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2019年08月25日
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カテゴリ:愛着の役割と発達

性格が一番問題

 発達障害の子の療育や育児困難の子のしつけを見ていると、何かを教えて頭を良くするというよりは、性格を変えると良いと感じます。

 例えば、ADHDの子は落ち着きがないわけです。はしゃぎやすく、早とちりする性格を持っています。そのような子を手ブラブラなどでゆったりできるようにしていくと、穏やかな感じの性格に変わっていくのですが、すると人の話をじっくり聞くようになり、遅れていた言葉の発達が促されることになります。

 落ち着きがないために勉強が苦手だった子も、勉強に打ち込めるようになりますし、集団の中に居られなかった子も居られるようになってきます。

 人と交わろうとしない自閉的な子も、リラックスして人のもとでくつろげるようにしていくと、やはり穏やかな性格に変化し、人と交わるようになり、社会性が育ってきます。こだわりも減り、パニックもなくなります。人の勧める学習にも乗るようになり、知的な発達も進みます。

 このように発達障害を負った子らは、その性格を変えていけば発達が促進されるようになるのです。ですから、発達障害児は、発達障害というよりは性格障害と言った方が我々が目指すべき目標がより明確になるのではないかと思われます。つまり、発達を促す働きかけをする前に性格を変える働きかけをした方が良いということです。性格障害の方が発達障害よりも根本的な問題と言えると思います。






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最終更新日  2019年08月25日 16時28分18秒
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