一人がルークを迎えてくれました。ルークが部屋の中を歩きだすとカメラを取り出してきて「動画を撮らせてもらっていいですか？」と。「どや顔」で歩き回るルークをカメラで追っていました。もしかすると研究資料に使われるのかな？と思いながらその様子を見ていましたがもし、ルークと同じ病気の仔のための資料として今後お役に立つことができるのだとすれば本望。それは私にとっても嬉しいことです。「わ～　ルーク！！　こんなに歩けるようになったのね～」カメラを構えながら、そう言って喜んでくれるスタッフの姿を見つめながら心からそう思いました。１カ月後にまた経過を診ていただくことになり３月末に次回の予約を入れて、家路に着きました。先生はもう余命のことは一切口にされませんでした。これからは、穏やかで充実した毎日を過ごさせてあげること、それが一番大事だと、それだけを強く仰いました。私も、とーさんも、迷いは無くなりました。先生の存在とその言葉は、私たちの心を軽くしてくれるだけの力強さがありました。元気になったルークと一緒に家族で毎日笑って過ごしていければそれだけでいいのだと･･･改めて思い直した一日でした♪（がっつり食べまくるルーク。。。すごい食欲です（＾＾））（ボールを投げろとせがむルーク。それは、まだ、早いんじゃない？（笑））（診断書より）にほんブログ村にほんブログ村

2011.02.23

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検査結果

病理検査の結果が出たと、今日のお昼頃、私の携帯へ担当のＫ先生から直接連絡がありました。結果は･･･悪性腫瘍とのことでした。事前に聞いていたように、骨肉腫であろうと、先生はそう仰いました。「･･･そう、ですか･･･」私は不思議と冷静に聞いていました。ある意味、私の中では想定内の結果だったのかもしれません。実際は何も考えていませんでしたが骨の融解が始まっていたという事実ひとつ取ってみても悪性であることは矛盾することのない現実として私の頭の片隅に、ずっと残っていました。もうひとつの理由としてはすっかり元気を取り戻した最近のルークの驚異的な回復力を日々、目の当たりにしていたので、「悪性」と宣告されても、正直ピンと来ないなぁという気がしたのです。先生は、今後の治療としては抗がん剤投与という方法になっていくがルークのケースは必ずしも抗がん剤治療が有益だとは言い切れないタイプであり（つまり、抗がん剤治療をしても予後成績がよくないタイプの癌であるという意味）加えて、その治療には強い副作用を伴うためそれらを充分考慮した上で、治療を受けるのか否かをご家族で相談して決めてください、そう仰いました。先生の言葉をお借りすると抗がん剤治療とは「毒で毒を制する治療」であると。今、目の前にいるルークはこんなに元気なのにようやく元気を取り戻したばかりなのにまた辛い思いをさせなければならないの？それでも、もし、辛い副作用に耐えて進む向こう岸に病気の完治というゴールが待っているのならばルークには少しの間だけ我慢してもらって病気を治してあげたいと思うけれどそんな保証なんてどこにもないし、それどころか他のタイプの腫瘍に比べてもその可能性は限りなく低いという。やらないよりはやったほうが数カ月、もしくは１年くらいは長く生きられるかもしれないというただそれだけの違いのために（※語弊があることも承知していますが）何も知らない、何も話せない犬に辛い治療を受けさせてしまっていいものか。。。悩みながらも私の中で考えは少しずつ固まっていきました。今週の水曜日、再び病院を訪れる予定なので答えはその折に、ということになっていますが抗がん剤治療という選択肢は、既に私の中で限りなく小さくなっていきました。･･･受けさせるのはやめようと思っています。そしてそれは、とーさんも同じ意見です。治療をしなければ半年･･･先生がそう言ったように聞こえましたが私にはその声が遠くに聞こえていたせいか、今となっては本当にそう言われたのかどうか定かではありません。明日の事は誰にも分からない。現実を受け入れながらも、希望だけは捨てない。諦めるというのとは違います。体に負担の少ない別の方法がないか、次はそれを探そう、と。とーさんと二人、意見が一致しました（＾＾）とりあえず水曜日。前向きに、またひとつの節目を迎えてきます。。。ルークが安心して穏やかに過ごせるよう、ベストを尽くしたいと思います！！是非、応援してくださいね～☆☆☆

2011.02.21

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ひとりで出来るもん♪

麻痺していた後ろ足が動くようになってから元のペースを思い出したルーク。今ではタオルでの歩行介助も要らなくなりヨタヨタながらも自分自身で歩き回っています（＾＾）（こうやって、ブルンブルンもできちゃうもんねーっ）もう、顔つきが全然違います。「どうだ！」と言わんばかり（笑）そう。そんな、犬なら当たり前の仕草も新鮮。。。だって、足が完全に麻痺したのが１か月前の１月２０日。その日はちょうど４歳の誕生日。ヘルニアと言われ、入院してたもんね。この１カ月、本当にいろんなことがありました。今では遠い昔のことのように思えます。　ここまで回復できたなんて奇跡のようです･･･開封して間もないこのオムツ。これで２袋めだったけど、コイツもすっかり必要無くなったね･･･かーさんは本当に嬉しいよ「しっかりフィットしてモレない」だなんて書いてありながら（腰が細すぎて）モレモレだったけどさ、それなりにお世話になりました。でも、コレ、こんなに残っちゃってどうしようかな･･･（アイツにあげられたらいいのにね、かーさん。）･･･アイツって？　　↓　　↓　　↓　　↓オムツ芸人、山崎邦正　オムツといえば、この人しか思い浮かばなかった（笑）気持ち悪くなったらスミマセンでも彼はこれで家族を立派に養っていますから。許してやってくださ～い！（爆）冗談はさておき。今週はいよいよ病理検査の結果が出るかな･･･春の足音とともに、ルーク家に暖かな安寧が訪れますように･･･☆☆

2011.02.20

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食事療法

その後、病院からの連絡はまだありません。仕事をしながらも毎日ソワソワしながら待っています。病理検査の結果、どうなっているんだろう･･･日増しに元気になってゆくルークの姿を見ているとこのまますっかり治って元通りになるんじゃないかとそんなふうに思えてなりません。結果が出るまでには時間がかかると聞いていましたが検査の結果をただじっと待つだけというのも何だかな～、と。元来、諦めることが何よりキライという性分なので（メンドクサ～）何か良い情報は無いものか、ネットでせっせと情報収集してましたら･･･腫瘍でお悩みのワンちゃん猫ちゃんの飼い主さんたちに大評判のサプリを２点見つけたので早速注文してみました。それらがコチラ↓「犬猫用センダンα」と「Ｄ－フラクションプレミアム」Ｄ－フラクションプレミアムはいわゆる癌に効くといわれる「キノコ系」。アガリクスなどが有名ですが、この商品はマイタケ抽出エキス。免疫を強化して自然治癒力を高める効果があるそうです。センダンαはセンダンという植物の葉の抽出エキス。インフルエンザウィルスをも死滅させるほどの抗菌性に加えて最近では沖縄のセンダンから抗癌物質が発見されたとのこと。本当はどちらか片方を試してみようと思っていたのですが購入者レビューを見ると両方ともなかなかの評判なので迷いに迷って両方買っちゃった･･･手術をしてくれたＫ先生いわく外科の視点で言わせると、こういったサプリなどの民間療法は「邪道」なんだそうです（＾＾；ですが、完全に否定もできないので（本当に回復する子もいるらしい、という意味で）所詮、栄養補助食品だから害はないし試してみるのもいいんじゃないですか？ということでした。お値段はビックリするくらいにお高いけれど抗がん剤治療の費用に比べたら、あーた、微々たるもんよ（完全に金銭感覚オカシクなってます。。。）気休めにすぎなければ、そりゃ高いかもしれないけれどもし本当に効果があって、これで治っちゃったりしたらこんなに有難いことはないですもん。副作用もないしね。１日２回、朝晩の食事（ドライフード）にこれらを振りかけて食べさせています･･･という上の写真を撮るためにキッチンに居たところ･･･あ！！ルークが後ろからついてきてた。しかも平然と一人でそうなんです。ルークはもうここまで回復しています。術後まだ１週間なのにね。。。スゴイことです（＾＾）ブレブレながら動画も撮ってみました。よろしかったらクリックして見てやってくださ～い！↓おかげ様で、ルークはこんなに元気になりました～♪♪♪ D-フラクションプレミアム 30ml 送料無料価格：9,180円（税込、送料込）センダンアルファ α　30ml　犬猫用価格：7,840円（税込、送料別）

