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らる935

らる935

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2004年11月03日
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カテゴリ:海外ドラマ
アンコール番組として毎日午後8時から放送されている、
新・Dr.マーク・スローンをいつもと違って最初から見た。
(残業になると見られないのよね~)

頭部の打撲が致命傷となって見つかった死体は極度の貧血状態で
しかも血液を失ったにしては血痕はどこにも見当たらなかった。
しかし静脈の近くにふたつの小さな傷。

若くて独身の医師ジャックが院長の陰謀にはまって
本人の知らないうちに雑誌の
「若い女性がもっとも結婚したがる男性」
という企画に応募され、ベスト5に選ばれた。

ところがこの選ばれた男性のうちのひとりが
つい先日見つかった死体と同じ条件で他殺体で見つかる。

容疑者はベスト5を企画した雑誌社の女性記者だった。
昼間は現れず、パーティーの会場になった屋敷には怪しい点がいくつもある。
調べていくうちにスローン先生はまさか・・・と思う症例が容疑者にあてはまることと気づく。
容疑者の女性は自分を吸血鬼だと思い込んでいる、というのがその珍しい症例というのだ。

それを悟ったアマンダは憤慨する。
「貧血状態の死体に二つの傷があって、屋敷には鏡がなくって、
だからって先生!そんなのは迷信です!今の世の中にそんなこと!」

そうそう、見ていてわたしもそう思った。
これには医学的な何か不思議なオチがあるのだと。
ところがオチは意外なものだった・・・

ジャックは危うく犠牲者になるところだった。

スローン先生のお話にしてはこれはいったい??という
いつもと違う展開だった。

***

久しぶりに手紙(ちゃんと便箋に書いて、封書でお友達に)を書いた。
遠方に住むメル友だった人が、プロバイダー契約を解除して
連絡には電話か手紙という手段しかなくなったのだ。

数日前に長々と電話で話した。
でも実は電話がとっても苦手。
固定電話はインターネットのためだけにあるのか、、と思うほど
家の電話で話すことは少ない。

ポストへ行くついでに近所を散策してみた。
いつも車ですーっと行き過ぎるような路地も歩いてみた。
そこははるか昔、中学生のとき、部活の帰り道だったところだった。

通った中学は老朽化のために建て替えになったのは10年以上前のこと、
建て替えだけでなく、場所も移った。
そのため以前中学校のあった場所には校舎も、泳いだプールももうない。

部活は水泳部で、プールは中学校の校舎と少し離れた場所にあった。
そのため部活の帰り道は学校から直接自宅に帰る道とは違っていたのだ。

その路地に足を踏み入れると、吹奏楽部のトランペットやクラリネットの音が聞こえてきそうな気がした。
その路地から出ると、広くて舗装してない道が少し続いていて、
その先には水色に塗られた大きな門があったんだ。
門はプールの出入り口。

少し歩くとまわりはビニールハウスの畑と田んぼがずっと続いていた。

懐かしいけれど、もう二度と会えない風景が頭の中で霞がかかったように蘇ってきて、
夕日の中ちょっともの思いにふける時間を過ごした。





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最終更新日  2004年11月03日 22時15分32秒
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