若い頃に憧れたものは買わず、結局は今のを「オーバーホール」に。
震災から7年。一方でパラリンピックに選手達が臨み、他でも美帆選手や平野選手、渡部選手が改めて快挙を達成した。ちょっと観点が違うのかもしれないけど、当たり前だけど節目節目に「神妙に」なって「忘れてはいけない」とか言えば良いだけのものでもないよな。其々が実際に日々をどう過ごしているか、なんだろうか。・・・・・・・・・・・・・・僕は「物欲」があまりない。いや、もし潤沢な資金があれば正直「物欲」もあるだろうな。限られた予算の中ではモノよりも旅行や食事を優先するという事だろう。車も随分前に売っちゃったし、家にも身に付けるものにも所謂高価なモノは基本無い。少し違うのかもしれないけど住まいも古くて狭い借家。同じ予算で立地や便利さを優先している。例えば何か1回で100万円の予算があれば、何時もモノに使わず少しプラスして海外旅行に使っている。また、50万円をモノに、残り50万円を旅行にという発想もあまりない。だからかな。お金持ちさんみたいに両方の方はともかく、逆に食事や旅行を我慢して限られた収入の中で失礼ながらある意味「分不相応」?な高価な車や時計を買う方の気持ちは分かる気がするし勝手ながら好感が持てちゃう。・・・・・・・・・・・・・・(まあ、結局は「比較論」ですし「他人の事は否定的に言いたいのが人間の性」ですから、こんな話をすると「えっ、気にしていないのにこんな良いものを身に付けているの~、お金持ち~!」とか「頑張っての結果がこんな旅行かい。ビンボーもんはよ!」とかとか....あるけどね。)・・・・・・・・・・・・・・そう、だから僕は腕時計に対しても特段の思い入れは昔から無い(それこそ中学入学時の「シチズン」ではなく「セイコー」のデジタル時計くらい?)。ですけれども、結婚の前後のタイミングで改めて腕時計を買うシチュエーションで。そう、当時としては「晩婚」だったとはいえ今と比べたら当たり前だけどまだまだ若い時分。当時の僕としてはオメガの「スピードマスター」が欲しかった。オメガ「スピードマスター」。所謂「高級時計の素人さん」、あるいは学生か社会人なりたてくらいの若い奴が欲しがるという事で、嫌らしい表現をしちゃうと「玄人さん」から馬鹿にされがちな腕時計。まあ、僕もそうだったんでしょう。「もう若くはなかったけど素人さん」という事で。それはそれとして、そんな事は考えず当時の大阪の百貨店に行った。そして「スピードマスター」を腕につけた。.......。「白く細い」俺の腕には似合わない....。店員さんも俺も(多分、今の妻もいたと思う)、はっきり言葉にしなかったけど「意見統一」だったと思う。買うと決めて行って止めたくらいだから、よほど似合っていなかったって事なのでしょうな。「スピードマスター」、今はやめておこう....となった。そうなると「シーマスター」だってありえない、みたいな感じとなって別のタイプのオメガを購入。ここで最初の話とつながりますが、今に至るまで基本そのオメガをずっと使っています。そんな中での昨年のある日。ひょんな事から妻と「スピードマスター」の話となり、当時「似合っていなかった」話、今でも同じ様な「腕」だから変わらず似合わないだろう、それでもいい歳になった今でも憧れがある、みたいな会話となった。妻も基本僕と同じで「物欲」無い方ですが、何を思ったか?「買えば良いじゃん。うん、買おう!」と言い出した。酔っていた僕も、「そうか、買うか~。」となりまして珍しくモノに「予算取り」をいたしました。「スピードマスター」自体が上記の様なマイナスイメージも一部ある中、オッサンの「スピードマスター」は特に痛いイメージがあるらしい。一定年齢以上の女性の若作りの服装?と同じ様なイメージ?チト違うか?そりゃあ、ジョージクルーニーは最高に素敵な俳優さんだし、安倍さんも一国の首相だから様になるのだろう。当り前だけど僕なんかとはえらい違いがある。そういう方々が付けるのとは全然違う結果となるでしょう。けど、考えようだけど、基本いい加減な格好しかしていない僕だったら腕時計が何であれ他人からは気にされない?し、所詮は個人の自己満足の話と整理していました。........ですけどね。昨年その事を決めた後に少し他の事情が変わりましてね。「スピードマスター」の予算を別の事に取っておくことになりました。まあ残念ではありますが、「今のオメガをまだ大切に使いなさい」という事かもしれませんね。それに少しだけ久し振りに「スピードマスター」で個人的に気持ちが盛り上がったでけでも楽しい思い出?になりましたよ。とまあ、そういう訳で。今使っているオメガを「オーバーホール」しようかと考えました。購入後相当期間経過していますが、実はこれまで一度も「オーバーホール」したことはありません。ネットとかで調べると「3年に一度」とか必要を感じたら?