2011.02.17

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歩き疲れたのは、どっち？？

夕方、仕事を終えて帰宅したのが６時過ぎ。その後、夕飯の食事タイムを除き私が帰宅後にようやく座れたのは･･･ナント、夜の１０時を過ぎてからでした。その間、何をしていたかって？散歩、ですよ。散歩。ちい散歩。（違う）ルーク殿のお腰のタオルを握ったまま、部屋中を２時間以上も歩き回りました。殿ときたら、全然休ませてくれないんですよ。それどころか、どうもルーク殿は、私が何か邪魔をしていると思っているようなんですねー自分はスタスタ歩きたいのに私が縄を（タオルだけど）引っ張って邪魔をしているのだと。どうも、そのように認識されているご様子。その証拠に、後ろを歩く私のことをチラリチラリと振り向いては「チッ」･･･って顔をするんです。　ヒドイですね～これじゃあ、いつまで経っても夕飯の支度が出来ないと思い無理やり寝かしつけようとしたら「クワッ（大口を開けて威嚇）」あろうことか、歯茎を見せるんですよ。噛んだろかっ？って具合に。　コワいですね～（っていうか、かーさんを怒らせるほうがコワいと思うよ、チミ。）そんなこんなで超・疲れた、かーさん。。。そのうち万歩計でも着けようかな（＾＾；ここは、運動不足が解消されるとプラスに取るべきか！？うん、そうだ、そうしよう。（完全に独り言です（笑））でも、疲れたのは、かーさんだけでも無かったみたい。。。ルーク爆睡中↓完全に白眼、剥いてます。。。殿。この顔かなりヤバイです。子供が見たら泣いちゃうかも（笑）門外不出出来。（コワすぎて）よろしかったら魔除けにいかがでしょうかここに、バンビ発言撤回しま～す！ルークは泣く子もチビル？　どう猛犬に戻りつつある、かも？（笑）本領発揮で～す♪

2011.02.15

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目が離せない～

･･･おーい、　どこに行くんだよ～　ルーク～（ヨタ、ヨタヨタ、ヨタヨタヨタ･･･）待ってよ～　かーさん、このままじゃ何もできないよ～～～っ　（＾＾；手術で悪いところを取ってもらって痛みもなくなり神経の圧迫もとれて足の感覚が少しずつ戻ってきたらしい。今じゃ、すっかりご機嫌のルークさん。元通りに歩けるようになったと錯覚している様子。あのさー、焦らなくていいから。ゆっくり、ゆっくりだからねっ！夕方私が帰宅するなりゲージの中でいきなり立ち上がるルーク。朝から８時間以上も横になっていたんだもん、すぐに立てるわけないじゃない？キミ、１か月も歩いてないんだし。案の定、ドシンと尻もちをつき、また立ち上がり、ドシン。挙句の果てにゲージのコーナーに思い切り激突！！？？しかも背中から。　ひい～っコーナーポストに「ひとり鉄柱攻撃」ですよ。　ありえん鍛え方ですよ。要は、動きたいらしいんですよね。思う存分、部屋のニオイを嗅ぎまわりたいわけです。それとも･･･嬉しいのかな？久しぶりに自由を得て。うん。そうかも。きっとそうだね。昨日は二人羽織体勢で歩行介助をしていた私。気がつけば、こ、腰が･･･（＾＾；　ヤバインデナイカイ･･･？そして同じく、とーさんにも異変が。（っていうか、もともと坐骨神経痛持ちだから再発したね、完全に）そんなこんなで、ルークの歩行介助には今日からスポーツタオルが参戦。これ、絶妙！！長さといい、ホールド感といい、完璧な仕事をしてくれます☆☆☆今日は私の帰宅後に１時間ほど歩行訓練をしました。放っておくと何時間でも動きまわろうとするのでタイヘン（＾＾；嬉しい悲鳴をあげているルーク家、なのでした。（注：とーさんの悲鳴が聞こえたら、それは坐骨神経痛です（笑））「夕飯の支度ができないからここに寝てなさい！」って、かーさんに言われました。ボク、もっと歩きたいです。。。（by　ルーク）

2011.02.14

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う、後ろ足が～っ！！

見てください！この穏やかな寝顔を！！すっかり安心しきってスヤスヤ寝ています（＾＾）（ていうか、パシャッ♪て撮ったらちょっと目を開けちゃった、の図）まるでバンビみたいな無垢な寝顔ですね～（バンビの寝顔見たことないけど）退院当日の昨日は、長旅の疲れもあってかルークは一日中ベッドの中で寝たきりでした。あんな大手術（しかも脊髄！）を受けたばかりなのだから無理もありません。病院を退院してくる際、先生から歩けるようになるにはリハビリが必要なので後ろ足のマッサージや屈伸運動などをしてあげるといいですよ、と聞きました。（↓クリックしていただくと別窓で動画が開きます）早速実践してみる、とーさん。屈伸運動というよりは、牛の乳しぼり、みたい（＾＾；先生がやってたのと、ちと違うような（いや、相当違う気が･･･）？？ま、いいけどね。優しい気持ちが大事です、ってことで（＾＾）そんなことより。今日はルークに大きな変化がありました。麻痺で動かなかった後ろ足が･･･動いたんですっ！！見つけたのは次男でした。「あ、ルーク、後ろ足で顔ポリポリ掻いてる！」見ると本当に後ろ足で顔をポリポリと･･･あまりに自然すぎて気付かないまま見落とすところでした。たぶん本人（犬）も気付いていません（笑）おまけに食後にはトイレに行きたくて自力で立ち上がろうとするので体を支えて介助してあげました。トイレを終えてスッキリしたルークは、そのまま前足で前に進もうとします。背骨をピンで補強しているといっても急に倒れたら大変なことになるので慌てて後ろから腰を支えました。すると･･･（後ろ足、自分から膝を上げてる･･･！！）手術する前は、まるで１本の棒のようにピーンと硬く突っ張って私が手で曲げようとしても関節が一向に曲がらなかった後ろ足。それが今は、無意識に膝を曲げて自分自身で引き上げる動きを見せています。これは凄い進歩です！すごいぞ、ルーク！　すごいぞ、Ｋ先生の技術！Ｋ先生からは、術後すぐは（手術で神経に触れたことで）一時的に麻痺が悪化したように見えることがありますが時間が経てば徐々に回復していくでしょう、と聞いていました。退院時の昨日は立ち上がることも出来なかったのに今日はもう歩く兆候を見せている･･･動物の回復力、生命力って本当に凄いなぁと大いに感動させられた瞬間でした。ルークはそのままリビングをズンズン進み、腰を支える私と一緒に、まるで二人羽織みたいな恰好でとなりの部屋（和室）の襖を鼻先で無理やりこじ開けて進んで行きました。そこには･･･亀のような姿でコタツに首までどっぷり浸かり、強豪キューバ相手に、のん気に日本を背負ってたつ次男の姿が（笑）（打順はイチローの次、中島の打席でした。･･･って、どーでもいいし。）二人羽織ながらもヨロヨロと歩くルークを見て「おお～っ？　おお～っ？？　おおおお～～っ？？？」どーだ。驚け、驚け。そのうちスタスタ歩いちゃうもんね～まだ足の甲が裏返ってしまう「ナックリング」はあるもののたくさん食べて体力もつけば、歩けるようになるかな～☆☆回復の兆しが見える、どんな小さな変化も本当に嬉しい（＾＾）ルークも家族もみーんな元気に向かって歩いています♪♪

