こけだまのつぶやき　がんになって今思うこと

最終日 ホテルを出発してすぐ函館朝市へ向かいました。
あっちにもこっちにもお店がいっぱい。
試食のアラシ、でも足を止めるとお店のお兄さんお姉さんの
セールストークが爆裂します。
北海道に来るまでは絶対ここで海産物を買って自宅へ送ろうと思っていたのですが、
あまりにもたくさんありすぎたのと、前述のようにセールストークの凄さに
落ち着いて見比べることができなくて
残念ながら宅急便で送るようなものは買えませんでした。
買ったのは、スルメ。
シカオへのお土産です。
うちはよくおやつ感覚でスルメをかじったりするので。。。
地元で買うよりも肉厚で立派なスルメです。

朝市のすぐ横の埠頭には引退した青函連絡船の摩周丸が今は資料館として停泊しています。

朝市でのお買い物の後は五稜郭へ。
五稜郭散策チームと五稜郭タワーチームに分かれ観光します。
高いところが好きな私はタワーのほうへ。。。(笑)
展望台から函館の街を見下ろします。
この日も天気が良くいい感じ。

五稜郭も。

五角形の形がよく見えました。

お約束のガラス床。
五稜郭タワーの中には、お馴染みのお土産品の売店の他
ジェラートや焼きたてパン、五島軒のカレー屋さんなどもあり
イスやテーブルもたくさんあるのでゆっくりと休憩できます。
私もハスカップとミルクチーズのジェラートを食べました。
そしてバスは最後の見学地 トラピスチヌ修道院へ。
聖ミカエルとマリア様が迎えてくれます。
一般公開されているのは中庭のみで、現在も約６０人の修道女が
祈りと労働の日々を送っているそうです。
厳しい規律があり、入会するとほんの限られた事でしか外出できず
生涯をこの修道院の敷地の中で終えることになるので
相当の覚悟が必要です。
どんな人が生活しているんだろうと想像をかきたてられます。


フランスのルルドの洞窟に似せて造られたルルドの洞窟。

こちらが建物。
ここから先は入れませんし、見学者も静粛に、という注意がありました。
お祈りの時間になるとここにも見学者も入れないように規制するそうです。

修道院の入り口の近くに外来者のための礼拝堂がありました。
中は撮影禁止だったので建物の外から失礼して写真を撮らせていただきました。

礼拝堂の中はとてもシンプルで厳かな雰囲気。
少しの間ここで座っていると心が洗われるような気がしました。
おっと、そんなことしているうちに集合時間が。。。。！
あちゃー、私達がラストだったみたいっす(笑)
北海道旅行もとうとうおしまい。
函館空港からセントレアへと空路帰ってきました。
行きも帰りも一時間半くらいのフライトでしたが、離陸、着陸にかかる時間が
水平飛行の時間より長く、CAさんが配ってくれるお茶やジュースを飲むのも一生懸命。
熱いコーヒーなど頼んだ日にゃ、中々飲めなくて焦る、なんてことも(笑)
搭乗前の荷物検査場て預ける荷物のことで手間取ったり
降りる際には棚に入れた荷物がうんと奥に入ってしまい
取れなくて、見ず知らずの他の乗客の方に取っていただいたり
いろんなバタバタがあったけど、久しぶりに乗った飛行機も楽しかった。
ほんの二泊三日でしたが、計画してから、胆嚢炎になったり、紹介状を
書いてもらったり、行く前の準備が大変でした。
行き先も今回は街中が多く、
もし何かあっても大きな病院にすぐ行けるから
いいだろうというところまで考えて頂きました。
離島や秘境は多分無理でしょうね。。。。
長々と旅行の話にお付き合い頂きありがとうございました。
今はちょっとした達成感、楽しかった思い出に浸りつつ
次はどこ行こうかなって考えてます(爆)
とりあえず、今日から抗ガン剤治療の入院！
トランクの中、旅行の荷物から入院用の荷物に入れ替えて
行ってきまぁす！