イグアス行って植樹をしよう!
世界3大滝、というと、かのナイアガラとアフリカのビクトリア、そして南米のイグアスの滝なんだそうです。規模で言うと、ビクトリア>イグアス>ナイアガラ・・だそうでして。その2番目に大きいイグアスの滝で有名なイグアスには、広大な日本人移住地があります。JICAが購入した、当時ほぼ原始林だったその土地を、50年も掛けて、コツコツ開拓し、今は主に大豆と小麦を生産する、大農業地となっているのです。そういう背景もあって、この地は独特の雰囲気があります。そこかしこに、日本語の看板があるし、家の門には、日本語の表札もフツーに掛かっている。公園には、大きな鳥居があるし、国道沿いの、ごくフツーの食堂に入ると、メニューには、Ramen,Yakimeshi,Onigiri などの名前が並び、テーブルの上には当たり前のように、チューブ入りのワサビと醤油と、七味トウガラシが置いてある。お昼をそこでいただいたのですが、ラーメンを注文したら、付き出しに、小さな器に入った日本そばが出て、ラーメンにはチャーシューとかまぼこがちゃんと入っていて、食後には、パラグアイ人のおねーちゃんが、アルミの急須で、お茶を出してくれましたっけ。宿泊したのは「福島旅館」ですしね。この独特な雰囲気を活かして、「観光地化」も進めているのだそうです。イグアスの滝を見学したついでに、移住地体験、という。うまくいくと、いいですけれど。ここで、植樹をさせてもらいました。イグアスの将来に向けて、植樹をしていこうと、ここは、有名・無名にかかわらず、希望すれば誰でも植樹をさせてもらえるのです。で、やらせていただきましたよ、私も。植えたのは、Lapachoという、日本名は「いっぺい」の苗木。50年も経てば、大木になるのだそうです。大木になった、「マイ・木」を見に来る機会があるとは思えないけれど、自分が植えた苗木が、南米の大地で育って行く・・。なんとも、夢のある話じゃないですか。これもうまく、観光プロジェクトに組み込めるといいですよね。「イグアス行って、自分の木を植えよう」若者の間で、流行らないかな・・。★写真は、その私の木! ちゃんと名札も付けてくれます。