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カテゴリ:どんぐり文章題
水曜日はI君(2年生)がうちに来て、どんぐり問題をする日。
車が好きなI君に、今日選んだ問題はこれ。 おじいちゃんの 車には タイヤが 6個 ついています。 お父さんの 車には 5個 ついています。 お母さんの 車には おじいちゃんの 車に ついている はんぶんの かずの タイヤが ついています。 では、3人の 車の タイヤの かずは ぜんぶで なんこかな。 ![]() 「タイヤが6個~?…トラックかなあ?」 と言いながら描き始めた。描いた絵には3個しかないけど、どうやら、向こう側のタイヤだから見えない、ということらしい。 続いて、お父さんの車。絵のタイヤはやはり3個だが、残り2個のタイヤは先のと同じく隠れているらしい。 そして、お母さんの車。描いた絵にはタイヤが2個。それをI君は、 「1、2、3、4個!」 と数えて、答えを「15個」とした。 う~ん。 I君は車が好きなので、“車のタイヤは4個”という固定観念があるのかな?と思った。でも、タイヤが6個の車と、5個の車は描けた。 もしかして「半分」が分からないのかもしれない・・・ I君の集中力もいまひとつだったので、私は「がんばって描けたね」と言って、すっかりお片付けさせた。それから指で6を作って、 私 「これの半分の数って分かる?」 I君「4?・・・」 私 「じゃあ、4本折ってみるね。(指を折り)残りは何本?」 I君「2本!」 私 「そうやね。これって、6の半分かな?」 I君「…分からない」 I君が答えられないのは、私の聞き方がまずかったのかもしれないけど。弟と、お菓子とか半分こしたりしないのか聞いてみると、あまりしないとのこと。 半分って、実体験が少ないと、難しいことなのかな? うちの子達なんか、何でもそうだけど、好きな食べ物やお菓子なんかを分けるのは本当にシビアだ。見苦しくて、嫌なんだけど、数を体感するという点では無駄ではなかったのかな。 今日のことを、I君のお母さんには、I君本人が近くにいない時に伝えておいた。生活の中で、もっと数を感じる体験が増えるといいな、と思って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年04月18日 07時53分05秒
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