先日、ランチを食べに行ったときの出来事である。
時刻は1時を回っていた。1時半過ぎであったろうか、食べている途中で
お店の透明なガラスの引き戸を開けて入って来ようとする一人の男が目に入った。
必死に開けようとしたが開けられず男は諦めて去っていった。
あとでわかったのだが、ランチの部の食材がなくなったとのことでお店の人が
入り口に鍵をかけていたのだ。
お店の中で食事をしている我々の姿が男には見えていて目が合った。
ランチを食べに入ろうとしたがお店に入れない。中ではお客さんが食事をしている
というのに。男は、なぜ?と納得できなかったことだろう。
このお店の料理は旨くてお客も多い。だが、「食材がなくなったら鍵をかける」、
お店の方針とはいえ、このような断り方はいかがなものだろう。
鍵をかけずに「すみません、今日のランチは終わりました」と、応対するほうが、
お店としては好印象を与えると思うのだが。