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カテゴリ:ニュース
日本人女性の遺体が発見され、アメリカ国籍の男性が逮捕されたという記事を目にしました。 何となく気になって、ちょっと調べたら簡単に二人のフェースブックのページが出てきました。 加害者は一般の人にはあまり内容が見えないようになっていましたが被害者の方はオープンでした。
世界の都市やビーチで優雅な時を過ごしている女性の写真が何枚も載っていました。
あの眩しい太陽の下で、まさか数年後に自分が三浦湾で遺体となって発見されるなんて夢にも思わなかったでしょう。 なんでかな、三浦湾って暗くて寂しいイメージなので、ギャップですかね、沖縄の海だったらこんなに悲壮感が漂わなかったような。
で、はっと思ったのですが、もし私が近い将来死ぬ事があって、最後の写真がディズニーワールドではしゃいでるバカ写真だったら、どうか、
「最後はどうあれ、こいつは結構おめでたい人生を送ったんだな」
と温かい目で見てやってくださいね(笑)。
しかしSNSもこういう所が怖い。 私もつい見た目で憶測してしまう悪い癖があるのですが、 大きなサングラス、細身の美人、ヒョウ柄のビキニ、ブランド品、海外旅行...というイメージのプロファイルからして、アメリカ人男性の被害者となった彼女は、多くの人が(意味はあえて書きませんが)
「ああやっぱり」
と思ったのではないでしょうか。
遺書みたいに、
「もし自分が特殊な死に方をして、ニュースに出ないといけないような事になったらこの本人指定写真以外の使用を禁ずる」
みたいな法律があったらいいと思う。
被害者という事実を述べれば、後は私がどんな人だったか、何をしてたかなんて一般の人に晒す義務はないのですから。
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