|
全て
| カテゴリ未分類
| 心の育ち
| ひきこもり
| 内容目次
| 落ち着きのない子
| 情緒発達と子育て
| 情緒と性格。性格を育てる。
| 言葉の遅れ
| 気になる行動
| Youtube動画
| 相談乗ります。ご心配の方はこちら。
| 自閉症と情緒
| 育児の心構え
| 本の紹介
| 公開講座
| 無料メールマガジンの申し込み・解除
| 認知の問題を情緒で解決
| 愛着の役割と発達
| 発達障害は性格障害
| 子どもの性格としつけの仕方
カテゴリ:情緒と性格。性格を育てる。
暗い性格(6) 世の中をネガティブに考えるために暗くなっている子がいます。はっきりと言葉にしなくても、ネガティブに感じてしまうのです。自分は愛されていないと感じれば、暗くなってしまいます。自分には味方がいないのだと思うと悲観的になってしまいます。 こういう子は、エネルギーがないわけではありません。むしろ良くなりたいと一所懸命に考えるエネルギーはあるのです。なんとかしたいという思いは強いのです。しかし、否定的に物事をとらえてしまうために、エネルギーも悪い方に使われてしまうのです。 否定的に考える原因としては、二つのことが考えられます。一つは、今まで考えてきたエネルギー不足、そのための能力不足による自信のなさです。もう一つは、うまく行かなかったという経験です。うまく行かなかったという経験の方に注意が向きがちですが、実はエネルギー不足の面が基本となります。 楽しさを感じて前向きになれば、明るく物事に取り組めるようになります。前向きに物事も考えられるようになります。すると何かをする気になり、何かをやって自信を持てるようになります。つまり「がんばり」の前に「楽しさ」があるのです。「楽しさ」があって活力が生まれ、「やる気」が出て来て「がんばり」が利くようになるのです。 しかし、元気がない子、自分はダメだと考える子には、がんばればなんとかなると説得しがちです。しかし、悲観的に考えるためにエネルギーが出ませんから、がんばることができないのです。がんばれと言われて、がんばることができないとますます自分はダメな人間と考えてしまいます。つまり「がんばれ」を先にすると、ますます悲観的になってしまう危険性があります。「がんばれ」と言う方もがんばれない子どもを見ると、やっぱりダメか、という見方になってしまいます。「がんばり」を第一に考える考え方では、子どもを軽蔑しがちになります。すると、その気持ちを感じ取って、子どもはますます暗い性格になってしまうのです。 まず、遠慮することなく、楽しめることが大切なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月11日 09時36分15秒
コメント(0) | コメントを書く |
|