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カテゴリ:生活・仕事
レジ袋廃止という大きなお世話
個人的な話で恐縮だが、子供達の学校が休みになるたびに、女房が作ってくれている弁当も休みになったりするので、時々スーパーに弁当などを買いに立ち寄ることがある。 その都度、環境運動だか経費節減だか知らないが、幾つかのスーパーは、レジ袋を頼んでもいないのに勝手に廃止しておいて、「袋は無いのか?」と聞くと、5円程も取って売りつけるという行為を平然と行っているということを、俺は全く知らずに過ごしていた。 仕方がないので、俺は商品を小脇にかかえながら裸のまま持ち帰るか、レジの後ろにある詰め込み台に設置している生鮮食料品用の薄いポリエチレン袋に、無理やりねじ込んで帰ったりしているわけだ。 こんなひどい「サービス」が進行しているのに、日本の消費者達が文句を言っていないのには驚いた。 俺が生息する広島方面では、ゆめタウン(イズミ)だの、ショージだののスーパーが、そのような これらのスーパーは、いかなる消費者でも常にマイバッグを持参して買い物に来ることを前提にして、当然のように商品を裸のまま持ち帰らせているという押しつけがましいサービスを提供しているぐらいだから、実名を挙げて指摘される覚悟があるのだろうと思う。そう考えて、あえて明記しておきたい。 他方、ミスター・マックスのようなスーパーは、当然のように、今でもレジ袋をちゃんと支給してくれるからあり難い。 出来るだけ、このようなスーパーで俺は弁当や日用品を買うことにしたいものだと思う。 環境に配慮してマイバッグ運動なるものを人々が行なうことを、俺は否定するつもりはさらさら無い。 ただ、そのようなレジ袋の節約が、ポリエチレンを作り出しているナフサを本当に減少させ、石油消費を減らしているのかどうかについては、かなりの懐疑論もあるのは事実だ。 ナフサ自体が石油精製の副産物のように作られているようであるから、レジ袋が仮に大量に減ったとしても、石油消費自体がどの程度減るのかは議論の余地があるだろう(他のものに使われているか、輸出されている可能性が高いし)。 ただ、それは今問わないとしよう。 そして、マイバッグを常に持っている消費者がレジ袋を不要とするのも良しとしよう。 だがしかし、手ぶらでフッと立ち寄ってモノを買う消費者だっているのだ。 その時に、レジ袋の一枚もサービス出来ないというのはどういうことなのだろう。 そんなにそのスーパーは経費節減をしないといけないのか? ならばその分、宣伝用の看板なり、チラシなりを減らせと俺は言いたい。 そんなにそのスーパーは環境問題に取り組んでいるのか? ならば更に、物品の輸送等についても、トラック等でCO2をまき散らすのは止めて、近場から自転車などの人力で地産地消してみてはどうだろうか。 それに、そんなにレジ袋を廃止したいというのならば、俺のような手ぶらで立ち寄る客用に、空き段ボール箱や空きビニール袋などを置いておいて頂きたいものだ。 喜んで再利用させて頂く。 レジ袋廃止というスーパーのサービスの後退は、結局レジ袋代まで消費者に支払わせて儲けようと、かなりせこく考えているスーパーの戦略ではないのか?というのが、俺の独断と偏見なのだ。 多くの国民は、そうは感じていないのだろうか? ご賛同頂けるならクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.02 00:49:15
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