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カテゴリ:Nゲージ ジオラマ
みなさまこんにちは。
大変ご無沙汰となってしまいました。 久しぶりにモジュール製作記をやります^^; 前回までに化粧板の製作まで進んでおりますが、だいぶ間が開いてしまっておりますのでおさらいはこちらをご覧ください。
まだ板の地肌がむき出しの状態ですが、ここに研磨とニス塗りをおこなって高級家具のような仕上がりを目指します。
まず、最初の下地処理です。ベニヤの表面を400番くらいのサンドペーパーで研磨します。 この時。木目にそってペーパーをかけるのがコツです。また、面積が広いのでペーパーを大き目にカットして木端やスポンジを芯にしてペーパーで包むようにすると楽です。
一通り研磨したら固く絞った雑巾で削りカスを除去ししっかりと乾燥させたらいよいよニスを塗ります。
使用するのはこちらの水性ニスです。 しっかりと丁寧に作業すれば美しい仕上がりが得られます。
一回目の塗布 一回目に限った事ではありませんが、薄く均一に塗る事がポイントです。
一回目が塗り終わりました。 十分に乾燥させます。取説によると平均的な気温で90分程で乾燥するようですが、一昼夜養生させます。
一回目の塗布はベニヤにニスを浸透させ下地を作るモノと考えた方が良いです。 乾燥させたら再度400番のペーパーで研磨&拭取りをおこないます。
2回目、3回目と続けてニスを塗ります。2回目と3回目の間は取説の時間で、3回目を塗った後は再び一昼夜寝かせます。
そしていよいよ最終仕上げです。 まず表面を1000番の耐水ペーパーで、霧吹きで水を掛けながら水研ぎをします。 この時に塗りムラや垂れなどはすべて除去します。 いままでの作業が薄く均一に出来ていれば軽く擦る程度で済みますし、研磨を掛ける事で表面は平滑になります。
研磨が終了したら、今までと同じように拭取りと乾燥をさせて仕上げのニスを塗ります。 最後なので特に慎重に塗ります。
そして出来上がりました\(^o^)/ 見て下さい豊かな光沢と、平滑に仕上げられた表面。 敷いてあるゴザの模様が映っています。
写真だと分かりづらいですが、木目も美しく見えます。
如何でしょうか? やはり断面の仕上げは重要と関連書籍にも記されておりますが、実際に出来上がってみると納得です。 特に山など垂直面が多いモジュールは効果てきめんです。
実は鉄研勢にもテクニックを伝授しまして、コンテストに出展した作品もニスで仕上げてあります。 コンテスト後に部室に仕舞い込むと差が目立ちます^^; 会長氏が保有モジュールに同じ処理を施したいと思ったそうです。
この作業、決して難しい作業ではありません。 一つ一つの工程を丁寧に行えば美しい仕上がりが得られますので、ぜひお試しください。
それでは本日はこの辺で、ご覧いただきありがとうございますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月29日 11時13分47秒
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