2011.02.13

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退院しました！

おかげ様で今日、無事に退院してきました。（↑上の写真、ちょっとインネンつけてるみたいですがスミマセン。　もともとがカメラ構えるとこんな顔する犬なんで（笑））術後間もないため少々衰弱していても仕方がないかな･･･と覚悟しながら迎えに行きましたが案外元気な様子に一安心しました。ご心配いただいた皆様方、本当にありがとうございました。今朝の仙台は雪で大荒れの天気予報だったため高速道路が閉鎖になったらタイヘン！！と心配しつつ早めに家を出ました。が。雪が多かったのは宮城県だけ（＾＾；　岩手は穏やかな天気でした。よかった。ついてる～今回は次男も同行して３人でのお迎えです。前日の夜、突然に「オレ、明日、部活休んで一緒に行くよ。」そう言いだした次男。普段ケンカばっかりしてたくせに（というか、ルークがケンカ売ってた（笑））やはり心配なんだなぁと胸が痛みました。待ち合わせの時間はお昼の１２時。予定時刻少し前に大学の門をくぐると、後ろから車がもう１台。ＢＭＷで現れたのは、担当医師のＫ先生。（さすがイケメンは外車が似合います。。おっと、ここだけの話ですが（笑））Ｋ先生、Ｋ女史、看護婦さんの３人で、休日にも関わらず応対してくださいました。診察室に通されると台の上でルークが待っていました。私たちの顔を見るなりバタバタ・ハァハァと暴れ始めるルーク。見ると、Ｋ女史が話してくれたとおり、しっぽがピコピコとせわしなく動いています。よかった～（＾＾）ボードにズラッと貼られた複数の画像を順番に説明してくださるＫ先生。素人眼にも骨が融解している個所はハッキリと分かりました。いびつに穴が開いている骨･･･術後の写真にはその部分を補強するための釘のような太いピンが５，６本くらい？骨に突き刺さった状態でシルエットに写し出されていました。「発病してからの経過が長いと思われます。病理検査の結果がまだ出ていませんのでハッキリした診断はできませんが、形質細胞腫（良性）、または骨肉腫（悪性）が疑われます。骨肉腫だった場合、残念ながら予後は良くありません。今の段階では肺に腫瘍の影は認められませんが、細胞レベルでは既に散っていることも考えられます。」口ぶりからＫ先生は２択のうちの骨肉腫を疑っている様子でした。「ちょうど１年くらい前に･･･その子は大型犬でしたが今回のルークちゃんと同じような症状の子の手術をしたことがあります。その子は骨肉腫でした。抗がん剤の治療について効果や副作用の事も含めてご説明した結果、飼い主さんは化学療法をしない決断をされました。副作用でこれ以上の苦痛を与えたくないという理由からだったかもしれません。しばらくは穏やかに過ごしていましたが、やはり肺に転移してしまうと厳しい。呼吸困難で３カ月後に亡くなりました。」「どうすれば犬が穏やかに暮らすことができるか、これからは生活の質の向上を第一に考えていくことが重要になります。」Ｋ先生はそう話しながらルークの頭を何度もなでてくれました。しっぽをピコピコしながら代わる代わる先生と私たちを交互に見つめるルーク。震えていない。痛くなくなったんだ。今はそれでいい。それだけで。私は素直にそう思いました。次回は病理検査の検査が出てから連絡を受けての訪問となります。小雪のちらつく中、３名のスタッフに見送られて病院を後にしました。腕の中のルークはすっかり安心したようにおとなしくしていました。「さ、おうちに帰ろう、ルーク。」数日ぶりに家に帰ってきたルーク。傷跡が痛々しいけれど、しばらくすればよくなるから少しの間辛抱してね。夕方７時少し前。私は、かかりつけのＴ病院の先生に電話をかけました。本当なら今日でＴ病院からのお薬（ヘルニアの薬）が切れるため再受診をする予定でした。でも今ではもうその必要もありません。お世話になった先生なので、黙って行かなくなってしまうのは失礼だと思いました。心配してくれていた先生に、これまでの経過をお知らせして改めてお礼を言って、ひとつの区切りとしたい。身勝手かもしれないけれど、そう考えたからです。電話をした際は最後の患者さんを診察中というタイミングだったので少し経ってからもう一度かけ直すことにしていましたがしばらくして先生の方からお電話をいただきました。先生は、飼い主である私のことまで気遣ってくださいました。「最終的には飼い主さんがどこまでを納得して受け入れていけるかそこをサポートすることも獣医の役割だと思っています。大変でしょうけれど何か力になれることがあればいつでも来てください。」そう仰いました。その折にはまたお世話になります、そう言って電話を置きました。連日こうして、長々と書き連ねていますが私は悲観しているのではありません。ただ、どんな小さなことでも書き留めて記録しておこうと。書きながら冷静になれることも、自問自答して気持ちの整理がつくこともあるからです。それは全て「前向きに」という意味で。みんなが励ましてくれているとおり、余命宣告を受けたワンちゃんが何年も元気でいるってことだって世の中にはたくさんあるわけで。専門家が「厳しい」という現実にも、一筋の光はきっとあるはず☆そう信じて見守っていこうと思っています。帰宅後のとーさんはルークの傍を離れませんでした。ずーっと頭を撫でながら顔を覗きこんでいるのでもしかしたら、ちょっとメーワク？（笑）明日からは平常心に戻って毎日笑って過ごしていきたい、かーさんなのでした（＾＾）

2011.02.12

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哀しい宣告

朝、職場のデスクに着いて間もなく、携帯に連絡が入った。見覚えのない番号。すぐに廊下に走り出た。なんとなく･･･嫌な予感がした。電話の相手は一関のＨ病院の先生だった。先日伺った際、２週間ほど病院を留守にするというお話だったので（Ｈ病院はこの先生と、息子さん先生の２人体制なのです）おそらく出先から個人の携帯で連絡をくださったのだと思った。今回手術を担当していただいた岩手大学病院のＫ先生から紹介元のＨ先生に今朝直接、電話で報告があったのだという。「状態は極めて悪い、と伺いました。背骨の屋根の部分がすっかり溶けて無くなっていたそうですよ。それで、とりあえず脱臼しないようにその個所に金具を入れて補強したそうです。先日の鍼治療の際に触診で痛がっていた、あの箇所です。それから右肩付近がひどいことになっていたようです･･･」右肩？　そうか。そうだったんだ･･･どうして気付いてやれなかったんだろう。そもそもルークの様子がおかしいと最初に受診したのが１１月下旬のこと。散歩の途中や散歩から帰ってきた後などにじっと立ち止まってプルプル震えていることがあった。最初に受診したＡ病院ではレントゲンや血液検査に異常は見られず「寒いのかなぁ？」と先生は言った。そのまま様子を見て、と言われて帰された。何か思い当たる異変などはありませんでしたか？そう聞かれて「そういえば･･･２，３カ月くらい前に１,２度あったことですが触ろうとした瞬間に突然、今まで聞いたこともないような金切り声をあげたことがありました。ちょっと肩に触ったくらいで、ギャンって。でも今はありません。」私はその時そう答えた。右肩･･･今思えばおそらく、その頃（昨年の８～９月頃だったか）にはもう病巣は明らかに芽生えていたのだ。すでに半年も前に。Ｈ先生の話は続く。「･･･Ｋ先生の話によれば、この状態を見る限り、遅くとも１，２カ月の間には肺に転移していくでしょうとのことです。土曜日に退院すると聞きました。退院時におそらくＣＴなどの画像資料などを渡されると思います。退院された後、化学療法などをしていくのかどうかは飼い主さんの判断です。先日もお話ししましたが、私はあと１週間ほど病院を不在にしています。ですので、それらの治療を近くの掛かり付けの病院でお受けになるかもしくは、私の方でまた何かお手伝いができるのなら来ていただいて構いません。･･･」私は、昨晩手術後に伺った話だと悪いところは可能な限り取り除いたと聞きました。後は病理検査を待って方針を決めると聞きました。悪いところを取ればとりあえず痛みは無くなるものではないのですか？そう質問をぶつけた。「少なくとも手術前に震えるほど痛かった状態よりは今は楽になっているでしょう。ですが、予後は楽観できないようです。今後、どのように化学療法を進めていくのかもしくは･･･」この次の言葉が、私には相当堪えた。「･･･もしくは、痛みが再び訪れた時には、本当に残念だけれども早く楽にしてあげるということもあるかも知れません･･･」頭を下げながら電話を切り･･･そこでようやく、ここが職場の廊下であることを思い出した私。意識して深く深く深呼吸をした。息が止まりそうだったから。「そんなこと、私にはできない。」だってルークはまだ４歳になったばかりだよ･･･デスクに戻り、仕事に集中した。状況を一部始終知っている、隣の席のＫさんが心配そうに聞いてきた。「大丈夫でしたか･･･？」彼女の飼っているダックス君（７歳）も最近ヘルニア治療をしたばかり。いつも私の話を聞かされていた彼女はすぐに病院に連れて行ったせいか大事には至らず、投薬治療で症状もすっかり落ち着いた。「それがね、大丈夫じゃなかったみたい。既に手遅れの状態なんだって･･･」私は努めて笑顔で答えた。そうするしかなかった。感情を遮断しないと溢れ出てしまいそうだったから。先生からの話をかい摘んで彼女に聞かせた。聞きながら彼女は泣いていた。そして、やっぱり私、今のダックスを最初で最後にしようと思う、動物はもう飼いたくない、辛すぎるから･･･そう言った。泣かないで、お願い、まだ決まったわけじゃないんだから家に帰ってくれば元気になるかもしれないし･･･笑顔で彼女を励まし、それっきりルークの事を考えるのはやめた。仕事、しなきゃ。年度末決算で書類は山のようにやってくる。忙しいことが今日はとても有難かった。時折、アプリケーションを閉じるたびに現れるルークの写真。デスクトップ全面に大きく拡大した画像。いたずらっ子そのもののルークらしい写真だ。画面を閉じるときに、それが顔を出す瞬間、胸が痛んだ。終業時間。ロッカールームで着替えて外に出た。一気に気持ちのタガが外れそうになり、慌てて首を振る。家に帰るの恐いな･･･帰りたくない･･･車に乗り込み、そのまま携帯の番号を押した。「岩手大学病院」「昨日お電話を戴いた際はまだ麻酔から覚めていない時だったのでその後どうしているかと思いまして･･･お忙しいところすみません。少しでいいので様子を教えていただけないでしょうか。」電話口に出た受付の方が、少しお待ちください、先生にお繋ぎします、と言ったのちＫ女史が電話口に出た。若くて美人なＫ女史、あなたも『先生』なんだ･･･「ルークちゃんの様子ですが、元気にしてますよ。ご飯もちゃんと食べてますし。立ちあがったりはまだしませんが入院時に気になっていた『硬く突っ張ったままの後ろ足』も神経の圧迫がとれたせいで改善されています。頭をなでてあげると尻尾を振ったりしてました。」尻尾を？　それはよかった～（＾＾）はじめてホッとした瞬間だった。後ろ足が麻痺してからというもの、しっぽも全然動かなくなっていたから。ルークが美人な先生に頭をなでられて嬉しそうにしっぽをピコピコしている様子が目に浮かんだ。でへへ～って顔で。そうだとしたら嬉しいんだけど（＾＾）朝にＨ先生から深刻な状況だと聞いたのですが、と言ってみたが「ん～　そうですね･･･でも、手術をして以前よりは体は楽になっていると思いますよ。」Ｋ女史は淡々と話す。この方はいつの時も平淡なしゃべりをする。それがこの時は少し救いだった。あえてそうしてくれているとしても。あさって土曜日に迎えに行くと念を押す。病理検査の結果はまだその時までには出ていないだろうとのこと。結果が出次第、今後の話をしていくことになる、と昨日と同じ説明を受けた。さっき、帰宅したとーさんに一部始終を話した。とーさんは、可能な限りの手を尽くそう、でも、ルークが辛そうなことは避けてあげたいな、あいつはここのところずっと病院通いだったから、一度家に帰ってきたらもう行きたくないだろうしなぁ･･･と言った。どんなことになってもこれからも家族で見守っていこうと心を決めました。心配してくれている方々、本当にありがとうございます。元気だったルークをつい思い出してしまうためなかなか皆さんのブログに行くことができずコメントをいただくだけになってしまっていてごめんなさい。励ましの言葉はとても有難く力になっています。この期に及んでも私はまだ全然諦めていません！家族も同じく諦めてなんかいないと思います。だからまた･･･ルークが元気になったら一緒に遊んでやってくださいね（＾＾）よろしくお願いします♪♪仕事用ＰＣデスクトップの壁紙にしているルークの写真です。（2010.1.4撮影）とーさんはこの写真を携帯の待ち受けにしています（＾＾）

