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2019年04月04日
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カテゴリ:愛着の役割と発達

誉めることの意味  

 子どもが言葉を発した時に誉めることで子どもは言葉を喋ろうとするようになるという話をしました。誉められることでうれしくなってやる気が増えるからです。しかし、人によっては誉めることは良くないと考える場合もあります。

 誉められて何かすると、誉められなければやらなくなる危険性があるのです。言葉を話すこと自体がうれしいというよりは、誉められることがうれしいと感じて話していると、評価してくれる人がいなければ話さなくなったり、評価されることばかり考えてしまうという意見があるのです。

 簡単に言うと、「誉められてやる」のは、他者依存ということです。価値観を他者に任せてしまっていることになります。いわゆる「いい子」が良くないというのは、自分が良いと信じて行動するのでなく、他者が良いと思うことを行動するからです。大きくなって、他者におもねる自分に対して疑問を感じたり、意味を感じなくなり、やる気をなくすことがあるからです。

 大切なことは、誉められることで自信を持つようになることです。つまり誉めることが子ども自身の心を強くするように働けばいいわけです。普通は、そのようになりますから、子どもを誉めることはいいことと考えられます。

 しかし、誉めても自信につながらず、人の評価に頼る状態が続けば、その誉め方は良くないことになります。まずは、人に誉められて十分満足感を持てるようにし、「誉められたから良いのだ」ではなく「自分は良いのだ」と感じられるようにすることが大切です。つまり、誉められることでリラックスし、じんわりと人の評価が内面化されることが大切なのです。

 ですから、誉めると同時にゆったりできるようにすることです。






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最終更新日  2019年04月04日 12時50分23秒
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