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カテゴリ:生活・仕事
札幌行
おそらく7,8年ぶりぐらいになると思うのだが、もう思い出せないぐらいぶりに、北海道を訪れた。 10月末の札幌は、例年であればおそらくもっと寒いのではないかと思ったが、俺が訪れた日はそれほど寒くはないように感じた。 それでも、夜になると強風が吹いて9℃ぐらいまでになっていて、かなり冷え込んできていた。 俺の子供の頃の記憶では、10月にはたいてい初雪が既に降っていたはずなので、寒くなるのも当然のことだ。 学会会場近くの羊ケ丘は、紅葉がいい色合いになっていた。 ガキの頃には何とも思っていなかった紅葉の風景だが、今回多くの木々がとても綺麗だと感じたのは、俺ももう既に初老になったせいなのか(笑)、それともあまりに久しぶりに札幌を訪れたせいなのか。 札幌の大通公園付近は昔とそう大きく変わっていないように感じたが、よく見てみると、いろんな建物がリニューアルされていたり、無くなっていたりした。 ただ、驚いたのは、大通公園から出ていた夕張行きの夕鉄バスのバス停が、まだ昔のままに存在していたことだ。 但し、昔と変わっていたのは行先で、もう大夕張や若菜バスターミナルではなくなっていた。現在は、一日わずか4本ほどの夕鉄バスが南幌町(長沼町の手前の町)までしか行っていないようだ。 昔はもっとあったと思っていたバスの便数は、俺がそう勘違いしてただけで、ひょっとしたら当時から一日5、6便ほどしかなかったのかも知れない。 ともかく、この昔ながらのバス停を見て、小中学校の頃、夏休みや冬休みのたびに札幌の祖父母の家にまで遊びに来ていたことが急に蘇ってきて、とても懐かしい気持ちになった。 いつの日かまた札幌を訪れた時にバスで夕張を訪れてみたいものだと思っていたのだが、今はもうそれもできないのか。 そう思うと少し寂しい。 せめて、この夕鉄バスのバス停はあり続けて欲しいと思う反面、今や1日4本ほどのバスで利用者が減ってしまっているのではないかと思われるこのバス停が、札幌市のど真ん中の一番いい場所にあり続けているのは、ちょっと勿体ないような気もした。 (バス停の土地代ってのは、札幌市に払う必要はないのだろうか。) そう言えば、千歳空港には、夕張のご当地キャラ「メロン熊」の特設市場があったわ。 ご賛同頂けるならクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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