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2019年08月16日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さらに興味が湧いたので
京極夏彦さんの「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」を読んだ。
文庫本で1000ページもある。(笑)
でも、面白かったのでずんずん進んでもう読み終わった。
またもやおどろおどろしい話なのだが
「姑獲鳥の夏」のさまざまな良さ健在で
またもやオールスターそろい踏みで
京極夏彦という作家の地位を不動のものにするに
十分な作品だっただろう。
「姑獲鳥の夏」も「魍魎の匣」も映像化されたようだが
きっと本を読んで繰り広げられる世界の方が断然上だろう。
読書とはそういうものである。
話は少し変わるが
ラジオを聞いてたら
あるパーソナリティが久しぶりに電車に乗ったら
乗客が8割がたスマホの小さい画面を覗き込んでいて
嘆かわしかったと言っていた。
確かに自分も思うに
人と話したり、読書をしたり、ぼーっと窓の外を眺める
人達のいる列車の方が好ましい。
スマホを捨てよ、窓外を見よ。
で、話を戻すと
「姑獲鳥の夏」も「魍魎の匣」もすごい面白いのだけど
志賀直哉の短篇「赤西蠣太(あかにしかきた)」とか
森鷗外の短篇「百物語(ひゃくものがたり)」なんかの方が
ただただ好ましい。
時間を取らせないのに
文章の手触りや読後感の良さがしっかりと残る。





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最終更新日  2019年08月18日 20時46分30秒
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