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カテゴリ:情緒と性格。性格を育てる。
性格は変わる「引っ込み思案」 自由時間の時にも、外に出ず部屋の中で一人で静かにしています。これをしたいとかあれをしようと言うこともなく、目立たない存在でした。 ある時、友達が絵を誉めてくれました。そして、その友達がいつも絵を見に来てくれて少しずつ話をするようになりました。その友達が他の子も誘って絵を見に来ました。時には話の時にふざけあうようなこともするようになりました。 さらに、次第に友達に誘われて、ままごとに入ったり、追いかけっこをするようになりました。次第に身体を動かすことが好きになり、よく追いかけっこをしたり、探検ごっこをするようになりました。大きな声で笑えるようになるとともに、日頃の声も大きくなっていきました。 すると自分から友達を誘うようになり、自分からやりたい遊びを提起するまでになりました。身体を盛んに動かして遊ぶようになってから、いつも快活で元気に動くようになり、友達と積極的に交わるようになりました。それまで目立っていたぎこちない動きはなくなり、なめらかに素早く身体を動かせるようになりました。日常の動き方もテキパキとしたものになりました。 半年ぐらいの間に、おとなしく引っ込み思案の性格から、元気で活発な性格へと変身してしまいました。誰がそのように仕組んだわけではありませんが、身体を活発に動かして楽しむという経験が性格を変化させたのです。 このように日頃どんな活動をするかによって性格は変化していきます。ですから、活動の仕方や経験を意図的に変化させることで、子どもの性格を変化させることができるのです。 この女の子は、おとなしいという個性を持っていました。しかし、元気に活躍できるという個性も表に現れなかったけれど持っていたのです。個性を尊重するということは、今現われている個性を尊重するというだけでなく、隠されている個性をも開花させることを言います。性格は変わらないものではないのです。どのように性格が変わるのか、そのルールを知ることが大切です。やみくもに指示したり何かをやらせるだけでは良くないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月09日 23時45分46秒
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