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カテゴリ:チェロ
先日、ゴーシュ弦楽器の山崎氏のレクチャシリーズの弓の持ち方のところを久しぶりに見ていて、自分の意識を中指にもっと向ける必要を感じた。
今薬指は毛箱の丸いへこみにだいたい落ち着いているのだが、中指については指先の腹の内側が弓の金属の部分(フェルール)の角に触れていることくらいしか意識していなかったのだ。 山崎氏によると中指は親指と並んで弓を持つときの要であり、中指の第一関節の内側が弓の軸と斜めにしっかり接触している必要がある、そしてその接触がボウイングの過程でぶれてはいけない、ということなのだ。また右人差し指にでしゃばらせないようにすることが必要とのことだ。 中指を意識すると自然と右手の甲は弓に対して左斜め30度くらいに傾き、右小指は毛箱に浅く接触することになる。 それに対して今の自分は何となく右手薬指と小指で弓を支えている感じがしてならない。これは柔道で相手の襟をつかむとき薬指と小指でしっかり捉えるように教わった影響なのか?まさかそんなに柔道をやったわけではないのに。 一方で今の自分の弾き方でも弓中から弓先で弦に接しているときには、中指がしっかり働いて、逆に右小指はほとんど弓から離れそうな位置にあり、これはこれでよいのだと思っている。したがって弓中から弓元の範囲で中指と弓の接触を保ち続けるよう当分のあいだ意識をしてみようと思う。 (なでしこ 園芸種) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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