|
全て
| カテゴリ未分類
| 心の育ち
| ひきこもり
| 内容目次
| 落ち着きのない子
| 情緒発達と子育て
| 情緒と性格。性格を育てる。
| 言葉の遅れ
| 気になる行動
| Youtube動画
| 相談乗ります。ご心配の方はこちら。
| 自閉症と情緒
| 育児の心構え
| 本の紹介
| 公開講座
| 無料メールマガジンの申し込み・解除
| 認知の問題を情緒で解決
| 愛着の役割と発達
| 発達障害は性格障害
| 子どもの性格としつけの仕方
カテゴリ:情緒と性格。性格を育てる。
暗い性格(4) カタストロフィーとは、破局現象を言います。無理な状態が積み重なることで全体の仕組みが突然崩れてしまう現象です。無理な状態になっても、仕組みが崩れなければ、無理な状態を止めれば元にもどります。例えば、疲労が重なって動けなくなっても、身体が壊れていなければ、休めば元の健康な状態に戻ります。 しかし、カタストロフィーが起こると、楽な状態に戻っても仕組みは元に戻りません。紙を曲げても折れなければ紙は元に戻ります。しかし折れてしまうと、元に戻しても折り目は残ってしまいます。枝も曲げてポッキンと折れてしまえば元に戻りません。 たとえ元気のない子を活発にさせようとしても、無理をするとガクッと落ち込んでしまうと逆効果になってしまいます。そうなると、ゆったりさせても元気の出ない状態が続いてしまいます。また、元気のない子をがんばれと励まして、その子が逆にキレてしまうと、今度は優しくしてもふてくされてしまい、やる気を示してくれないことになります。 このように無理をすることで決定的な変化が起こると、よい方向に元気づけることが困難になります。ですから、決定的な変化が起きるような無理をしてはいけないのです。元気のない子が喜んで元気になったからと言って、さらに元気にさせようなどと思わない方がいいでしょう。 元気がないからと言って、無理して元気にさせることは良くありません。少しずつ、元気にしては休むという働きかけをした方がいいのです。例えば、ちょっとくすぐって笑わせては、しっかり休むを繰り返します。始めはゆっくりやっていくのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月06日 18時33分53秒
コメント(0) | コメントを書く |
|