2011.02.10

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まさかの展開

ルークは、椎間板ヘルニアじゃなかった。。。今朝１０時近くにケータイに連絡が入った。声の主は、昨日いろいろと細かいことを説明してくれたＫ女史。「たった今、最初の検査を終えたところですが･･･画像に、脊髄が白く吸収されている箇所が見られます。見るからに骨が相当もろくなっていることが想定できます。これからまだ他の検査をしてみないと断定はできませんがヘルニアではなく、腫瘍の可能性が出てきました･･･」･･･え？　腫瘍ですって？　どうして？ヘルニアじゃないの？圧迫している椎間板物質を手術で取り除けば何とかなるのかなぁと少し希望が見えてきた矢先だったのに。一瞬にして頭が真っ白になった私。詳しいことは手術をして病理検査をしてみないと断言できないけれど腫瘍を想定しての検査、手術になることを事前に承知してほしいとのこと。いろいろ説明してくれたけど、あまりよく覚えていない。この期に及んでは全面的にお任せするしか術はないのでよろしくお願いします、と答えて電話を切った。手術後にまた連絡をくれるという。そこからは、猛烈に仕事をこなした。いつまた盛岡まで呼び出しがあるか分からない。とりあえず今、目の前にある仕事を片っ端からやっつけてしまわなければ。お昼休み。お弁当を食べ終えた私は早速、情報収集。Ｋ女史が言った「骨肉腫」の可能性･･･いったいどんな病気なのか？ヘルニアについてはとことん調べつくしたけれど、まさかもう一度振り出しに戻るとは夢にも思わなかった。調べ始めて･･･やめた。インターネットの情報を少し読んだだけで調べるのが怖くなった。まだ決まったわけじゃない。余計な心配を増やすのは止そう。夕方５時少し前、ケータイが鳴った。慌てて廊下に飛び出し、受話器を耳に当てると･･･「もしもし？オレだ。病院から連絡まだ来ないか？」とーさん！？　もーっ　ビックリさせないでよ！！来たらすぐに教えるから、待ってて！！と言って電話を切る。結局、連絡が入ったのは５時半すぎ。帰宅途中で車を運転していた私は慌てて目の前のコンビニに停めた。電話の向こうはＫ女史。「手術が終わりました。ルークちゃんはまだ麻酔が効いていて寝ています。朝にご連絡したとおり、腫瘍でした。しかも相当広範囲に拡がっていました。骨と周辺の筋肉組織、可能な限り掻き出して取り除きましたが、神経が細かく入り組んだ箇所などは無理ができず、一部残ったままのものもあります。骨が（特に１３番胸椎）かなりボロボロの状態でした。脆くなりすぎての脱臼（骨折）を防ぐためのブロックを施してあります。腫瘍が大きくなったために周りの神経が圧迫されて麻痺に繋がったと思われます。悪い組織を取ったので圧迫は無くなったと思いますがすぐに歩けるようになるかは経過を見てみないと分かりません。この後は摘出した組織を病理検査のため腫瘍科に回します。ハッキリとした診断が出た段階で今後の治療方針について話を進めていきたいと思います･･･」話を聞きながら、ハイ、ハイ、そうですか･･･それしか言うことが出来なかった私。何を言われているのか最初はよく飲み込めなかったのだけど得体のしれない病気が巣くっていて、しかも症状がそんなに進んでいたなんて･･･ただただ呆然とするばかりだった。ルークに最初に異変が現れたのは昨年の１１月半ば。それから３カ月近くが経つ。誤飲騒動もあり、２か所の病院で、それこそ何度もレントゲンを撮り血液検査もした。でも検査結果には異常は表れなかった。おかしいと思ったことが無いわけじゃない。ルークは伝統的なイギリス系の足長ジャック。ダックスやコーギーなどの足の短い犬種で好発するといわれるヘルニアにどうしてルークみたいな子がなるの？それまで掛かった二つの病院の先生も口をそろえて「この犬種じゃ珍しいんですけどね。」と言った。今思い返せば、おかしい、何が原因だったんだろうと思っていた。最初から疑ってかかるべきだったのか。Ｋ女史が言った。「本当にボロボロの状態だったので、おそらく痛みは相当強かったはずです。」そうだったんだ。ごめん、ルーク。こんなに遅くなっちゃって。痛かったんだね、とても。早く気付いてやれなくてごめんね。でも･･･、と思い直す。これはきっと特異なケース。小さな開業医では限界があったに違いない。先生方は力を尽くしてくださったのだから今更振り返るのはやめよう。私だって、いきなり大学病院なんて思いつくはずもなかったから。そういう意味では一関のＨ先生の門を叩いたことが何か不思議な縁に導かれたのかな･･･とつくづく幸運に感じる。３連休の週末、今週の土曜日にルークを迎えに行くことになった。本来、大学病院は平日しか開いていないが無理をお願いして（退院時のみ休日対応も可能とのことだったので）休みの日にしてもらった。今後のスケジュールは腫瘍科の先生の意見を聞いた上での相談となる。こういうケースでは他の箇所に（肺など）に転移する可能性もあるため経過観察が絶対必要とのこと。昨日入院させたときのルークの顔が遠い。もう何日も会っていないような気がする。入院したときの体重、更に減ってしまっていたのだからいろんなところを切り取られて、どんなにやせ細ってしまったか。心配は尽きないけれど、ルークの生命力を信じて週末、迎えに行ってきます。心配してくれた皆さん、ありがとうございます。私は大丈夫です。ルークもきっと大丈夫。安心して見守っていて戴けたら嬉しいです。

2011.02.09

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岩大動物病院へ入院

仙台から180キロ。盛岡にある岩手大学動物病院に行ってきました。出迎えてくれたのは執刀を担当していただくＫ先生。事前のお話ではＫ先生は今日は不在と伺っていたのですが私たちが訪問した午前中はまだ病院にいらしたため直接お話しを伺うことがことができました。先生のお話ではいろいろな検査をしてみないと断定はできないものの脊髄疾患であるのは間違いないようなので（おそらく椎間板ヘルニアの可能性大）予定どおり翌日２月９日に全身麻酔による造影検査、ＣＴ撮影などを行いそのまま手術を執行しますとのことでした。椎間板ヘルニアであればグレードは「３」。深部痛覚あり、自力排泄可能な段階なので発症から時間が経ちすぎていることの弊害（筋肉萎縮）が少し気になるものの手術が成功すれば、その後のリハビリ次第でまだまだ（歩ける）希望がありますよ、と。全てをお任せし、同意書にサインをして病院を後にしました。診察室のドアを閉めるとき、ルークは･･･診察台の上にペタンと後ろ足を伸ばして座ったまま去ろうとする私たちにハアハアしながらも眼で必死に何かを訴えているようでした。大丈夫だよ、ルーク。心配しなくても大丈夫。先生がきっと、痛いの治してくれるからね。明日、手術終了後に先生からケータイに連絡をいただくことになりました。また仕事中ドキドキしながら連絡を待つのか～　ため息が出ます（＾＾；ともかく。手術が無事に成功しますように。それだけを祈っています。-----------------------------------余談ですが（＾＾；担当医のＫ先生、初対面で思わずビックリ。ドリトル小栗旬も真っ青なくらいの、超～イケメン！！加えて、助手？のＫ女史。井上真央も真っ青なくらいの、超～美人！！コレ、ドラマ？　あなた方、俳優さん？？ってなくらい驚きました。帰宅して早速我が家の長男にその話をしたら「“持ってる人”って案外居るなぁ･･･ひとつオレにくれっ！！」あはは（笑）切実やねぇ。。。ルーク！　キミも絶対 “持ってる” ぞ～っ！！　頑張れよ～っ！！

