秋晴れの 続く日毎の 風と共 匂い漂う 稲刈りを知る
稲藁の 燃ゆる匂いは 薄煙る 風にて届く 秋の風情か雲一つ 見えぬ眺めは 何となく 拳握って 吸い込まれそな天と地を 境に青く 分かつ見て 海を見詰めた あの日を想う思い出す あの日あの時 溜め息が 一年前は 指折り数え逢いたさに 仕事序でを 誤魔化して エスケープした 幕張メッセ間の悪さ トラの携帯 旅立ちの 前の夜中に 突然ダウン空港に 行く前慌て パソコンで メッセ入れ置く 手筈の侭とエスケープ 苦しい嘘を 吐きまくり ドロン決め込む 電車のルート幕張の 駅から乗って 船橋で 乗り換え行くも 初めての旅ローカルの 路線乗り継ぎ 辿り着き 公衆電話 心細くて薔薇を呼ぶ コール一回 オレオレと 受話器握って 駅前探す何処なのと 問い掛け返る 電話口 振り返ったら 薔薇の微笑み