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カテゴリ:テレビ全般
衝撃・振り込め詐欺 恐怖の極悪脅迫軍団---すごいタイトル。
でも途中から見たので。。タイトルを先に見てたら無視してたかも知れない。 イマイさんという男性が丁寧に、しつこく詐欺の実態をじわじわと暴いていく。 身近でありませんでしたか?見に覚えのない電話料金の督促状や、さも公共の機関かのように装った電気料金の滞納督促状を受け取ったお話。 督促状は虚偽であることを相手に認めさせるべく 記載されてあった番号へ実態調査のため電話を繰り返すイマイ氏。 先方は手を替え品を変えて電話してくる相手を脅す文句をこれでもか、とばかりに繰り返す。 消費者金融の取立人がまるでヤクザのような脅し文句で怒鳴り散らしているドキュメンタリーを見たことがあるけれど ちょっとあれに近い。 切られても繰り返し電話のリダイヤルボタンを押して 相手がとうとう態度を変えていく様はなんとも不思議に面白かった。 現実に騙された人たちにとってはおもしろくないだろう。 電話口ですごまれても支払いをしぶると 「そっちのことなんて調べればわかるから、会社や家に行くからな!わかってんだろうな!」 などと脅されて先方の言いなりに振込みしてしまった人が多くいるらしい。 執拗に食い下がり実態調査のために電話しつづけるイマイ氏に 「あんた根性あるし、やる気があるんなら会社に入れてやるよ。金に困ってんだろ?こっちも信用があるからさ。そこに記載された金だけはきっちり払ってもらえば本当に会社にオレが口きいてやるよ。 明日もいちど電話してくれよな、いいな?」 と仕事の勧誘に変わっていくほど相手の心を動かしたのはイマイ氏の淡々とした質問攻めだった。 電話に出た男がイマイ氏に最後に明かしたその電話料金詐欺を働く上での感想として *本当によく儲かる・・・商売で、、(人の金奪っておいて) *手取り収入は最初は50万くらいだけど翌月からは300万も夢ではない・・・ほど騙される人間が多く、 *その組織に入っても金もって逃げるやつもいる・・・てことはろくな人間の集まりじゃない らしい。まったく・・・(-""-;) その後、海外のロトくじのダイレクトメールの実態を調査した長い戦いも紹介された。 例によってイマイ氏による電話攻勢が始まった。 まずダイレクトメールはフランスから発信されており、返信先はオランダになっていて怪しい。 ダイレクトメールの文書に書かれた電話番号は国際電話でドイツの番号を示していたが 電話に出るのは日本人でそこはコールセンターという説明係りの常駐している場所であり、 扱うくじもドイツのロトくじであるとのこと。 電話に出た女性は日本時間で3時が近づくと 「終業時間になるので自動的にこの電話は切れます」 と無理やり切ろうとする。 何故か聞くと 「日本では3時かも知れないけどドイツではもう夜なのよ」 と言う。 ところが調べたところ、日本の午後3時はドイツで午前7時頃なのだ。明らかにおかしい。 本当はドイツではないのか? 電話を切るときに接続の切れる複数の音から転送されていることがわかり、 さらに相手がドイツだと偽った場所はオーストラリアだということもわかった。 最終的にロトくじのサービスダイヤルとしていた場所をみつけ 日本人を雇っていた現地の人らしき女性と直接話をしたが もちろん自分たちのしていることが違法だということは先刻承知で、 それを取り締まれないような逃げ口も用意していた。 しかしこの取材が功を奏してか、このドイツロトくじのダイレクトメールは日本に届かなくなったと言う。 日本では海外の宝くじを(六法全書には「富くじ」と記載されていた)販売することも購入することも違法とされている。 知らない人が英語まじりのダイレクトメールを見て、 日本より当選確率が高く、自分も一攫千金を狙えるのではないか? と錯覚してしまうようにできているシステムのようだ。 違法行為を自分たちの勝手な言い分でのらりくらりと交わすコールセンターの女性のいやらしさと そんな話術には全く動じないイマイ氏とのやりとりが面白くて なんとなく最後まで見てしまった。 それにしてもテレビの見すぎ。 またDS9の録画を見損ねちゃった。 今夜は本も読めなかった・・・(〒_〒) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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