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沢木遥の「幸せ力をつける練習日記」

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2003.06.21
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人は誰でも心に青空を
胸にいつでも青い空抱いてる
(上々颱風)


以前、カルチャーセンターで小説講座を受けた時のこと。講師の先生が、「一作ごとに書きたいことを全部書くこと」とおっしゃっていた。
これを書いてしまったら、次に書くネタがなくなるとか、とっておこうとか、考えないこと。
とにかく、そのときの自分のすべてを込めること。
ひとつ、仕上げれば、また必ず書きたいこと、書かなきゃいけないことが出て来るんだから、と。
わたしは、それを聞きながら、
いつだって、最後の作品なのかもしれないんだよな、と思った。
人生なんて、いつ、ふいに終わってしまうか分からない。
書くのだったら、遺書のつもりで。
食べる物は、最後の食事。
読む本は、最後の本。
……なんて、いつも意識していられないけど、たまにちょっと思ってみるのもいい。
いつかほんとに最後の一日は来るんだから。
いくら保険に入ってようが、健康に気を遣っていようが、ある時、ふいに終わっちゃうんだから。
――――――――――――――――
このところ、悶絶の日々のせいか、さっき、少しばかりウトウトしたら、ものすごい夢をみてしまった。
学生時代の彼とデートしていて、池袋を歩いている。彼の下宿があったあたり。「昔このへんに下宿があったよね、地上げにあって、追い出されちゃってねー、いま行ったら、またあったりして?」
と話しながら、二人で歩いていくと、本当にあったのだ。
当時彼がいたのは、いかにも下宿屋、というところ。木造で、玄関にみんなの靴箱があり、階段を上っていくとそれぞれの部屋がある、という仕組み。
二人でほの暗い階段を上っていき、彼の部屋の前まで行く。振り返ると、今まで一緒にいた彼がいない。
「どこ行ったんだろ?」と思いながら、玄関をノックしてみると、ドアが開いて、15年前の彼が立っている。やせてて、ほっぺたが赤くて、いかにも少年、というかんじ。
「こんにちは、私、未来の○○よー、私、ここへ来たことがあるのよー」と、わたしはずうずうしく中に入っていく。
彼は困ったようにしている。わたしはお姉さんぶって、
「あー、懐かしいなー、部屋、こんなふうになってたよねー」と言い、ふすまのしみを指さし、「こんなところに。あのころは、こういうの見る余裕もなくてね」
彼の方は依然としてふしぎそうに見ている。
「ねえ、わたし、昔と変わった?」
そう聞くと
「変わるも変わらないも……別人ですよ」
と目を見開いている。
わたしはちょっとムッとして、彼を押し倒そうとしたりして、ゴロゴロしている。
夢の中では、その部屋は奥が妙にだだっぴろい、サイバースペースみたいになっていてた。立方体の中に球体が入ったようなふしぎなものが、ふわふわと浮いている。
球があったので、わたしがふーっと吹くと、透明な立方体のなかに入り込んだ。
若い彼が、大きいのや小さいのや、色とりどりの四角丸をふわふわと投げて、それが風船のようにゆうらゆうらと漂っている。
へんな夢。
でも、本当にこういう、妙にストーリー性のある内容だったの。
そうとう頭が変になっているに違いない。
しおにゃさん、夢分析して~(笑)。






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Last updated  2003.06.21 09:29:02
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