2011.02.08

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精密検査へ

日曜日、ルークは一日中ベッドに横になったままガタガタと震えていました。ご飯もろくに食べずに。退院してからも、こうして時折調子が悪くなることがあります。震えながら痛みと闘っているのだと思うと可哀想で可哀想で･･･目をつぶったまま震える姿を見て、今更ながら一刻も早く専門機関に診てもらわなければ、と強く思いました。その旨を朝一番にＨ病院の先生に電話で伝えました。そのまま職場に向かい、いつ先生から連絡が入ってもいいようにケータイをデスクの上に置き、その瞬間を待っていました。１０時半過ぎ頃、ようやく電話が鳴り廊下へ飛び出して応答。結果は･･･明日の午前中に検査をしていただけることになりました。Ｈ先生のお話によれば、応対してくださった大学病院の先生も「容体を聞く限りでもおそらく手術になるでしょう」と仰ったとのこと。執刀していただく外科のＫ先生が明日は不在なので検査の後そのまま入院して手術は明後日になるだろうとのこと。検査に備えて朝は食事を摂らせず、10：30までに来るようにと。２日前に突然押しかけてたった一度お会いしただけの、いわば通りすがりの一見患者のような私たちの突然のお願いに快く引き受けて仲介をしてくださったＨ先生。本当にありがたいことだと感謝しております。そのうち落ち着いた頃、改めてお礼に訪れたいと思っています。いい報告ができるといいのですが。度重なる検査、病院通いになってしまい何も知らないルークを見ていると本当に不憫ですがここはもう専門家にお願いするしか手立てはなくなりました。遅すぎる決断だったかもしれません。後悔しても今更どうしようもないことですが。ただせめて、痛みだけでも取ってあげたい･･･祈るような思いで新たな先生にルークを託します。無事に事が済みますように。

2011.02.07

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一関のＨ動物病院へ

インターネットが普及したことで「何が一番ありがたいか？」それは困ったときに同じような境遇の方の生の声が聞けること。専門家の言葉もモチロン大事だけれど体験者の声は何にも増して説得力があると思う今日この頃。･･･ということで。今日訪れた病院は、そういう恩恵に因るものでした。今回の事でいろいろとご親切に教えてくださったＣさん。本当に本当にありがとうございます　m(__)m　先週のうちに電話で予約を入れていた岩手県は一関市のＨ病院。仙台の自宅からは車で（高速利用）１時間半の道のり。朝から出かけて参りました。予約時間の１０：３０少し前に受付を済ませ、間もなく診察室に通されました。全面ガラス張りの明るい診察室で迎えてくれた先生はとても安心感のある物静かな穏やかな雰囲気の方でした。診察台の上で不安そうに震えるルーク。先生はじっくり３０分くらい長い時間をかけて丁寧に触診してくれました。小さな骨の隙間をひとつひとつ確認するようにゆっくり、ゆっくり、手を滑らせながらツボを押してルークの反応を確かめていきます。このとき私はすぐに「あ、この先生、本物のプロフェッショナルだ！！」と思いました。ここにたどり着いたのは間違いじゃなかったと確信した思いでした。後ろ足の反応を診ていた際、「･･･（ボソッと）後ろ足。･･･う～ん･･･縮めることは一応できるけど伸ばす力が無いね･･･筋肉がほとんど無い。」骨のあいだをひとつひとつ抓んでいた際、ちょうど背骨の真ん中あたりを抓まれたルークがブルブルッと震えた。そして痙攣のようにブルブル震えがしばらく止まらなかった。「この辺が痛いんだね･･･」実は今回のルークのヘルニアはＭＲＩ診断などの詳しい検査をしていないため患部が特定できていないんです。それは手術を前提として行うものだから。ひとしきり触診を終えた先生が初見の見解を話してくれた。「通常うちでは８回くらい通院をしてもらって鍼治療やレーザーなどの処置を施します。効果が出る子では８回の治療ですっかり元通りに元気に歩けるようになる子もいます。ですが･･･ルークちゃんの場合はハッキリ言って状態が悪いので、鍼治療に反応するかどうか、難しいところです。手術を考えたことはなかったのですか？」私は、手術をすると鍼治療の成果が出にくいと聞いたことがあるのですが、と言った。最終的に何をやっても効果がない場合の最終手段としての位置づけでしか手術は考えていない、と。先生は、手術をした後で鍼治療を施すケースもありますと仰いました。本来、手術は早いタイミングで行うのがベストだったけれど「治療の判断が遅れちゃったんだね･･･」と。１週間の入院で驚くほど筋肉が無くなってしまったことを話すと脊髄の神経が圧迫されたことで筋肉の委縮も進んでいくので鍼治療で様子をみていくのもいいでしょうけれどそれで効果が出ずに最終的に手術を考えても今以上に筋肉が無くなってしまえばその段階では遅いかもしれない。今は技術も進歩しているのでこういう状態では外科の意見を一度聞いてみることも大事かと思いますよ。･･･そう仰いました。触診のあと、十数本の鍼を背中や足に打ちました。ルークは自力で立っていられないため先生が鍼を打っている間、看護婦さん、とーさん、私の３人で身体を支えていました。鍼のあとはレーザー治療。かかりつけのＴ病院の先生が効果に難色を示していたアノ、レーザー治療器。でも私の信頼はもう今日この段階ですっかりこちらのＨ病院の先生に移っています。（変わり身、早っ）先生は丁寧に、時折、不安そうに動き出すルークをなだめながら患部やツボ？にレーザーを当てていきます。治療終了までちょうど１時間が経過していました。レーザー治療の音を聞きながら、私の考えは固まっていきました。さっきの先生の提案を試してみよう、と。次の治療の予定を相談する段になり、先生にそのことを話しました。そして事態は次なる展開に･･･岩手大学病院に紹介状をお願いすることになりました。外科専門の先生に詳しい検査をお願いして判断を仰ぐためです。岩手大学･･･盛岡、か。　　遠い、けども、頑張るぞ。まだどうなるか分からないけれど来週の月曜日以降、Ｈ先生から大学に連絡を入れていただきその結果次第でスケジュールを決める予定です。今回同行したとーさんは隣で目を丸くしていました。オレ、平日、全く仕事休めないんだよ～と心配しながら。とーさんは最近、あちこちに出張が多く、本当に大変なのです。いいよ、大丈夫。私がなんとかする！！　（本当は大丈夫じゃないけどね（＾＾；）とにかく、発症からもう既に３週間が過ぎています。神経障害からくる筋肉萎縮ならばいくら栄養のあるものをお腹いっぱい食べさせたってどうにもならない。もっと早く決断していればよかったのかもしれないけど後悔したって始まらないし。やれることは可能な限りやってみたい。私の身体が持ち堪える限り。（← 実はこの点が一番心配なんだけどもね～（汗））そういうわけで、予想外の展開になりつつありますが続きはまた。かーさん、病院って疲れるねー　　ｂｙルーク

2011.02.05

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鳥取の砂風呂、て。

今日のルークで～す↓（動画）ゴニョゴニョ何やら会話しているのは、うちのにーさんたち。映画だかアニメだかの話をしているのですが、母には宇宙語にしか聞こえん。そんな話、果たして地球を救うのに役に立つのか？（救う気などサラサラないってか。）ヘルニア退院後１週間が経ちました。後ろ足は相変わらず動かず、一日中ベッドで?寝たきり状態。入院中、胃腸の調子が悪かったせいであまり消化の悪いものは与えないようにしてたのですが今日は気分がよさそうだったので試しに恐る恐る「棒ガム」を。。。すると、目がキラン☆　夢中になってガジガジ（＾＾）こんなふうに少しずつ元気を取り戻してくれれ?ばいいなと思った瞬間です。退院といえば先日病院に薬を貰いに行った際、今後のことを先生に訊いてみた。服薬治療が終了したあと、どんな（治療の）可能性が残されているのかを。先生：「そうですね～　プール、かな。とにかく筋力を衰えさせないことが大事。プールなら余計な負担をかけずに筋肉トレーニングできますからね。」私：「“鍼治療がいい”って聞いたんですけども。このあたりで受けられるところってご存知ないですか？」先生：「鍼ね･･･どのくらいの効果があるのかは正直分からないけどそれで回復した例も確かにあるようだからね。ただ･･･このあたりじゃあんまり聞かないな･･･確か、鎌倉のナントカ病院とか･･･」私：（心の声）「鎌倉の“ナントカ病院”って。　それじゃ探しようがないじゃん。でも、確かネットで調べたときに鎌倉にあった。有名な病院。それか！？」先生：「あとはね･･･鍼じゃないけど、鳥取の砂風呂とか。」私：（心の声）「鳥取の砂風呂～！？　そ、そ、それこそ、どうやって、、、ぶぶぶ～っ（悶絶）」神妙な顔をしながら太ももを思い切りツネル私でした。だって笑っちゃ悪いもん（笑）この先生、『天然？』っていう瞬間が毎回必ずあるから楽しい。（本人はいたって大真面目で話してくれてますが。そこがまた･･･（笑））鳥取の砂風呂発言が出たところで悟ったのです。あとは自分でなんとかしますね、先生。今まで本当にありがとうございました。そういうわけで、明日、一関まで行ってきます。詳細は後日へつづく。。。P.S.　鳥取の砂風呂の情報をお持ちの方、お便り待ってます（笑）♪

