テーマ:中学校って・・・(602)
カテゴリ:国語
私も本業があるので、毎日指導はFAXで行うことにしました。
入試の過去問題を解いてもらって、採点をして返す。 ×がついた解答は、どこが採点基準に到達していないかを解説する。 例えば 問題 ○○という行動をとったのはなぜか。主人公の気持ちの変化をふまえて二十文字程度で答えなさい。 のような問題だとしたら、変化前の気持ちと変化後の気持ち両方を文中から抜き出して、最後に「・・・・だから」、「・・・・なので」などと答えないといけません。 片方しか抜き出していなかったり、理由を述べる文章になっていなかったりするんですね。 問題 △△という気持ちになったのはなぜか。主人公が老人に果たす役割をふまえて答えなさい。 と言われたら、気持ちだけではなく、主人公の「役割」を文中から抜き出さないと完全な答えにはなりません。 採点基準を明確にしながら指導すると、みるみる解答がしまってきました。冗長さがなくなり、聞かれたことに答えられるようになってきています。 あたらずとも遠からずといった解答は多分入試では×です。部分点ももらえないと思います。入試は「かみ合う会話をする訓練」とでも思っていただいて、問題文と一対一で対応できるような解答にしてもらいたいと思います。また、むやみとつなぎ言葉をいれないと字数を満たせない場合は、何か落としている条件がないか、問題を再読して欲しいと思います。 出口の国語レベル別問題集(0(理論編)) 生徒さんの理論強化にはこの問題集を勧めました。 私自身は 出口の現代文レベル別問題集(1 超基礎編) で勉強した後教えています。 個人的には出口先生の問題集を解いていると「国語も理論だ!」ということがよく分かるので、すっきりして気分がいいです。 ぼそぼそ。にわか勉強で国語を教えるのは辛いぜ。アタシは理系なんだけどなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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