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痺れは神経系の異常の1つで、ジンジン・ピリピリ・ビリビリと不快な感覚を起こしますが痛みと比べて支障がないので放置されがちです。
触った感覚や、熱い・冷たいなどの感覚が鈍くなる 感覚の低下、動かしにくくなったり、力が入らなくなる運動麻痺、何もしていないのに痺れが起こる異常知覚。 時間とともにシビレがなくなる一時的なものは放って置いても問題ありませんが、片側だけに起こるしびれや、歩行中や運動時に痺れが起こり止まるとなくなる・しびれた部分を触った感覚を感じないなどの症状は病気が原因の痺れの可能性もあります。 痺れの原因とメカニズム 老化による身体の機能の低下や、筋肉・腱の疲労、末梢神経の圧迫、血流の滞り、脳や血液の病気によるものなど痺れの原因は様々です。 1、神経性の痺れは神経の圧迫など異常が生じると痺れが起こります。 身体のドコが痺れるかが重要なポイントになり、痺れる箇所によってどこが悪いのかもわかります。 (1)脳の疾患が原因の痺れは半身にのみ痺れの症状が現れます。片側の手や足が同時に痺れた場合、脳に異常がある可能性があるので、精密検査を受けることをおすすめします。 (2)痺れが両側に現れるのは脊髄異常の可能性があります。腰椎症や椎間板ヘルニア・座骨神経痛も神経性の痺れになります。 2、血管性の痺れとは、血管が圧迫されることで血液の流れが滞ることで起こる痺れです。 代表的な原因は正座による痺れ。一箇所に体重がかかることで血流が滞ってしまい痺れを引き起こすのです。 痺れのメカニズムは、末梢神経で感じた信号を中枢神経へ伝達し脳がその信号を処理し伝わった信号に対して、身体はこう感じているという指示を発信します。 痺れの感じ方 痺れの感じ方は、ジーンと温かい感じがしたり、ビリビリ電気が通ったような感じだけでなくいろんな感じ方があります。 痺れと思っていない感覚も実は痺れの1つかもしれません。 3、感覚神経に関係する痺れ つっぱり・こわばった感じ 分厚い板や氷で圧迫されたような感じ ゴムバンドで引っ張られる感じ ビリビリ電気が通ったように感じる 足の裏に何かがくっついた感じ チクチクハリで刺されたような感じ ムズムズ虫が這うような感じ ヒリヒリ火傷したような感じ 温かい 冷たい 布越しに触れたようで感覚が鈍くなる 触った感覚がない 4、運動神経に関係する痺れ 力が入らない 脚が重い 指が思うように動かない 手が震える 指がまっすぐにのびない 手のしびれ 手のしびれは、片手に出るのが一般的です。 片手にシビレが起こった時、主に考えられるのが、頸腕症候群・胸部出口症候群・頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・末梢神経障害です。 腕や手にある神経は頚椎からでて肩を通って手の先まで伸びています。 何らかの原因で途中で神経が圧迫されると手指にシビレが起こるのです。 手指の動きを司る末梢神経の圧迫は、体型や職業(よくする動作)によって原因も異なります。 なで肩のヒトや重い荷物を運ぶ仕事のヒトは、肩や腕の動きを司る神経圧迫や血管が狭くなることで、しびれがおこります。 →ガングリオン パソコン作業などで手首をよく使う人、腱鞘炎やむくみで手先に伸びる神経の通る隙間(手根管)を圧迫することでおこったり、ガングリオン(結節腫、手足などの関節にできる腫瘍)や腫瘤、加齢に伴う骨の変形で肘の内側の神経が通る隙間(肘部管)を圧迫することで、痺れが起きます。 また、ストレスや自律神経障害でも手の痺れを感じることもあるようです。 危険な痺れの症状と病気の可能性 ・片側の手足が痺れる ・手袋・靴下を履いているような感覚 ・片側の手と口が同時に痺れる ・痺れや違和感が急に起こり数分で消える この4つの痺れは脳に異常がある痺れの症状です。同時に起こる症状でどんな病気の可能性があるのかを判断できます。 手・口の痺れと言語障害・・・脳梗塞 足の冷えと痺れ・歩行時の痛み(間欠性跛行)・・・下肢閉塞性動脈硬化症・バージャー病 手足が痺れ血色が悪くなる・・・胸郭出口症候群 指先と唇がピリピリ痺れる・・・低カルシウム血症 急に痺れて数分で消える半身の痺れ・・・一過性脳虚血発作 片側の手足の痺れ・頭痛や嘔吐・・・脳出血 痺れを予防するには? 1、正座による血管圧迫の痺れを予防するには、体重を1ヶ所にかけ続けないことです。 正座をした時に足の裏と甲を重ねますが、左右を上下交互にしながら座ると痺れにくくなるようです。 正座で足が痺れやすいのは足首が硬い人。正座をする機会が多い人は足首をストレッチするなどして柔らかくしておくことも予防法になります。 2、痺れやすい人はカルシウム不足とも言われます。 食品やサプリでカルシウムを補うことも痺れを防ぎます。
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