2011.02.04

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150グラム。。。

退院時に貰ってきてた薬が切れたので夕方仕事を終えた後、病院に行ってきた。「病院恐怖症」ルーク。　恐怖症-かなり重症。なので、ルークを連れていかずに薬だけ処方してもらおうかと随分悩んだ末、結局連れて行くことにした。今の状態を診てみないことには先生だって困るもんね。案の定、病院の気配を感じた途端、ブルブル震えてたけど心配したほどじゃなかった。叫ばれたらどうしようかと思ってたから。ホッ。診察台で体重を計った。えっ？　６．３キロ～　！？また減ってるじゃん。結構順調に食べてると思ったのに～先生いわく、飲んでいるステロイドの影響もあるかもしれないとのこと。代謝が激しくなるらしい。そーなのか。それじゃ、もっと食べさせないと･･･と思っていた時、診察台でオシッコしちゃった。「排泄の感覚もイマイチなのかな･･･」先生がすかさずタオルを敷いてくれた･･･のをいいことに、　じょー･･･じょーろじょーろ･･･（＾＾；大漁だ、じゃなくて、大量だ！！　タオル２枚にズッシリ。先生：「あ、気にしなくていいですよ。タオル置いたから“してもいいんだね”って思ったのかもしれないねーもう一度、体重を計ってみようか」オシッコを出し切ってスッキリ顔ルーク。もう一度計ってもらったら･･･６．１５キロ！？なんと１５０グラムも隠し持ってました。飛び道具。さては朝から企んでたか！？　病院への報復！？（ウソウソ）あまりにも体重激減すぎるので今日からはもっと食事の分量を増やそうと誓いを新たに（大袈裟）帰ってきました。それにしても･･･ここんとこ私自身もリウマチが酷くて左手首なんか痛くて使い物にならないのにその左手一本で６キロ抱えて、ずり下がるオムツを押さえて（オムツからオシッコはみ出てた。オムツ関係なかったやん）診察券を出して、お会計まで。　超ハード。。。ぐったり。「次回は絶対、（とーさんのいる）土日しか来れませんから～っ！！」ってことで薬は１０日分。ステロイドをあまり長く続けるのもよくないとのことで次の診察がひとつの区切りかな。実は今週の土曜日には次なる作戦が待ち構えています。お天気だけが心配。週末まで暖かい日が続きますように。

2011.02.02

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ここなら見えるね♪

夕方帰宅する順番は、たいてい私が最初。帰宅後、部屋を暖めてから夕飯の支度に掛かるのですが･･･ルークもベッタリと貼りつくようにキッチンの私の足元にまとわりついていました。今までは。今日の夕方、キッチンに向かう時、なんとなく後ろ髪をひかれる感覚があったので･･･ここに移動してみました↓　キッチンが見えるダイニングテーブルの足元。すると安心したようにベッドの中で大人しくしていたルーク。入院させたことで、より一層「分離不安」が進んだかも？（＾＾；ま、いいか。　気持ちが落ち着いてくれればそれでいいんです。足が動かないことを除けば、すっかり元のルークに戻った感じ。腰回りは細っそいけどね～　（かーさんの腰回りと交換しない！？）筋肉って鍛えないと付かないんでしょうけど、動けない場合はどうしたらいいの？とりあえず、暇があれば後ろ脚のマッサージをしています。それから屈伸運動と、自分から（前足だけで）歩きだしたときだけ少し、歩行訓練。ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり。明日も元気で頑張ろう（＾＾）／

2011.01.31

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今日のルーク

退院後２日目、今日のルークの様子です。（画像をクリックしていただくと、別窓でYouTube動画が開きます。）後ろ足が動かないのと紙オムツ姿なので、ちょっと可哀想な感じがするかもしれませんが退院直後に比べたら随分と元気になりました（＾＾）／･･･といっても。今朝などは食後すぐ横になってプルプルと震えていたりしていて（痛いのかも？）体調はまだ万全ではなく一日のうちでもムラがあるようです。退院してまだ２日なので仕方がないですね。それでも、とにかく食べて体力をつけないとリハビリもなにも始まらないので普段の食事にサプリなどをプラスして栄養面に気をつけています。左の横長の箱のやつは、「ニュートリスタット」というもの。「健康な体・皮膚・被毛を維持する　必須オメガ脂肪酸配合」と書いてあります。実はオメガ脂肪酸のサプリ、病院からも処方されているんですが丸いカプセル入りのそれは、餌に混ぜても頑として食べない（＾＾；このニュートリスタットは水あめみたいな状態でチューブに入っているのですが味が美味しいのか？スプーンに少しずつ出して食べさせたら喜んで食べてます。ペットエコで買いました。2,100円。お高いですね～右側のジャーポットに入ったものは「ペテルナ」これはお隣りさんからお見舞いに戴いたもの。ピンポーン♪　とインタホンが鳴り玄関を開けた途端に「ルークにこれ食べさせてあげてっ！！」って、持ってきてくれた。「ルークはうちの子でもあるんだから！（ルークを見て）アンタ、これ食べて元気になりなさいよっ！！」って。いろんな人に愛されててよかったね、ルーク。本当にありがたいお見舞いでした（＾＾）中身はこんな感じ。赤ちゃんの粉ミルクみたいな甘い匂いで、ドライフードにふりかけて食べさせてます。「初乳栄養補給食品」ということで初乳に含まれる免疫グロブリンで免疫力アップが期待される食品とのこと。直感で“効きそう！”って思いました。実際、この２日で随分、血色がよくなってきた感じがあるので栄養は大事だなぁと。それと、ストレス。入院中はずっと下痢をしていたらしく、今もお尻に大きな瘡蓋があります。血が出るほどただれていたと看護婦さんから聞きました。異物停留の影響もあったのでしょうが、分離ストレスも大きな原因だったのではと。１週間も我慢して、可哀想だったなぁと改めて思いました。今のルークはリビングのど真ん中が定位置。↓（部屋が散らかっているのは要：スルー（笑））今は後ろ足の筋肉がすっかり削げ落ちてしまい、立ってバランスを取るのも難しい状態ですが体力が戻ったら少しずつリハビリ開始です･･･

2011.01.30

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気をとりなおして。

一晩寝て、朝起きてみたら、考えが変わっていた。　　歩かなくても、生きていてくれれば、それでいい。　うん、そうだ、そうだよ！！だってね･･･昨日、あまりの衰弱ぶりを目の当たりにして心配で心配で、また夜中までネット検索してたのですが･･･椎間板ヘルニアの恐い合併症のひとつ、「脊髄軟化症」それを発症すると打つ手はなく１週間ほどの内にあっという間に亡くなるって。そんな情報がゾロゾロと出てきて、本当に恐ろしい病気だと再認識したのです。以下、他のサイトより転載☆脊髄軟化症について☆ダックスは1型とよばれる椎間板ヘルニアを起こしやすいです。脊椎と脊椎の間（椎間）からゼリー状の髄核が変性して突出し、脊髄を圧迫していまい、その部位から下方（尾側）にさまざまな程度の麻痺を起こします。その髄核の飛び出すときの圧力が強すぎると、脊髄内の血管を破壊し、脊髄が上行性（頭側へ）および下行性（尾側へ）に徐々に壊死していき、約１週間で延髄に達し、呼吸が止まり亡くなってしまいます。脊髄軟化症は椎間板ヘルニアの６％で起こるそうです。こうなると助けることはできず、麻痺が次第に腰から頭の方へ進んで行き、呼吸が止まるまで何もできなくなってしまいます。昨日の夜のルークは、ご飯も食べず、ただブルブルと震えながら寝ていて、ふと、「あれ？前足もおかしいんじゃないかな？」と不安になったのです。それで調べていたら「脊髄軟化症」の情報がとても気になって･･･重症ヘルニアの10％くらいの割合で発症すると書いてあるサイトもありました。今のルークは後ろ脚が完全麻痺しているのでグレードは３、もしくは４？　（退院時、先生にはあえて聞きませんでしたが）いずれにしても「重症ヘルニア」であることは間違いないのです。どんどん調べていくうちに実際にそれを発症して数日で亡くなったワンちゃんの飼い主さんのブログをいくつか見つけ、読んでいたら辛くて涙が出てきて胸が痛くなりました。朝になって、ご飯を食べる姿にホッとし、軟化症の心配は薄れていきましたが『せめて、生きていてくれれば』という思いは私の中で強く残ったままです。せっかく買ったけど、コルセットと温灸の出番はまだまだ先になりそう(^^;気が早すぎましたね（笑）今日は、近所のペットエコで、栄養補給食品と紙おむつを買いました。昨日はうんちもオシッコも出なくて本当に心配しましたが今日の夕方になって、それらもひとまずクリア！（ホッ）たぶん、汚しちゃいけないし、でもトイレトレイまでは行けないし、で我慢していたんだと思います。背中の痛みもまだあるようで触ると叫ぶこともあり、介助にも気を使いますが精神面のケアも重要だなぁと感じます。決して無理をせず、いろいろ手探りで頑張っていきます。これから少しずつ回復していくことを願って☆

