テーマ:フランス文学(162)
カテゴリ:文学
IFJTにてR先生の講義、第9回。
今年の1月20日にこのブログを開設し、セガレン『ルネ・レイス』、サルトル『嘔吐』、そして今回のデュラス『ロル~』と、IFJTへ行った日には講義記録らしい記述を残すように努力してきたつもりだ。 だが、この日の分はどうしても書けない。久々に集中力を欠いた2時間であった。ほとんどのことを、覚えていない。ノートには、無意味なメモが数個並んでいるだけだ。これは昨年、シモン『フランドルへの道』が全く読めずにボンヤリしていた頃のレベルに等しい。 なぜだろう?平岡篤頼訳の『ロル~』を読み終えてしまったからか?急に寒くなったからだろうか?この講義の後に受ける、インフルエンザの予防注射が気になっていたからか?翌週自分が実施する朗読会のことを考えていたからか?ボーナスが支給されたからか? ノートに、こんな単語の走り書きが残っている。“ indicible ”(=言語を絶する、いわく言い難い、言葉に尽くせない)。 これを書きとめたとき、いったい私は何を考えていたのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.06 21:38:28
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