帝国ホテルとリストランテ・ヒロ チェントロ。
春分の日。祝日。以前からの祝日の意味としても、天文学的にも、仏教での彼岸としても、「あー、春分の日かあ。」と思っちゃいますね。2月に続き、本日も帝国ホテルに宿泊です。今回は「帝国ホテル」が主目的では無いんですが。丸ビルの「リストランテ・ヒロ チェントロ」へ行くことが本日の「大前提」。ちょっと人からいただいた一人10,000円相当のペア食事券がありまして。二人で20,000円分だもんな。食事券が無かったら積極的には行かなかったかもしれないけど、特段「嫌いなお店」とかでも無く、喜んで行かせていただきます。で、その際に、いずれもリニューアルした「東京ステーションホテル」か「パレスホテル」に宿泊を、と考えていたんですが、「ステーション」は依然として混雑してそうだし、「パレス」は失礼ながら「まだ高いなあ、もっと安いプランが近々出てくるだろ。」と思いパス。そんな中、食事券自体の有効期限もあるので、日比谷なら近いしね、ということで今回も帝国ホテルにした次第。誕生日に合わせて送られてくる割引券がまだあったし。先日も思ったけど、派手さは無いけど落ち着く宿泊であると、年を重ねる毎にそう感じちゃうんですよ、「帝国」は。家をゆっくり出発し、14:30くらいにチェックイン。インペリアルクラブグレースは13:00から可能。今回も49平米の本館プレミアデラックスを予約していました。ツインが空いていなく、ダブルでしたけど。でも、僕はこの部屋、結構好き。同じ割引券で少しだけ高いくらいで「インペリアルフロア」のジュニアスイートも予約出来るんですが、大抵この部屋にしてしまいます。そしたら、今回は予約時の話からツインの空きを用意しようとしてくれた様です。でも、時間が間に合わなかったみたい。到着予定時間より遅めに着いたんですが。で、待たせるわけにはいかないとして、ツインのジュニアスイートへアップグレードとなってしまいました。インペリアルフロアではなく普通のですけど。僕等としては予定通りダブルでも良かったんですけどね。まあ、ご厚意はありがたくいただきましょう。さすがに相応の広さだね。独立のクローゼットルームも一応ある。寝室部分とは仕切があって。ある程度、落ち着いて寝れそうだ。バスルーム。洗面台スペースも通常よりは広め。シャワーブース自体は広くないですが、バスタブ一体型なので、「お風呂」って感じになり結構お気に入り。正直、ハード面で選ぶホテルではないけど、広い事に越したことはないか。でも、今度予約する時もプレミアムデラックスにするだろうなあ。インペリアルフロアについては考えるかもしれないけど。休日で遅め、且つ多めの朝食でしたので、昼食は省略。ですんで、部屋でコーヒーとリンゴのデニッシュで少し腹ごしらえ。妻は有楽町へちょっと買い物。僕は部屋でのんびり。それでは夕食に行きましょうか。散歩がてら歩いて丸ビルへ。「リストランテ・ヒロ チェントロ」は35階。こういうビルのテナントのお店に対する厳しい意見も聞きますが、まあ、偏見持たずに行きましょう。食事券をいただいたんだし。東京駅側の眺望になるんだね。36階の「福臨門」とかと異なり、皇居側ではなく、以前は残念と思う人も多かったかもしれませんが、今では「東京駅側」というのも十分「売り」になるんでしょうね。僕らは予約時に特段、座席の希望を伝えていなかったので窓側から二列目の席。けど、これの方がまだ良いんじゃない。窓側だと二列目からずっと見られている感じで落ち着かない気もします。まあ、カップルは二人だけの世界で周りが気にならないから良いんだろうね。そんな頃が懐かしいなあ。料理は10,000円相当のおまかせのコースでした。勿論、写真の他にも何品かありましたよ。お酒はグラスシャンパンのあと、白ワインのボトルと赤ワインのグラス。ボトルは10,000円以下のも結構ありました。まっ、確かにテーブル間は狭く、窮屈感は大です。でも、思ったよりもお客さんの年齢層も高く、落ち着いて食事が出来たかな。ご馳走様でした。食事券利用ですから、お酒だけの金額の二人で15,000円くらいで済みました。食事券をいただいた方に感謝しなきゃ。のんびり歩いてホテルまで。今夜もバーに少しだけ寄っておきますか。今回もロビー階ラウンジ横の「ランデブーバー」にしました。オールドインペリアルバーより何か落ち着く感があるもんで。僕は余市が二杯。妻はソフトドリンク一杯。ツマミは無し、と何時もよりは少なめだけどね。部屋に戻ります。僕が先にお風呂(先程記した通りバスタブ一体型だから、まさに「お風呂」って感じ)に入って、妻のお風呂を待ちます。缶チューハイ買っちゃったよ。妻がお風呂から出て来たんでハーフの安い赤ワインで改めて乾杯。はい、今日も楽しい一日でした。感謝、感謝。