千太の目線
千太の目線が、ほとんど私と変わらなくなりました。手の大きさは、とっくに越されました。間抜けさは、相変わらず千太の方がばく進中です( ´_ゝ`) プッ中学に入ってもう少しで学年が変わりますが、千太の成績は確実に下降している。全然テスト結果表を持って帰ってこないので、この間校長先生から直接一覧を見せてもらいました。これはもう笑うしかないですね。はっはっは~そんなわけで、確実に個別対応を必要としている千太。学校側も、市の教育委員会も動き始めてくれています。ですが、最後は県の教育委員会が決めると言うことなので、結果待ちです。二学期の途中から、抜き出しで対応していただいてからトラブル回数はぐっと減りました。事を起こした後、なかなか相手に謝ることが出来なかった千太が、すんなり素直に「ごめん」と言えるようになったそうです。児童精神科へ月に1回通うようになって4回を過ぎました。学校側も是非一度診察の時に同行したいとのことで、校長先生自ら立ち会いました。医師も、校長先生が来るのは珍しいと感心していました。担当医師は、耳で話を聞くことの方が得意だと言っていました。診察で、話をしている合間にパソコンに診察時の様子や話を手早く打ち込んでいきます。その早さに、校長先生は驚いていました。とても気さくで面白い医師だったと感想を持ったそうです。1月の診察時に医師が言っていたこと。発達障がいを持ったお子さんの、学校生活への情報提供は出来ないものなんですと。本来は学校や教育の専門家がやるべき事。医師はその障がいが、医学的な部分(てんかんがあるかなど)の医療判断をするだけなんですよと。医師がする情報提供の量は、本来必要な情報の一部でしかないと。それに、支援学級というのは必要な子に必要な時間分、使うところであって、一度在籍すると普通学級に戻れないというのは、国の方針とはまったく違うんですと言う。普通学級にいつでも戻れるようにするのが、本来の支援学級だからと。千太に関しては、やっぱりLD特性が非常に色濃く、こういった子はLDトラウマを持っているので世間や学校に対しての不信感が非常に強い。迫害的な部分や恐怖につながる部分を刺激しない事が必要。授業は「楽しい」「認められている」という気持ちを持たせるように、だそうですが・・・来年度、個別指導を中心に学校生活が送れるといいのですが、千太の学校の一年生が抱える問題。実は、毎年の一年生が同じ問題を持っているのだそうです。それも、千太の出身小学校の子達が持っているもの。先生方がポロッと言いました。他の小学校から来た子達と大きく差が出る部分、それは特別支援学級への偏見。差別的な発言も平気だそうです。やはり、小学校の6年間、同じ学校に併設されていて交流のあった中で育った子と、まったく関わりを持たずに育った子達では、交流の仕方、視線に差があるので、学校ではその部分も育てていかなければならないのだそうです。現在支援学級に協力してもらい、千太の抜き出し授業をしてもらっていますが、千太が周りの子達にそのことを知られることを嫌がります。それは、この周囲の子達の支援学級への偏見を知っているからのようです。でも、授業はとても楽しくやっているんです。そんな悩める千太ですがこの間いきなり友達と遊ぶ約束をしたと言って連れてきたのはまた女の子か!(しかも2人)母の把握していない名前のため、聞いたがもう忘れました。信じられない。千太臭い部屋に招き入れるとは!(千太、痩せていないのでまだイケメンから遠いし)母、慌ててその辺のヤバイものをクローゼットに押し込みました。気休めにアロマキャンドル付けておきました(-公-、)シクシク今度からは男子か女子かも教えてくれ・・・