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カテゴリ:イリノイツアー2013
ディケーダー到着翌日、3日間の車生活とおしゃべりなオッサン達から自由になるため、一人で出掛けました。場所はどこでも良かったんですけど、近くに動物園があったので、動物園。
イエローキャブを呼んだらでかい黒人のおっさんの白いワゴンが来て、メーター見当たらないし地図だとまっすぐの道をくねくね細い所を走っていたのでもしかして悪徳タクシー?と思いきや、ちゃんと良心的な料金で動物園に着きました。途中ですっごく素敵なビクトリア調の家がたくさんあったのに、キョロキョロして田舎者と思われてカモにされたくなかったのでスカした顔で乗ってなきゃいけませんでした(←こういう所が田舎者なんだよね)。
子供動物園だったので一時間くらいで回れるだろうと思ったのですが、私は自分が思ったより動物園好きなんですね、一時間でまだ入り口でした(笑)。なんだかテーマが無い動物園で、ランダムな奴等がいました。アメリカのシンボル、ボールドイーグル(何故か木の上に止まってる。飛べないのかしら)、フラミンゴ、イボ付きペリカン。ラクダ、チータ、シマウマ、狼。サル各種、鳥各種、けたたましく鳴くその辺に歩いてる孔雀(孔雀って放し飼いの動物園よくありますよね)。
爬虫類ハウスもあって、入って最初に見たものは一畳ほどの部屋にいる3mくらいの蛇。子犬くらいのラットを口に入れて運んでくるところでした。うわ~、テレビじゃないのは初めて見るな。食べるのかと思ったら私に興味を持ち出し、こっちを向いて相手をしてくれました。 「ウーパールーパー懐かしいとか言うなボケ!」
振り返るとマダガスカル・ヒッシングローチ(鳴きゴキ)の水槽。枝にたわわに群がっていました。家にこれが出たら私、死ぬかも(笑)。水槽のガラスが妙に曇っていたのも気持ち悪い… 湿気の多い呼吸してるんだ、こいつら。おえっ。
他にも可愛い蛇、気持ち悪い蛇、カエル、トカゲ。出る頃には例の蛇は顎をはずしながらラットをゆ~っくり飲み込んでいました。出ようとすると小さな子供連れの家族が入ってきました。子供に見せたらトラウマになるかもよ…。
私は猿を見るのが大好きなのですが、なんか皆冷たい。そっぽ向いてるやつ、私の姿が見えなくなるまでピーピー威嚇を続けたチビ猿、顔を抱えて寝ている猿。舌打ちしたらちらっとこっち見て、
「興味ねえ」
って顔でまた顔を隠して寝る。
自然のリスが沢山いました。
それからふれあいコーナーに入ってヤギやウサギなどの家畜と戯れました。こういうの大好き~。ヤギがごろごろ。びくともしないお触らせ専門ウサギ。鶏、ひよこ。ちびやぎ、チビブタにメロメロ。ガチャガチャがあって、25セントで餌をあげられます。チビヤギにあげようと手のひらに載せたらでかいのが寄ってきてすごい勢いで食べ初めて、あの歯でかまれそうだったのでばら撒いてしまいました。
くやしいのでもう一回。ガチャガチャを回していたら横からドン!と誰かがぶつかってきた、と思ったらヤギで、私を押しのけて立ち上がってまだ受け口に入ってる餌をがっつきはじめました。必死でやつを押しのけたのですが、がちゃがちゃの音を知ってるらしく、今まで知らん顔だった奴等までわらわらと寄ってきました。現金だなあ。誰かがジーンズのすそを引っ張ってると思ったらヤギがはむはむしてました。だめだよ~と引っ張ると今度はスニーカーの紐。紙どころか何でも食べたいんですね。
かわいいコブタ!欲しいけどママは200キロくらいあります。そんなに成長すんのか。
間の抜けた顔のヤギもいました。こいつ大好き!!
日本庭園みたいなものもありました。懐かしいもみじ。
静かな自然の中にある可愛い動物園。$5.50はお得。
帰りのタクシーはなんと一時間くらい遅れてきました。若い黒人の姉ちゃんでさっきのおっさんと同様、ヒップホップを聞いていました。ディケーターってそういう感じなの?シカゴと同じ州だから皆ブルース派だと思ってたけど…。ちょっと心配になってきた。
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