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漫画家で、エッセイストの、やまだ紫さんが、 脳内出血のため、亡くなられていたと知った。 ジュリーと同じ、昨年60歳を迎えたばかり。 京都精華大学の教授として、 後進の指導にあたっておられたそう。 「しんきらり」「性悪猫」とも、 文庫本になってから読んだので、 決して熱心な読者ではなかった。 でも、50歳になった今年、 60歳での他界と言う言葉の意味が、 49歳までのこの春以前とは、 まったく違うものだ。。。私にとってね。 悪いことに、やまだ紫さんの訃報の下の方に、 去年の6月に他界された氷室冴子さんのことにも 触れた記事があって、 氷室冴子さんに至っては、、51歳だった。。。 去年、直接知ったときには、これほどのショックを受けなかった。 自分が50歳を迎えて、今だから、 強い衝撃があるのだ。 私は、49歳までは、 「四捨五入したら50歳」程度の年齢と意識してた。 そして、よく言っていた。 「50歳ゆうたらなぁ、四捨五入したら100やで!」 実は、昨日、ヤフーのニュースで、 娘を送りに行っていた母親が、交通事故を起こして・・・ という記事を読んで、51歳というその母親の年齢、 自分の、1歳しか違わない事実に、 ちょっとショックを受けていたところだった。 つまり、かいつまんで言えば、 私は、50歳という自分の年齢を、 「人生の半分は過ぎた ・・・あと半分頑張ろう」ではなく、 「もう余生やん!」と 受け止めている自分がいることに気付いている。。。 生命保険をかけていた会社があの時破綻してなかったら、 絶対に満期の55歳で仕事を辞めるはずだった。 その満期保険金を手にして、 悠々自適のはずだった人生設計は、 半分どころか3分の1にも足りない金額の受け取り金では、 さすがに狂うというものだ。 元夫君があと22ヶ月で定年退職だから、 その時に一緒に辞めるのも悪くない。 少なくとも生保の破綻以前なら、選択肢にあった。 今は、無い・・・そんな選択肢は。 でも、だ! 51歳で肺がんの悪化で他界した氷室冴子さんや 60歳で、突然、脳内出血で世を去ったやまだ紫さん・・・ 切なくなるなぁ・・・ 命のことは、わからないものなぁ・・・ 仕事を嫌いなわけじゃない、 仕事に支えられてる自分が居る。 でもなぁ・・・ ちょっと、色んなことを考えてしまうなぁ。。。 結構複雑な50歳の小芋さんである。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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