ひっそりとした時間

スタートレックシリーズは最初から明るい未来を想定して
物語が構成されている。
最初のオリジナルシリーズの宇宙大作戦（ＴＯＳ）では既に22世紀で物質エネルギー転換装置で「転送」が、
ザ・ネクスト・ジェネレーション（ＴＮＧ）ではホログラムデッキが、
ディープスペースナイン（ＤＳ９）では宇宙ステーションで
星間内の多種民族との交流の中で、平和を保とうと努力している背景が、
ボイジャー（ＶＯＹ）では、ホログラムドクターの活躍が。

見ていて、ドキドキしながら物語と同じ未来を想像してみる。


今日のエンタープライズを見ていて、時間を自由に操作する未来を恐ろしいと思った。
もしかして「デジャヴ」は時間連鎖の計られごとなのか？とまた想像したりしている。

わたし個人としては未来から過去を変えるなんてナンセンス。
だけど「転送」「ホログラムデッキ」「ワームホール」・・・
理想主義じゃないけど、信じたいトレッキーなのだ。

レイ・ブラッドベリの小説にもちょっと似たものがあった。
時間旅行の旅先で、旅行業者があつらえた、ツアー客専用の敷物を踏み外し、
蝶を1匹踏んづけただけなのに、
現実に戻ったら大統領選挙の結末が変わっていた、というもの。

***

時間を行き来するドラマとしては「セブンデイズ」も結構好き。
やっとシリーズ３作目がスーパーチャンネルで放送されることが
決定したようだ。

待ちくたびれていたので結構嬉しい。