みたいなよく分かんない説明とかもある。正規ショップに依頼するか他の修理屋さんにいらいするかも色々考え方があるらしい。とりあえずオメガショップの入っている百貨店に行った。そしたらオメガショップではなく修理コーナーへ案内されて話を聞いた。先ずは買ってからもうこれだけ経過して一度もオーバーホールしていないのに今更実施して意味あるのか聞いてみた。まあ当たり前の回答ではありますが、「意味無くはない」。そりゃ、そうですわな。聞いた僕がバカでした。次に料金を聞いたら3~4万円+αとのこと。あれ?聞いていたよりは安めかな。(良く確認しなかったけど、オメガに送るのではなく百貨店の修理工場に送るのかもしれない?)そして別の機会にこれまた他のオメガショップの入っている百貨店で聞いてみたら、(ここでも良くは確認しなかったが)百貨店の修理工場ではなく銀座のカスタマーサービスに送るので直接持って行った方が手数料はかからないとの説明であった。ふ~ん。他の修理屋さんはとりあえずもう考えないとするか。最初に聞いた百貨店かカスタマーサービスにするかだな。時計好きの方には有名な話かもしれないけど、ネットとかで検索するとオメガ、スウォッチGの正規カスタマーサービスの評判って笑っちゃうくらい悪いのですね。まあ真偽のほどは分かりませんし別に確認しようと思った訳でもないですが結局カスタマーサービスに決めました。で、HPとかを見ると「ピックアップサービス」というのがある。ネットで申込すると梱包材が自宅に届けられ「ゆうパック」で送り返し、終了後に自宅に届けられるという。発送後にキャンセルすると1,080円かかるが基本は手数料無料。へ~、これにしようか、という事で申込。先日発送を終えました。後日見積が出て60,480円。まっ、HPの料金表の通りではありました。繰り返しですが、この料金や「どこに頼むか」については色々な考え方がある様です。でもまあ、自分で決めた事なのでこれで良しとしています。ちなみに、オーバーホール中の代替の腕時計。妻の祖父が使用していたオメガ「シーマスター・デビル」をつけています。さすがに未だ渋すぎますか?その祖父の別のもっと良いロレックスは義父が使っていますけど。でも、若い「スピードマスター」も似合わない、渋い「シーマスター・デビル」も似合わない、って。どうなの俺?って感じですね。・・・・・・・・・・・・・・日曜の夜ですから。お風呂に入って「家飲みゴハン」。久し振りに一番搾りで乾杯。ツマミ。鰊漬け。玉子焼き。玉子焼きは昨夜の和食屋さんのお弟子さん?が焼いたのをお土産にいただいた。そして先日、奥さんが吉祥寺東急の「北海道展」に行って買ってきてくれた「鰊漬け」。八雲町の漬物屋さんの。昨秋に池袋西武の「北海道展」でも買った。以前は「北海道展」での「鰊漬け」といえば留萌のお店のが多かったし、吉祥寺東急でもそうだったかと思う。最近はこの八雲町のが結構出てきているのかな。個人的には既製品の「甘さ」はこちらの方が控えめで、家で漬けた「粗さ」「辛さ」を少し感じた気が前回はした。改めて今回はやっぱり商品だから「整った」感はあったけどね。いずれにせよ、この前の年末年始の妻と母が漬けたのが美味いけど。当り前だよね、誰だって家で漬けたのが一番さ。実家の味噌汁と同じだよ。北海道産甘エビの刺身。何時もの魚屋さんではなくクイーンズ伊勢丹にちょうどいい少ない量で売っていたので。後で頭で汁物を。ウインナー。即席で紫キャベツの酢漬けも奥さんは作ってくれた。ビアシュテンゲル。ドイツかあ~。イタリアンのグリッシーニみたいのだね。はい、僕はヨーロッパ好きです。「『未解』のアフリカ」等からも本当にヨーロッパって酷いところもあったけど、逆にだから今はエコとか自然にうるさいのかな?関係ないか。ししゃもフライ。「鰊漬け」と同じく「北海道展」で買ってきてくれたもの。以前、新宿タカシマヤに臨時出店した際も買ったな。同じ鵡川のお店のだと思う。冷凍で家で揚げるだけで簡単なのに結構美味いし好きなんですよ。日本酒なんでしょうが、昨夜和食屋さんで日本酒は結構飲んだので白ワインにする。まあ酔ってきたらどんなツマミにどんな酒でも基本旨くなるものかと。イワシ。これまた魚屋さんではなくクイーンズ伊勢丹で安くちょうど二尾があった。オリーブオイルとレモンで。気分の問題でこれだけでワインと合う気になってしまう。ポルトガル風?先程の甘エビの頭を使った汁物。久し振りかなあ~。子供の頃から好きなんですよ。甘エビ買うのも刺身は正直どうでも良くて、この汁物が目当て。ハンバーグ。プレッツェルと。勿論フリッツも家で二度揚げしてね。ハンバーグも良い肉で作ると家でも十分美味いような。さあ、あとは芋焼酎のお湯割りと昨夜買ったこれらと。はい、なんだかんだ言ってみてもこんなのが酔っちゃうと好きな僕でございます......。