変化と学習  

　愛着は、子どもの学習を促します。愛着によって人との関係が深まるわけです
から、人との関係が深まることで、人への興味・関心が深まり、人から学ぶこと
が増えることになります。

　また、結果を喜ぶリラックスした喜びによって安心感が増え、愛着の基礎にな
るのですが、あることを期待しその結果を喜ぶことから、人間の引き起こす出来
事への興味が起こることになり、人のやることを面白いと感じ、人のやる出来事
への興味が増し、学習が促進されることになります。

　結果を喜ぶリラックスした喜びによって、納得感が現われてきますから、学習
し理解したことが定着するので、学習が促進されることになります。

　さらに、最近の話の流れから柔軟に変化できることが学習を促進することにつ
ながります。例えば、絵の描き方を学習する場合、今までとは違った筆の使い方
（つまり手の使い方）ができるようになることを意味します。つまり学習によっ
て行動の仕方が変化するわけです。ですから変化できるという柔軟性がなければ
学習による変化が起きず、学習も身に付かないことになります。

　以上のことから、リラックスした喜びの結果現れる愛着関係は、学習を促進す
ると言えるわけです。