2011.01.29

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退院したけれど･･･

仕事を終えた夕方６時すぎ、とーさんと合流して二人で病院にルークを迎えに行った。想像以上にやせ細ったルークがガタガタ身体を震わせていた。後ろ足の筋肉は削げ落ちてすっかり骨と皮状態。これじゃ、歩けるわけないよ･･･立ちあがることなど到底無理。家に着いたルーク、一瞬立ちあがったかと思ったらすごい速さで３メートルくらい先まで･･･え？　走った！？「走った」ように見えるくらいの、もの凄いスピードで前足２本だけでツツツッと滑るように窓際に突進していった。後ろ脚はクロスしたまま１本の線みたいにぶら下げて。そしてそのままドシンと座り込み、放心状態となった。「夕方の食事後に薬をあげてくださいね」そう言われて山盛り薬をもらってきたけれどご飯なんて食べない。横になったままブルブル震えて寝ちゃった。まだ声も聞いてないよ、ルーク。晩秋頃からずっと自分の体調が優れなくて放ったらかしにしてきたブログ。それを再開したのはルークの病状を忘れないように記録しておきたかったから。退院した姿も映像で撮っておこうと思っていたけれどあまりに痛々しくて、そんなことできないみたい。歩けないことはある程度覚悟していたけれどこんなに衰弱しちゃうなんて･･･思いもよらなかった。気持ちの問題なのかな。明日になれば少しは元気になるのかな。私が元気にならないとルークも元気を取り戻せない？焦らないこと。焦らないこと。焦らないこと･･･まだ始まったばかりだものね。一日も早く元気な姿を見せられるといいなぁと今もなお、祈るような気持ちです。せっかく読んでくれたのに、痛いブログでごめんなさい。

2011.01.28

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レーザーは駄目よ！？

入院してから今日で１週間･･･。仕事を終えて帰宅し、コートを着たまま、まず真っ先に病院に電話を入れてみました。ルークの様子と退院の見通しを聞くために。しばし電話口で待たされた後（診察終了間際の忙しい時間帯ですからね･･･）ようやく先生が電話口に出られました。『元気ですよ。食事も普通に摂れていますし。ただ･･･後ろ足の状態は　やはり今でもよくないですね･･･』今回の事で、素人ながらインターネットなどでいろいろと調べてみたりしたのでそのあたりの状況は想定内だと答える私。短期間の入院ですっかり元通りに治ってしまうなどという過度な期待はしていない、と。　次の段階を模索したい、と。先生も同じお考えだったようで、『それならば、明日かあさってにでも一応の区切りで退院ということにしましょうか。』そして、今後考えられるあらゆる方法を話してくださいました。（自分の病院では東洋医療は施術していないため効果のほどは分からないが･･･と前置きしたうえで）ビタミン剤、サプリメント、漢方薬、クロレラ、鍼治療、プールなどのリハビリ･･･etc『ただし！　今の段階で“レーザー治療”だけは絶対だめですよ！！』なんでも、レーザー治療というのは慢性化した状態で施すのならば一定の熱刺激で効果が期待できるかもしれないが炎症を起こしている“急性状態”ではむしろ炎症を一層進めてしまいかねず絶対厳禁！！炎症を起こしている最中は冷やすべきで温めてはいけない･･･ということでした。（ふえーっ。そうなんですか！？　温めちゃだめ、ですと！？　じゃ、じゃ、あの、入院前に私が背中に貼ってあげたカイロは！？　逆効果！？）･･･と、言いかけて言えず（＾＾；素人判断はやっぱりキケンなんですね。反省。お灸は、どないしよ～？？？ま、そんなわけで、ルーク、明日、退院です。先生、いろいろと手を尽くしてくださり感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。（←絶対見てるはずないけど（＾＾））ルーク、明日、迎えに行くからね～っ！！もう少しの辛抱だよ～っ！！

2011.01.27

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準備万端ですよ～

（一部は発病してすぐに慌てて敷いたりしてましたが･･･）このたびリビングのフローリング部分を全面タイルカーペットで覆いました。↑作業に余念のないとーさんと次男。ミリ単位で真面目に測っていたのに、なんで合わないの？？（答：センスのせいです）そんでもって、かーさんのお仕事は「お買い物」。ムフ。コルセットも買いました。お灸も買いました。準備万端だよ～ルーク。　いつでも帰ってこ～い！（＾＾）！医療用品の専門メーカーが開発!! わんちゃん初の本格コルセット！犬用コルセット　「わんコル」...価格：8,500円（税込、送料込）棒灸は、誰にでもできるとっても手軽な温灸療法です。棒状になった艾に火をつけ、ツボに直接近...価格：5,040円（税込、送料別）

2011.01.26

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入院直前の様子

入院直前の様子の動画です。後ろ足がぎこちないながらも、まだ自力で立って歩いていました。（背中に貼っているのはカイロ(^^)　ツボを温めているつもり）↑ 腰が思いっきり落ち込んじゃっていますね。それより今回動画をUPしようとして初めて気付いたけど楽天ブログってYouTubeなどの動画、貼れないのね（＾＾；静止画像（キャプチャ）に動画サイト（YouTube）をリンクしました。。メンド。。。先ほど病院に電話して今の様子を聞いてみました。・食事、排泄は普通にしている。・寝ている姿勢は自然体だが、歩くのには無理があり不自由。ということで、今週末（金または土）までは引き続き入院が必要とのこと。早くルークに会いたいです･･･

2011.01.25

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もうひとつの問題～誤飲その３

（前の日記からのつづき～Ｔ病院からＡ病院へ）朝、職場に電話を入れ、１，２時間ほど遅れて出勤する旨を伝える。今日は、とーさんが一日仕事を休んでくれたので何かあっても対応できる。９：００　Ｔ病院に到着。先生からＡ病院に連絡を入れておいてくれたとのこと。本当に頭が下がる。そのまま診察室に通されると、診察台の上に、変な姿勢で座っているルークがいた。後ろ足が･･･両足をまっすぐに伸ばしたままＶ字状態に開脚して座っている。後ろ足の筋肉が硬直して膝が曲げられないのだ。当然立つこともままならない。一目で、入院させた時点より明らかに悪化しているのが分かる。この時、私よりも一緒にいたとーさんの方がショックが大きかったらしい。「ルーク･･･どうしたんだよ･･･」　そう言ったまま、あとは言葉にならない。私はこの数日、毎晩のようにネットでいろんな情報を目にしていたので大方の経過（神経障害の程度による時間的経過）について、なんとなくは理解できた。発症してからの進行が早いことや今はただひたすら、内科的治療の効果を信じて見守ることしかすべはないことも。助手席の私の膝の上で静かにうずくまるルーク。　君って、こんなにおとなしい犬だったっけ？きっと“お家に帰れる”と思ったに違いない。ウトウトしかけた頃、Ａ病院に到着した。問診の後、レントゲンを撮った。　異物は大体３センチくらいの大きさであろうとのこと。前日の夜、Ｔ病院からの帰り道に近所のペットショップに立ち寄り飲み込んだと思われるボールによく似た玩具を購入していた私はすかさず先生に現物を見せた。「これか～？　そうですか･･･。これ、今触ればフニャフニャと柔らかいゴムだけど時間が経つにつれて胃の中で硬くなっちゃうんだよ。そうすると取り出すときに食道を傷つける恐れがあるんだよね。やってみなきゃ分からないけど危ないときは無理はしませんから。それは了承してくださいね。」１か月近くも胃に入っていたことになるので先生の言葉は大いに理解できる。そのまま同意書にサイン。なんと夕方には帰れるとのこと。　１泊くらいは入院するものだと思っていたので、これには驚いた。　不安そうなルークを残したままＡ病院を後にして職場に向かう。できることといえば、先生の腕を信じて、祈る、のみ。不安な気持ちを紛らわせるために？仕事に集中する。（←あ、いつもそう、ですけどね（笑））１３：１０　午後の仕事を開始して間もない頃、デスクの上の携帯電話がブルッと震えた。（Ａ病院から！）　携帯を握りしめて部屋を出、すかさず隣の書庫に駆け込む。「もしもし～　あぁ、Ｋさん？　無事に取り除きましたよ。もう麻酔から覚めていますから、１５時頃に迎えに来れますか？･･･」先生から直接、連絡をいただき、ありがとうございます、ありがとうございます、とひとり無人の書庫で頭を下げ続けた私。　とりあえず第一関門通過。これでようやくヘルニアの治療に専念できる！本当に両病院の先生方には感謝、感謝、です。私自身は夕方まで仕事があるので病院対応はとーさんにお願いした。夕方、職場まで迎えに来てくれたとーさんに車の中で先生からの説明を聞く。異物は想像以上に大きな塊だったこと、やはり時間経過で硬くなっていたため慎重に処置をしたものの食道に小さな傷がついてしまったこと（自然に治るので気にしなくても大丈夫な程度とのこと）、長期間入っていたため胃が荒れていること、など。「ホラ、こんなのだったぞ。」と手渡されたビニール袋の中身を見て驚いた。除去した異物、とんでもなく大きい・・・　３センチどころか５，６センチはある。そしてガチガチに硬い。ギザギザな断面は鋭利な刃物のように尖っていた。こんなの取り出してくれたんだ～　さすがゴットハンドです、先生。　感服です･･･車の中からＴ病院へ電話を入れ、そのまま戻ると伝える。既にＡ病院の先生からＴ病院へ経過報告があったとのことだった。双方の病院の連携のお陰で今回は本当に助けられました。非礼なお願いにもかかわらず快く送り出してくださったＴ病院の先生。素早い対応で完璧に処置してくださり、ヘルニアのことも「（硬直した足を見て）　これだけテンション張ってるなら大丈夫だよ。張りも無く、ダランとしちゃうと見込みは薄いけどさ、Ｔ病院に戻って適切に処置してもらえばきっと何とかなるから。」と励ましてくださったＡ病院の先生。本当にありがとうございました。そもそも誤飲は飼い主の不注意。　今後は十分に注意しなければと改めて自戒しています。Ｔ病院に戻り、ようやく安心して治療を受けられる体制ができたルーク。昨晩から食事を抜かれてきっとお腹はペコペコのはず。ご飯、早めにあげてくださいね、とお願いして病院を後にしました。これから１週間、絶対安静のもとでステロイド投与などの治療が待っています。副作用などで身体も、精神的にも辛いだろうけど、頑張るんだよ！たくさん食べて絶対治そうね、ルーク。　祈りながら･･･待ってるからね！！

