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千の言の葉と万の空

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2007年10月15日
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カテゴリ:支援の取り組み
しばらく無かった「学校行きたくない」発言を、ここ数日一日に何度も言っている。

現在通学している学校には普通学級以外の学級が無い。

教室にいられないとき、保健室に行くしかない。

しかし保健室にいるときは勉強しているわけではなく、絵を描いたり本を読んだりしている。

休み時間や昼休みは色んな子供達がどっとやってくる。
落ち着いた雰囲気から、一気に騒がしい時間となる。

最近本人はいつもトラブルを起こしてしまう相手とトラブルを避けたいと思っている。
その為にはどうしたらいいか自分なりに考えて行動したりするのだが、少し空回り。

問題行動と言われることが起きる以前からの積み重ねもあり、自分が攻撃されないように必死で身を守る。それが今は「やられる前にやってしまおう」と言うことになっていったようだ。

私達親世代が小学生だった頃、教室は机がびっしりで、一番後の席はランドセルを入れるロッカーに、椅子を動かすと背もたれがぶつかるほど窮屈だった。40人以上の学級。

それから比べれば、息子の今の状況は恵まれていると感じていたものの、その学級人数でさえ息子が生きて行くには大変困難な人数であるようだ。

普通学級に居場所が無く、保健室にいるだけ。
ただ学校へ通っているだけ。不登校になっていないだけ。

適切な支援を受けているかと言えば、やはり受けていない。
学校側とは何回も昨年から話し合いをしている。抱えている困難や対応は一応理解してもらっていると思っていた。

行政的な予算や人員配置、色々あるけれど、やはり一番大事な学校での居場所がない。

療育で通うSSTでは、個人単位のスキルアップから始め、少人数へ入れ込み、徐々に集団を大きくしていくのだが、学校にいる限り常に数十人の集団に置かれ、SSTをさせられている状態。

例えば、専門家が学校に対して息子への支援方法を伝えたとしても、予算とか、人員とか等の理由で一番欲しい支援が受けられないこともある。

薬を視野に入れた提示を学校側からされると言うことは、見捨てられた気分になる。
どんなに学校側が色々やってくれていたとしても、全てを無しとされてしまう恐ろしさを感じる。

専門家がいるところへ相談に行くといつも訊かれるんです。
スクールカウンセラーはいますか、特別支援学級はありますかって。
そして、いつも「いないです。」「無いです」と答えます。

私達親子はどこへ向かえばいいのでしょうかね。

(秋も深くなり、季節柄感傷的なのかも知れません(´・ω・`;A) アセアセ)






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最終更新日  2007年10月15日 21時40分19秒
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