カテゴリ:着物
同じ事務所の豊竹咲甫大夫と。 咲甫大夫のご配慮で、最初の三番叟を舞台のそでから拝見させていただき感激しました。 人形遣いの吉田玉女さん(中央) 右は音曲師柳家紫文さんの奥様徳子さん。 吉田玉翔さんに人形の解説をしていただきました。 実際に人形を持ってみると、結構な重さでした。この人形はまだ軽い方と聞いてびっくり。 左手で高く持ち上げて首や目を動かし、右手で手を動かします。 人形遣いの方が動かすと、人形に心があるように見えます。 娘の首や指先の動きは本当に色っぽく、 私にはあんな繊細な指先の動きはできないなーと内心思って見ていました。 今回、始まる前の舞台裏や楽屋を見させていただいて驚き感動したのは、 開演前のなんと静かなことか! さぞかしバタバタしているだろうと思っていたのに、 ものは置かれるべきところに置かれ、すべてが万全に整っているのです。 その舞台裏の空気が美しく感じました。 お三味線も誰も間違うことなく(当然でしょうが)、皆さん完璧に 仕上げて出てきてるんだろうな、だから本番前にバタバタしないんだろうな、と… 途中、お三味線の糸巻きが戻ったり、糸が切れてドキドキしましたが、 平然と直していたことにも関心しました。 毎回文楽を観る度、詞の字幕も見たい、人形見たい、お三味線の手元見たい、で 忙しく、なかなかうまく鑑賞ができていないので、 次回こそは、あらすじを予習してから出かけようと思います。 着物は母のお下がりの黄八丈。 あまり好きじゃなかったんだけど出して着てみました。 寒いと柔らかものより紬を選んでしまいますね。 (私にとっての)もさっとした着物は、ついヘアメイクを 手抜きしがちになりますが、もさっとしてるからこそ、 ヘアメイクをきっちり仕上げなくては、お出かけ途中にテンションが 下がってしまうので、きちんとするようにしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月11日 14時38分53秒
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