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カテゴリ:パピヨンetc.
日記だからこそ書くべきと思いはするものの、大事なペットが亡くなったりいなくなってしまったりした事は、いつか書けるくらいの精神状態になったら書こうと思いつつまだ悲しくて書けなかったりします。
でも今回は、うーん、おめでたい事なのかな。 家の亀さん2匹を引き取ってもらう事になりました。 庭に迷い込んでくるケヅメリクガメ、もう何匹里子に出したでしょうか。 中でも一番長くお世話して、巨大になってしまったジョン・ポール・ジョーンズ(JPJ)さんと一歳ほどのネルソン君。最初はみんな手のひらに載るくらいのサイズですが、JPJは両手で持ち上げるのもやっとで、室内のデラックスなケージも手狭になって、本能的に地面を掘りたがるリクガメにとっては酷だという事でブライアンが音をあげました。 家の庭におうちを建てても良かったんだけど、ちょっとした柵なんかブルドーザーのように強行突破でぶっ壊してしまうパワーがあります。 この辺で生まれた子亀はあちこちの家に拾われてるらしく、しょっちゅう脱出しただの引っ越すのでもらってくださいだのという掲示を見るのですが、不思議とファンが多く、その手のスレッドには必ず4,5件 「飼い主が見つからなかったら下さい!」 というレスが付きます。 この辺はみんな庭広いし、犬猫ほど手がかからないから風景の一部なようなペットに、と考えるのかもしれない。ケヅメ専門に引き取っている牧場とかもあるらしいです。小さくて可愛い時に何も知らずに飼って、大きくなりすぎたけど動物園も同じような亀が多すぎて引き取ってくれない、みたいな話も聞いていたので安心しました。 ブライアンがそんな話をふとお客さんのおじさんにすると、 「俺が引き取ってもいいよ。亀仲間も多いし貰い手を探してやるよ」 と言ったそうで。 ずっと室内飼いだったので、外にもちょっと慣れさせて、暖かくなったら引き取ってもらおう、と決めたら急に寒波が来てしまい、数週間待ってもらいました。 やっぱり寂しくて、毎日ホテルのサラダみたいに好きな野菜やフルーツを盛り合わせてあげていました。 話が長くなってる...。 で、やっと日取りを決めて、初めての車に可哀そうなくらい怯えたJPJと固まって動けないネルソンを載せて彼の家に行きました。 あらびっくり。 亀パラダイスです。 みんな隠れていますが… ごはんタイムにはわらわらと出てくるわ出てくるわ… 2.5メートル四方くらいかな、の柵が三つあって、それぞれ違う種類のリクガメが住んでいました。 ちっちゃーい 水陸両用の亀さん達の柵には池まであったよ。 砂漠亀の柵は真ん中に穴が掘ってあり、亀さんたちが自由に出入りできるようになっていました。 おじさん、何してた人だか知らないけど、現在はリタイアしています。 同じ年くらいの奥さんだか彼女だかとこの家に住んでいますが、猫三匹、大型犬一匹、それにざっと100匹くらいの亀、植木が所せましと並びます。 ビニールハウスの中にも池! 私も欲しいー! こういうお宅にお邪魔すると、アメリカ人てやっぱパワフルだな!と思います。 何にしても日本の趣味人とはスケールが違う。 家や庭の広さの違いもあるんだろうけど。 私もせっかくスペースがあるんだから庭に凝ってみようとは思うのですが、金銭的にも時間的にもなかなか持続できません。ネズミ、鳥、リスなども多いので野菜とかもすぐ食べられちゃって全然恩恵を被れない(笑)。 ところで亀さん達の柵の造りを見てください。 角材が合わさる角っ子に、ボルトやクギが使われていないんです。 角材の厚みに合わせたスリットが入ってるブロックを積んで、そこに嵌め込むだけ。 私にもできそう!! ブライアンも感心してましたが、DIYとか一ミリも興味ない人なので協力してくんないだろうなあ。 今度亀見つけたら何も言わないで作っちゃおう。 小さいネルソンはこのお家に住むことが決まり、JPJは彼の友達のケヅメ専門の人の牧場に貰われて、自由に過ごしているようです。 私達の事なんか忘れて、のびのびと生きてほしい(涙)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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