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2010/09/03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
後期高齢者の父がいる。
この夏帰省したおり、驚いた。ベッドを買っていた。背中の部分が
リモコン式で起き上がる上等品だった。

帰った当日、部屋の戸がいつものようにわずかに開いていた。
久しぶりなので覗いてみるとベッドがあった。しかし父の性格を
知っているので知らんぷりを決めた。2日目、戸が半分くらい
開けてあってチラリと見える。今日も知らんぷりを決めた。
3日目戸は全開だ。このまま知らんぷりは出来ないぞ。父も
「見てくれ」と言わんばかりだ。

「ベッド、どこで買ったの?」と聞けば「○○で買ったよ」と
家具屋さんの名前を言う。続けて「ワシが買ったのよっ」と居丈高に
言う。「つべこべ言うな」的な感情も読み取れたので、これで話は
終わり。
娘としては「なぜ買う気になったのか、誰かが勧めたのか」など気に
なる部分はあるが、これ以上は本人も言いたくないらしい。
ならば、知らないふりだって出来たのにわざわざ見せ付けるのは、
なぜだろう。

父娘として長く生活していても、分からない部分がある。心の中を
みせない、出せない、覗かれたくない部分があるようだ。
この先介護が始まれば、ベッドがあれば楽だろうからと考えたのか?

コミュニケーションがとれないアスベルガーの周辺に位置しているのか、
性格的なものなのか分からないが、ボーダレスのところに位置している
と娘は独自の判断をしている。





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最終更新日  2010/09/03 05:14:21 PM
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