2011.01.23

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もうひとつの問題～誤飲　その２

（前の記事より～先生からの電話の続き）「異物は相当大きいと思われます。本当ならすぐにでも胃を切開して出したいところですがヘルニアが深刻な状態の今、身体にメスを入れることは相当な負担となります。それで･･･どうするか相談したかったのですが･･･うーん･･･」先生の悩む様子が目に浮かび、真剣に心配してくれていることが伝わってきます。本当はすぐにでも病院に駆け付けたかったのですが足の様子がおかしくなり始めた前の週から、既に２回も休暇願を出していた私。職場にこれ以上迷惑をかけられないため仕事が終わった夕方に訪問することを告げて電話を切りました。職場に向かう道すがら、ハンドルを握りながら考えました。どうしよう･･･どうしたらいいんだろう？ふと、名案が浮かびました。そしてそれには絶対的な確信を持ちました。そうだ･･･そのようにお願いしよう！　もう、それしか、ない。夕方、病院に到着。レントゲン写真を見て「あぁ、やっぱり」と思いました。あの日、飲み込んだ（ように見えた）ボールの飾りのボコボコとした突起がそのままのシルエットでそこに写っていました。先生は、とりあえず入院一日目は吐いたりしなかったこと、食欲もあり排せつもあり異物除去の緊急性は無いように思えること、それよりもヘルニアの状態が初見よりも悪くなってきていること、、、それらの状態からすると、胃の切開はステロイド治療などが落ち着いた頃まで待ったほうが･･･と仰いました。「先生、私、今日、一日ずっと考えていたことなのですが･･･お願いがあります。先生には大変失礼な、無理なお願いになってしまうかもしれません。お許しください･･･」ルークは２年ほど前に一度、やはり同じように玩具のカケラを飲み込んだことがありました。その日はかかりつけ病院の定期休診日。慌てて別の病院を探して駆け込んだＡ病院は思いがけず最先端の設備の整ったところでした。胃を切開することもなく、スルリと内視鏡処置で取り出してくれました。（内視鏡装置というのはかなりの高額な器具らしく、一般の診療所にはなかなか無いものらしいですがそのＡ病院はスタッフも多く、いつも患者で混雑しているような評判の病院でした。）これまで話す機会もないままだった「そのこと」を、かかりつけの先生に告げました。「･･･何度も吐いて体重も落ちてしまい、これからの本格的な治療に支障が出ないか心配なんです。もしお腹を切らずに内視鏡処置で取り出せるのなら、その方法を試してみたい。先生にお許しをいただけるなら一度、Ａ病院で異物除去が可能か相談してみて、できれば万全な状態でまたこちらの病院に戻ってきたい。こんなことをお願いして本当に申し訳ありません･･･」先生は、しばらく考えているようでしたが「異物の影が大きいから簡単にいくかどうかはわからないけれどその方法で上手くいくのなら、それが一番いいのかもしれませんね。本当はうちでやってあげられたらよかったんだけど･･･こちらこそ申し訳ない。」そう言って、頭を下げられました。とんでもない、こちらこそ申し訳ありません。そう言いながら私は涙が出そうでした。ふと先生が持っていた入院初日のルークのカルテが目に入り･･･そこには一日の細かい様子が小さな文字でびっしりと書き込まれていました。こういう先生だから信頼して全てをお任せしようと思える。本当に有り難いことです。Ａ病院に電話をすると、快諾してくれました。こちらも有り難いこと。かくして、翌朝にかかりつけのＴ病院に迎えに行き、Ａ病院に移動することになりました。万事うまく行きますように。　祈る思いで帰宅の途につきました。（つづく）

2011.01.22

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もうひとつの問題～誤飲　その1

ヘルニアの発症初期治療は、とにかく絶対安静。圧迫されて傷ついた神経をこれ以上傷めないよう炎症を抑えるステロイド剤を投与するなどの内科的治療を施しながら物理的にも患部の動揺を抑えるため当分の間、徹底したケージレストが必要。それで緊急入院したのでしたが、そこで新たな問題が浮かび上がったのです。「ルークちゃんの胃にやはり何か異物が入っています。」入院した次の日の朝、病院の先生から電話がありました。「･･･やっぱり。」ちょっと長くなりますが、これまでの経緯をかい摘んで書いてみます。遡ること今から１か月前の１２月中旬頃。散歩の途中で突然立ち止りブルブルと身体を小刻みに震わせることがたびたび現れるようになったルーク。家の中でもちょっと走り回った後などに同様のことがしばしば見られおまけに、抱き上げようと、ちょっと身体に触った拍子にキャン！と今まで聞いたことも無いような声で鳴くこともあったりしてやっぱりどこか痛いのかな？と心配になりかかりつけの病院に受診しました。「レントゲンでは特に気になるような状態は見られませんが前足の関節を動かすと若干、コキコキする感じがあるのでもしかすると関節炎かもしれませんね」ということで、関節炎の治療として鎮痛剤、胃薬、コンドロイチンサプリなどの投薬療法を受けていました。ところが。薬を飲み始めて間もなく、ルークが食後などに吐くようになりました。あれ？なんでだろ？薬が合わないのかなぁ･･･それはちょうど年末年始。病院も長期休業に入っていたため新年が明けて最初の診察日、ようやく先生に症状を告げたところ「うーん･･･吐く原因はいろいろと考えられるのですが･･･痛みで吐くこともあるし、ストレスで吐くということもある。動物はしゃべらないのではっきりとしたことは解らないから推測なんだけど鎮痛剤も確かに胃を荒らす原因にはなり得るからもし、この子に合わない薬だと続けるのは可哀そうなので薬を変えてみますね。」違う種類の鎮痛剤と胃薬と胃酸を抑える薬とコンドロイチン。それでも吐く回数はむしろ多くなっていきました。体重は６．８キロ。全盛期？には１０キロ近くまであったルーク。これは明らかに痩せすぎ。なんで吐くの？薬？サプリ？痛み？ストレス？原因が分からず不安になっていた矢先の先週からの異変。突然の跛行（はこう～足を引きずること）。ヘルニアと診断、緊急入院。入院翌日の朝の先生からの電話に話を戻します。「やはり異物を飲み込んでいると思われます。レントゲン写真を見に来てください。」仕事を終えた夕方、病院に着くなり見せられた影には間違いなく心当たりがありました。今だから点と点が線となって繋がった感がありますが、発覚するまで忘れていた記憶。クリスマスイブの夜、ボコボコと突起の飾りが付いたゴムボールの玩具を気分よく破壊していたルーク。噛むたびにピーピー音が鳴るので興奮しながら粉砕していました。あーあー･･･まぁ食べなきゃいいけどね、と、特に気にも留めていなかったのですがあらかた破壊活動が終了した頃、ゴミ箱に片付けようと拾い集めていた時取られたくないからか慌ててカケラの幾つかを飲み込んだ（ように見えた）のです。大抵の場合、翌朝のウンチに紛れて出てくるので、その時もそうだと思っていたのですが結局それらしいものは見当たらず。もしかしたら知らないうちに出ていたのかも･･･それとも飲み込んではいなかったのかも。そう思うことで勝手に納得していたのかもしれません。その頃は　「嘔吐≒沈痛薬 or 関節の痛み or 痛みからくるストレス」　のどれかだと思っていたので異物が原因とは夢にも思いませんでした。　（つづく）

2011.01.22

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気をとりなおして。

退院したけれど･･･

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